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【あらすじ】糸色望はマルチ健康食品会社のエリートサラリーマンだったが、革命的宗教団体ハマショー(浜辺でしょうべんを被りながら色んな事をしちゃう教団)から背信者だと追われ、海に逃げたが着いた島はハマショーのアジト。オケラ男に改造手術され崖から転落、足○岬に漂着した所を助けられ、女学校教師として赴任。
左翼ゲリラ
早速、変なあだ名を付けられ絶望した糸色望は自殺を図るが、神聖鼻血ブー帝国の娘との偽装結婚を勧められるのだった。
世にも可哀想な不登校少女:日塔奈美が2のへ組に登校してみると、担任も不登校。その担任とは超ネガティヴ教師で自殺未遂癖:糸色望。そこは32人の絶望生徒がいる絶望教室。
被DV疑惑少女:小節あびる、難民少女(不法入国):関内マリア太郎、几帳面粘着質少女:木津千里、人格バイリンガル少女:木村カエレ、毒舌メール少女:音無芽留、加害妄想少女:加賀愛、見たまま少女:三珠真夜、ネットアイドル:ことのん、カップリング中毒:藤吉晴美などがいた。
不下校ひきこもり少女:小森霧と学校に残る勝負をする事になった日塔は、下校トロイメライを歌う超ポジティブ少女:風浦可符香の音程破壊に苦しみ、糸色の背後に超・恋愛体質ストーキング少女:常月まといの幽霊を見て逃げ出す。日塔奈美の不登校はインパクトの薄い「普通」の事とされた。
【感想】○
第1期から僅か3ヶ月をおいての第2期スタート。やはり第1期11話と12話の入れ替えは第2期の制作が決定したからだったか。
第1期において安倍内閣辞任と重なった社会風刺アニメ:さよなら絶望先生。この第2期において福田内閣も倒れれば、いよいよ「倒閣アニメ」という新ジャンル伝説を作り出すか。その可能性が全く無いわけでもないから恐ろしい。
第2期初回は糸色望が教師になる経緯。あまりにも波乱万丈で絶望的な半生のためか、あらすじを書くのが難しい(笑
金儲けを企み人を騙してばかりのサラリーマンが、社会革命でハマショーの世となった事に気付かず、その社会をオカシイと言ったばかりに、騙される側の多数のハマショーから追われる身となる。一切を失いオケラ男となっても逃げ続けた糸色望は、世の流れに逆らうゲリラ的で右向け右でない左翼となった。
以上が左翼ゲリラの解釈。そして戦後日本の教師というものは、軍国教育から一転して平和教育を信奉し固執している内に、右に寄っていく社会から取り残され、もはやゲリラ的に君が代不起立で抵抗する左翼主義者だとされている今の姿を端的に表す言葉、それが左翼ゲリラ。
うやむやで教師になった糸色望のあだ名を通して、現代日本の真面目な教師の状況を痛切に皮肉っている。
Bパート。不登校を演じた普通少女:日塔奈美。もっと強烈なキャラクターのいる絶望教室の面々から、不登校が「わりと普通」だと結論付けられた。これも、統計的には各クラスに1人は居る不登校児の存在が常態化して「普通」の現象になっている事への皮肉。
何でもキャラで考える今流行りの「キャラ立ち」思想では、不登校なんてインパクト弱い部類に入るが、この思想で不登校問題がどうにかなるものでもない。
キャラ立ちはそのキャラでない人々によるレッテル貼りで理解→安心させるためにあり、自分で自分のキャラを付ける(アピールする)場合も、他人から見た自分を早く覚えさせる効果しか持たない。その「キャラ」の是非や「キャラ変更」に伴う当人と演じる自分との乖離、それがもたらす未来への問題蓄積といった事まではカバーし切れない。
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