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【あらすじ】#1「箱入り娘のクリスマス」中江有里脚本。
クリスマスが誕生日の森田未来(星井七瀬)は家出をする。そんな未来に付きまとって来る女の子:レン(伊藤沙莉)。最初はレンを邪険に扱っていた未来だったが、レンと色々な所へ向かう内、未来はレンに家出した理由を話し始める。
母は自分を産んですぐに死んでしまった。誕生日・クリスマスは母の命日。でも父(山崎一)は自分にケーキを用意していた。だから家出した。レンは未来に母の墓参りを提案。
未来は母との思い出がないから墓前で言葉もない。そこへ父がやってきて母からの手紙を渡す。「あなたが元気でいてくれれば悔いはありません」
いつのまにかレンは消えていた。未来の母の名は廉子。
#2「いもうと」渡辺千穂脚本。
明日香(長谷部優)は姉:今日子(西山繭子)と充(唐橋充)の結婚を期に家を出る事にした。家は今日子と充が住む予定。明日香は充が好きだったが、今日子に充を取られたと思っていた。
充は、今日子がマリッジブルーだと話す。明日香は充を家に泊め、駆け落ちを期待する。だが充は今日子への想いを語り出すのだった。
翌朝、充は式場へ。今日子は明日香のために料理ノートを持ってきた。今日子と充の新しい表札を掛ける明日香。
【感想】△
中江有里脚本というだけで視聴した番組。#1だけ担当だと知らず#2も録画したのでオマケで書いておく。#1はレンという母の霊を通して未来への母の想いが綴られる。特に捻りもなくオーソドックスな展開。
一応、外出にも許可が必要だった箱入り娘が家出するという冒頭だが、主演の星井七瀬の演技には家出という重大決意とか悲壮感とかは全くない。顔付きがほんわかしてるからか、このドラマ全体が優しい基調だからか、惹きつけられるものもなく終わってしまう。
レン役の伊藤沙莉は「女王の教室」にも出てた子。声の低さが特徴。ちょっと悪戯好きな演技は上手い。
なぜ小学生の女の子が母の霊なのかが不明。未来か廉子にとってこの年頃に何かの転機があったとかなら分かるが。単に女の子なら未来が本心を話しやすいという理由だけなのか。
結局、レンが母だった事は父の持ってきた手紙で分かり、レンが成仏?するオチなのだが、これだと未来の前に現れたレンの果たした役割が薄まる。レンが母の想いを伝えるか、父が手紙で伝えるかは、父との和解も入れないといけない点を考えると、どっちもどっちか。
#2の方も、姉妹での未熟な三角関係というベタな展開。妹の方がずっと片想いでしたというオチ。マリッジブルーな今日子も、駆け落ちを期待する明日香も、今日子との不仲を口にする充も、結局は変わる事への不安を抱えているだけだった。
本心では、今日子は明日香の身を按じており、明日香も今日子の幸せを願っており、充は今日子を愛していたのだった。だから収まる所に収まって終わり。山場も何もない。
オープニングはこれからの話にも出てくる主演アイドルらが、勢揃いで歌っている。ちょっと引いた(笑)。丹羽多聞アンドリウがプロデュースの番組なので、黒川芽以・堀北真希らを売り出した「ケータイ刑事 銭形シリーズ」商法。とりあえずアイドル出しとけば誰かが後々売れて、自分の目利き神通力が大きくなるだろ的な、いかにもテレビプロデューサーらしい安直さが…。というか、どうも無理して若者受けするよう合わせてる感じがする。
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