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【#23 あらすじ】「最強ロボ・カシマC登場!!」
宇宙のゴミが再結集してゴミモンスター復活。地球に急降下しダイカイテンと激しい打ち合いに。秘密結社エイブランのシスターB(桃井はるこ)は幹部のクマさん達に修理を命じ、イタズランIIも修復完了。戦線に加わる。
「シスターB、行っきまーすっ!」
2対1でゴミモンスターを追い詰め、トドメのお仕置きビームを放とうとしたシスターBだったが、ジェニー(野川さくら)が自分の悪口を言ったとゴミモンスターからそそのかされ、ダイカイテンをイタズランIIとクマさん達が攻撃。ゴミモンスターによる仲間割れ作戦は成功。
ボンバーヘッドで戻ったジェニー・アキラ(小林ゆう)・なでしこ(桑谷夏子)に、ISPのMr.クラウンは最後の切札としてカシマCを授ける。
「伝説が今、始まる…」
【#23 感想】◇
これはもう『三大怪獣 地球最大の決戦』。平成ゴジラシリーズの川北紘一監督だから出来る本格的な特撮作品に仕上っている。最強の宇宙怪獣の飛来に対し、地球怪獣が結束して戦った展開も似ている。
宇宙怪獣キングギドラはゴミモンスター。地球人の味方のモスラがジェニー達のダイカイテン。地球を荒らし回っていたのに味方に転じたゴジラはシスターBの操縦するイタズランII。同じくラドンはクマさん達か。
ゴミが集結して出来た異形のゴミモンスターの脅威に、地球上のオシャレとスイーツ撲滅を狙っていたエイブランのイタズランIIが立ち向かう。何度破壊されてもリユース精神で復活するイタズランII。だが復活という点ではゴミモンスターと同じ。
そこにゴミモンスターが突け込み、イタズランIIとダイカイテンは仲間割れ。破壊されると使い捨て、新型を繰り出してくるISPとスイーツエンジェルスは、ゴミモンスター・イタズランIIとはむしろ敵対すべき間柄。
使い捨て文化のISPとスイーツエンジェルスは、リユース精神のエイブランを「かわいくない」と思っており、地球人の意思が統一されていない。さらに新型:カシマCを投入する地球人達。決着は最終回に持ち越し(記事は来年に持ち越し…)。
主観映像の多様で迫力を出そうとしていたり、見た目に寄らず軽快な動きをするゴミモンスターなどに苦心の跡が。で、カシマCはどう見ても人が入ってるでしょ、あれで人じゃなかったら逆にビックリだよ、というくらい軽装備で機動力だけはありそう。
【#24 あらすじ】「古城への招待」
エイブランの社員旅行を要求するクマさん達を黙らせたシスターBへ、古城への無料招待券が届く。「古城のくせに古い」古城へ入るエイブラン。
老婆が出迎え、紅茶とケーキを御馳走するが、老婆はお化けになりシスターB達は逃げる。首無し騎士や骸骨お姫様にも遭遇。
実は老婆:なでしこ、騎士:アキラ、お姫様:ジェニーで、エイブランを懲らしめていたのだった。そうとは知らずシスターBはジェニーのリモコン蝋燭に追い掛けられ、クマさんはなびくカーテンの餌食、クマくん・クマちゃんはなでしこ姿のロクロ首から逃げ惑う。
古城から逃げ出したエイブラン一行を笑うジェニー達。だがテーブルに戻って見ると、そこには本物の幽霊老婆・首無し騎士・骸骨お姫様が座っていた。
【#24 感想】◇
スイーツエンジェルスの仕掛けた罠にまんまと引っ掛かるエイブラン。資金難という弱点を利用され、タダに釣られて怖い目に遭ったように見えるが、シスターBの優しさという要因も見逃せない。
社員旅行の要求を一蹴したシスターBだったが、実はクマさん達の福利厚生を気に掛けている秘密結社のリーダー。無料招待券といういかにも怪しげな物に誘われてしまう。悪のリーダーなのに他人の善意を信じてしまうシスターBは心優しい人物。
恐怖体験では自分の嫌がる物・または逆に望む物が見えるとされる。ロウソクに追い掛けられたシスターBは、自分は悪・闇の存在だと思っているが、たくさんの光を浴びたいとの潜在意識を持っているのだろうか。
なびくカーテンに怯えたクマさんは、確固たる意思を持とうと思っているが、シスターBにこき使われ他のクマと同調し、なびいてしまう弱い自分に恐れている。
ロクロ首に襲われたクマくん・クマちゃんは、そこになでしこを見た。実はスイーツエンジェルスに入りたい・なでしこのように音楽をやりたいと思っているが、ロクロ首という長い物に巻かれてしまい、エイブランを辞められない。
老婆:なでしこ、騎士:アキラ、お姫様:ジェニーになって、最後には本物を見たジェニー達も、それぞれの願望と恐怖を体験している。
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Kawaii!JeNny かわいい!ジェニー Vol.1(エピソード1・2)
Vol.2(エピソード3〜6)
Vol.3(エピソード7〜10)
Vol.4(エピソード11〜14)
Vol.5(エピソード15〜18)
Vol.6(エピソード19〜22)
Vol.7(エピソード23〜最終回)
【あらすじ】小田急線が通過しまくる街:東北沢。リーガルは自家製カバンや激安の革製品を製造販売。安くし過ぎて本家とケンカになったが店名はそのまま。元陸軍兵の店主は1〜3時グーグータイム。三村は自作歌を見せられ大竹と大江麻理子アナは外へ。
大竹「聞いてる内に俺がグーグータイムになっちゃった」
渋谷区大山町へ。キーボードタイプのインターフォンの家。大山児童公園で恐竜滑り台にハマる三人。健康の散歩道は足裏刺激の敷石。小田急地下工事のため作業員に挨拶。町内地図で潟tジテレビ発見。
三村「うちらのライバルのガリレオ撮ってるかも」
あずまの椅子に座ったりして潟tジテレビ到着。若干品の無い人達の歓迎を受けたので入らない。アクエリアス通りには黒ウーロン・伊右衛門が混入。「町の床屋さん なお」は以前ホリプロ側の目黒の千石で働いていた早川さん。バカルディ低迷期の三村の髪も刈った。劇的な再会で三村握手。さまぁ〜ずライブ6も進呈約束。
一生無休スナック:チェリーは財津和夫ファンの女店主が将棋対局中。上島竜平・有吉らも来店するらしい。素人の上手いのがもの凄く気持ち悪いからカラオケやらせない。終了前に伊藤P登場。東宝さん熱望で番組DVD実現。特典エンゾウあり。正月特番のモヤモヤさまぁ〜ず2 特別版と北新宿・東中野・月島・東麻布・ハワイ1234・北赤羽を収録した2枚組モヤモヤさまぁ〜ず2 DVD-BOXが同時発売。
Toy&Hobbyきりん堂で黄ばみファミコンキーボード発見。テレシーバーは感度良好。ベーゴマでチ○コ巻きとマ○コ巻き。電気工に挨拶。「だいます」にはイラつく子供の顔でなく店主:増山裕子さんのキーッ顔がロゴ。さんまーずも食べおさめ。カキフライの熱さに悶える大江アナ。
駒場東大前駅で子供の遠足に遭遇。十字架おしりかじり虫のかかしコンクール作品。樫野兄弟商店がケルネルたんぼで4回優勝。優勝作品は無残な死体に?ではなくコマバウワー。たかはしとおいかわは隣同士で駄菓子屋。おいかわに真似されたたかはしギクシャク。優香が好きなモロッコヨーグルト食べても意味分からない。
広い店内の喫茶イーグルでシメ。来年は北京オリンピックだから北京ロケ?後日「入社以来ミニ枠をやってみたいと思っていた」伊藤Pが他局に出現。年末年始は『ミニミニさまぁ〜ず』計17回決定。さまぁ〜ずがテレ東ミニ枠をジャック!!
【感想】○
やっぱり国内は良い。言葉が通じるから掛け合いになるし、深く掘り下げられるし。今回の見どころは様々な表情を見せる女店主。そして歴史を感じさせる男店主。ただ、年内に放送を納めるためかテンポが速かった。3週でも行けるのを2週に凝縮した感じ。
リーガル店主は戦後の生き字引。戦争行って進駐軍のいる日本の時代から手に職つけ、本家とケンカし自家製に転じ、原価同然の価格で商売を続ける。気骨がある。大竹が「ラム革だからね」とつぶやいたが、これはテレ朝「ミドル3」でくりぃむ上田が昔こだわっていたラム革ファッションでの口癖。三村は忘れてるのかスルーしてた。
大きな歴史を知るリーガルに対して、床屋の早川さんはバカルディ時代を知る歴史の証人。素晴らしい笑顔で出迎えたが、劇的な再会からだとすれば納得。三村も大感激。低迷期バカルディで誰からも相手にされず卑屈になっていた時代だったらしいが、そんな時に通っていた床屋の人が覚えてくれた(髪の毛のクセまで)となれば感激するだろう。
歓迎の姿勢でも潟tジテレビのように大騒ぎすると、逆にさまぁ〜ずは引いてしまって入っていかない。車を避けて路地に入ったり、子供の大群に背を向けたり、この番組のテイストを守ろうとする逃げの姿勢が良い。
カラオケ嫌いのチェリー女店主に激しく共感。歌はプロのを聴くに限る。素人の歌は気持ち悪いし失礼だと思う。上手いともっと気味が悪い。順番が回ってきてそんな気持ち悪い行為を自分もしなければならないカラオケがキライ。でもそんな意見をリアルで主張しても誰も理解してくれないから、ブログで表明するしかない。
ベーゴマで大江アナが派手に失敗したが、もう大江が不器用でこうなる事は予想できてたから、三村も大竹も特に反応しなくなっている。大江アナも失敗・終了きっかけキャラが板についてきた。店の女性が商品の状態をあまり把握できてないというのも、過去に何度もあったパターン。
だいますの増山さんはベリーショートなのにめっちゃ可愛い。映画ノイズのシャーリーズ・セロンみたいと言ったら誉めすぎか。ロゴのキーッ顔とのギャップも良い。ここでの大江の悶絶はテレ朝「さまぁ〜ず・さまぁ〜ず・さまぁ〜ず」の“今熱いものがアツイ!”コーナーでの三村を思い起こさせた。
駒東のかかしは有名と言えば有名。都心部では珍しい歴史あるケルネル田んぼで筑駒の生徒が稲作したり。コマバウワー(駒場+イナバウワー)のインパクトは強烈。かかしは真っ直ぐ立っているものという概念があるために、あの状態を見たら誰でも死体だと思ってしまう。
ライバル駄菓子屋で姿を隠す女店主は、ギクシャク関係のダークさと相俟って良い雰囲気を出していた。出てくると一般的なせっかちな駄菓子屋のおばちゃん。モロッコヨーグルトを優香が好きだというのは、本人が志村けんの番組でも話していた記憶がある。その時も志村けんは分からないと言っていた。ちなみに筆者も食べた事があるが、やっぱり分からない味と食感だと思う。胸やけはしないけど。
で、『ミニミニさまぁ〜ず』全部録画できる自信が無い。17回終わってから改めてまとめて放送するとの情報もあるが全く同じかどうか。さっき1回目(3分料理)が放送されて、視聴してみたが、大竹の料理に「うまい」と言った三村。そこで照れ笑いした大竹が可愛い過ぎる。やっぱ見逃せない。
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モヤモヤさまぁ〜ず2 特別版
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【#21 あらすじ】「改良イタズランII」
「あれは何だ?鳥だ!飛行機だ!いや、スイーツエンジェルスだ!」
スカイスワロウのジェニー(野川さくら)、サブマリンGFのアキラ(小林ゆう)、グランドリルのなでしこ(桑谷夏子)はゴミモンスターに攻撃を仕掛けるが、布団叩きで弾き返される。
その時、壊れたイタズランを再生し、赤い塗装でパワー3倍になった秘密結社エイブランのイタズランIIが登場。操縦するシスターB(桃井はるこ)を応援する幹部のクマさん達。バカらしくなって「うどん食べて寝ちゃおう」とジェニー。その後、イタズランIIも破壊される。
ISPのMr.クラウンから新兵器の存在を聞いたジェニー達は、裏の空地にあったダイカイテンで参戦。大の字バリアー、ハイパー頭突き、反重力 送り火 大文字アタックでゴミモンスターを宇宙に送り返す。
【#21 感想】◇
宇宙へ捨てたゴミから産まれ、地球で暴れるゴミモンスターへの反撃の回。今回も決着がつかないが、それは地球人のゴミに対する意識が変わっていないからだとの解釈が可能。
ジェニー達スイーツエンジェルスは、飛行メカで攻撃するがすぐにやられ、乗り捨てて帰還。新兵器があると聞くやそれに飛びつく。新しい物を求め続ける使い捨て文化の申し子達。
Mr.クラウンはそんなジェニー達に「すぐ壊すから」与えたくないとの態度を一応は取るが、ジェニー達の操縦を実力で止めるでもなく、壊れた飛行メカを回収するでもなく、新兵器開発に専念している。
一方、#1で壊れたイタズランを回収・再生したエイブラン。ゴミにしないリサイクル精神は立派だが、その根源思想は資金難から来る貧乏性で、戦いに勝って目立ちたいとの貧祖な動機だった。リサイクルの成果を自己アピールにしか使っていない。
そしてISPの新兵器:ダイカイテン。京都の五山送り火の大文字から着想を得て、送り火アタックでゴミモンスターを宇宙へ送り返した。しかし、送り火とは死者の霊をあの世へ送るもの。所詮ゴミは現世には不用で、地球人にとってあの世である宇宙へやれば解決するとの考えが透けて見える。
結局はゴミを宇宙に投棄していた政府と同じ結末であり、問題は解決していない。よって次回もゴミモンスターは復活するのだった。
【#22 あらすじ】「三匹の小熊」
シスターBの横暴から逃れたクマさん達は、樹海での自立した生活を誓う。そこへハイキングで樹海に迷ったジェニー達が水と食料を要求。わらの家のクマちゃんは敵への援助を断り、なでしこが合気道で家を破壊。
クマくんの木の家もブラックベルトのアキラが粉砕。パンを得るもスイーツを求めてジェニー達は鉄製のクマさんの家へ。これは破れず、逆にクマさん達から砲塔で反撃を受ける。
子犬ロボ パピーを中継しISPと連絡したジェニー達は、Mr.クラウンのVTOL機からフェアリーテクターを送られ、ダイナミックシュート、スイーツアロー、シャイニングバトンフラッシュでクマさんの家を撃砕。しかし樹海に置いてけぼり。
エイブランのアジトに戻ったクマさん達に、夕食を用意して優しく迎えるシスターB。だが極辛の調味料を入れているシスターBだった。
【#22 感想】○
「三匹の子豚」物語を上手くアレンジして作られた話。というかこの話をやるためにクマさん達は三匹いたのか、と思わせるほど良く出来ている。
「三匹の子豚」は横着せずにしっかりした家を作ったブタの命が助かる話で、煙突から入ってくる狼を釜ゆでにするなど、知恵と賢さも教訓として提示されている。
対して「三匹の小熊」は、力こそ全てのもっと恐ろしい世界が描かれており、かなりブラックな内容。だがジェニー達の破壊行為も、クマさん達の大砲での反撃も、相互のコミュニケーション不足から来ていて、穏やかに話し合う重要性が提示されている。
クラウンから装備を得たジェニー達だったが、意思の疎通が完全でなかったために樹海に置き去りとなった。一方、夕食を用意され「シスターBもボク達が必要なんだ」と悟ったクマさん達だったが、それは意思の疎通が出来ているとの都合の良い思い込みに過ぎず、極辛料理を食わされる運命にある。
敵味方、味方同士のどちらでも、話し合いや連絡で意思の疎通が大切との教訓。
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Kawaii!JeNny かわいい!ジェニー Vol.1(エピソード1・2)
Vol.2(エピソード3〜6)
Vol.3(エピソード7〜10)
Vol.4(エピソード11〜14)
Vol.5(エピソード15〜18)
Vol.6(エピソード19〜22)
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【あらすじ】伊達政宗は18歳で家督を継ぐや、僅か5年で114万石の東北の覇者となった。だが天下の趨勢は豊臣秀吉にあり、天正17(1589)年の小田原攻めの翌年に秀吉に屈し、国替えで58万石。それでも鉱山開発を進めた政宗は経済力を付け、再び天下を視野に入れる。鉱山の技術者はキリシタンで宣教師だった。
慶長5(1600)年の関ヶ原以降、徳川の世となったが政宗は仙台城を築き、南の防衛も固めた。政宗を恐れた家康は江戸城などの普請を次々と命じ、伊達家の経済力を奪っていった。海外交易に活路を見出そうとした政宗は、慶長18(1613)年にサン・ファン・バウティスタ号を建造し、支倉常長をスペインに送り出した。
太平洋を渡りメキシコ経由でスペインに着いた常長は、1615(慶長20)年に国王フェリペ3世に謁見。自由貿易と布教歓迎の意を示し、政宗の領地をスペインに差し出すとまで申し出たが交渉は進まなかった。ローマからの支持も取り付けようとローマ教皇との謁見も果たすが色よい返事を得られなかった。
元和2(1616)年に家康が倒れ、政宗に謀反の疑いが掛けられる中、常長は元和6(1620)年8月24日に帰国。交渉の失敗を報告し、政宗はその日の内に領内でのキリシタン禁止に踏み切った。以降、幕府によるキリシタン禁止、大型船建造禁止、海外渡航禁止、外国貿易の幕府管理などの鎖国政策が強化されていく。
【感想】△
秀吉・家康に面従腹背で天下を狙い続けた伊達政宗の、最後の望みだった慶長遣欧使節団。その目的はスペインとの貿易だけでなくキリシタン勢力との連携にあった…という話。キリシタンとの繋がりを重視したために政宗の野望が中心に来て、使節団の模様が薄まり、どっちつかずになった印象。
鉱山開発や製鉄の技術をキリシタンが持っていて、それを重宝した政宗がキリシタンに保護的な姿勢でいた事、スペインとの交易でもキリシタンへの理解を最大限に示していた事は分かった。だがあくまでもキリシタンの持っている技術が政宗にとって第一で、スペインへの領土献上やキリスト国家の建国などは本音ではなかったのでは。
番組内では宣教師ルイス・ソテロがスペインに宛てた手紙の、「政宗は、迫害を受けている日本の30万人のキリシタンの力を得て幕府を倒し、みずから皇帝となって帝国を築こうとしている」との部分を強調していた。しかしこれも、ソテロがスペイン国王に取り入ろうとした言説に思えてならない。
解説者:平川新教授も、「これが事実だとしたら政宗の大胆な考え」と述べ、キリシタン重視に傾く番組のスタンスに一定の歯止めを掛けていた。学者の言う「事実ならば」との条件付きは、はっきり言ってその可能性に否定的という事。
スペイン国王の下には幕府によるキリシタン迫害情報がもたらされており、遠い日本での布教に利益が少ない事が分かっていたために支倉常長の使節団は厄介者扱いされた。同時に、伊達が徳川を倒せるほどの勢力でないとも思われていたのでは。
色よい返事をしなかったスペイン・ローマだが、その時歴史が動いた:島原の乱では支援するかのような手紙も出している。だが実際には何の援軍も出さなかった。南蛮人の手紙と実際の考え・行動には大きな差がある。ソテロの手紙も同様に大口を叩いただけと見るのが妥当だろう。
そんな文化の国だからこそ、支倉常長の領土献上演説も話半分であしらわれたのだろう。そして政宗や常長も、どこまで本気だったか怪しい所がある。天下さえ取れば方針転換などいくらでも出来る。秀吉も家康もそうしてキリシタン禁止を強化していったのだし。
明治より250年も前に自国の大型船で太平洋を渡り、欧州まで行って帰ってきた偉業には信じがたいものがあり、個人的には支倉常長の使節団の苦難の旅路や、欧州での生活ぶりなどを知りたかったのだが、そこまで網羅されず残念。
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支倉常長―慶長遣欧使節の悲劇
支倉常長―武士、ローマを行進す
支倉常長 慶長遣欧使節の真相―肖像画に秘められた実像
図説 伊達政宗
史伝 伊達政宗
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【#19 あらすじ】「ゴミモンスター」
ショッピングを楽しむジェニー(野川さくら)の所へ宇宙人ピーちゃんが降下し、地球人が宇宙に捨てたゴミから産まれたゴミモンスターが暴れていると警告。スカイスワロウに乗って宇宙まで確かめに行くジェニー。
「宇宙を汚す奴なんて人間以外にいると思っているのか!?」
怒ったゴミモンスターは地球で暴れる。だがモモーイのティッシュ配りバイトをしていたシスターB(桃井はるこ)が汚れを拭いてあげ、感動の涙を流す。甘えてシスターBの子守唄の中、眠りにつくゴミモンスター。
その隙に使えそうな電化製品を外して売却し、秘密結社エイブランの活動資金にしようとしたシスターB。再びゴミモンスターは暴れてエイブランを吹き飛ばす。今度はスイーツ・エンジェルスが分別処理すると説得するが応じない。
【#19 感想】○
このゴミモンスターのエピソードは結構続くらしく、どうやら脚本:浦沢義雄はこのエピソードに注力する模様。#5の宇宙人ピーちゃんが再登場し、人類が抱えるゴミ問題への警告を本気で(笑)やろうとしている。
その#5記事で「ゴミの最終解決は宇宙に捨てる事だとの、どこかの主張に真っ向から反論する内容」と冗談半分に書いたが、怖いほどその読みは当たっており、今回は宇宙に捨てられたゴミからモンスターが産まれてしまった。
政府が極秘裏にゴミ専用ロケットを使って宇宙に捨てていたのが真相。そのゴミは分別回収や資源化など行われず、ただただ宇宙投棄をしていたわけで、ロケットで捨てる方が分別・リサイクルより低コストだとの政府判断なのだろうか。
最初は人間がゴミを宇宙に捨てているわけがないと思っていたジェニー。政府がそんな事するはずないと信じていたMr.クラウン。ゴミは行政がちゃんと処理しているだろうとの甘い認識に安住し、ゴミの行方に関心を持たない人々の象徴として描かれている。
自分達が出した物なのに、臭い・汚いと言って逃げ惑う人々に対し、シスターBは自ら近づいてゴミモンスターに優しく接する。シスターBやクマさん達は被迫害者だとの解釈をこれまでも書いてきたが、ゴミに対しても嫌われ者同士、相通ずるところがあったのだろうか。
しかしシスターBは困窮した資金のため、家電売却を考えていたのだった。もったいない精神のリユースという分別・再資源化とは別の手段が提示される。だがそれも使える所だけ使うという人間のエゴであり、ゴミモンスターの怒りを鎮めはしなかった。
最後にスイーツ・エンジェルスが分別処理を提案するが、せっかく集まったのに!とゴミモンスターは拒否。燃えるゴミ・燃えないゴミ・プラスチック・ペットボトルなど細かい分別負担を強いられる市民と、そのような製品ばかり作る企業社会への皮肉が込められている。
【#20 あらすじ】「なでしこ姫様」
ラメーンを食べようとジェニーやアキラ(小林ゆう)、Mr.クラウンを誘うなでしこ(桑谷夏子)だったが断られ、自分がお姫様だったら打ち首だと想像を始める。
ミスター倉雲に出前を頼み、運ばれたラーメンを毒味した倉雲はカンフー踊り狂死。くの一 美衣之丞がさらになでしこ姫の命を狙うが、ジェニ乃介とアキラ衛門が撃退。その夜、再び暗殺に出向いた美衣之丞とクマさん達。腹痛で美衣之丞が抜ける中、クマさん達はなでしこ姫の寝所を襲うが、ジェニ乃介とアキラ衛門が待ち伏せ。
ラーメンを作るなでしこ姫に道を訊く美衣之丞。危険を悟ったジェニ乃介とアキラ衛門が美衣之丞を斬り、クマさん達がその敵討ち。その斬り合いによって食材やラーメンが吹き飛び、クマさん達は火傷死。
なでしこ姫「ラーメンがぁ…」
現実世界に戻ったなでしこ。ジェニー・アキラ・クラウンがやっぱり一緒にラーメンを食べようとやってくる。だがなでしこは
「もうラーメンは要りませんわ」
と答えてドアを閉める。
【#20 感想】○
遂に時代劇までやったか。ラーメンを食べたいと言い出したなでしこのわがままによって巻き起こされる不幸の数々。妄想のはずだったなでしこのラーメン願望は、いつしか現実世界のシミュレーションとなり、現実の不幸を未然に防ぐためにラーメンを諦めさせた。だがその過程を全く知らないジェニー達はポカンとするばかり。
姫様という立場にありながら、庶民のラーメンを食べたいと言い出すわがまま。予定にない行動によって屋敷に隙が生まれ、そこをくの一 美衣之丞が突く。ミスター倉雲はその犠牲となり、反省したなでしこ姫は自分でラーメン作り。
さらに美衣之丞の攻勢は続き、夜陰に紛れての暗殺行動を招く。しかし姫様がラーメン作りという思いもよらない行動によって、美衣之丞・クマ達やジェニ乃介・アキラ衛門も振り回され、混乱のなか果てていく。
全ては自分がラーメンを食べてみたいと思ったから起きた不幸の連鎖だった。しかも結局ラーメンは食べられず。おしとやかな大和撫子のキャラであるなでしこは、そのキャラを外れた行動はできない・やってはいけないと悟った。
たとえ、周りがラーメンに誘っても自分は断る姿勢が大切。ドアをピシャリと閉められ、呆気にとられるジェニー達を他所に、なでしこのキャラはこうして守られた。
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Kawaii!JeNny かわいい!ジェニー Vol.1(エピソード1・2)
Vol.2(エピソード3〜6)
Vol.3(エピソード7〜10)
Vol.4(エピソード11〜14)
Vol.5(エピソード15〜18)
Vol.6(エピソード19〜22)
Vol.7(エピソード23〜最終回)
【あらすじ】建国の父:トーマス・ラッフルズ像と採掘者像からロケ2日目。ボート・キー地区で銅像アフレコ。デカいサンダル像、社長と秘書像、橋から飛び込む裏キン像。アイス屋でおっぱい出してマンゴー勧めるおじさん。
ビル内の地元スーパーにはティナ・ターナー来店のクリーニング屋。中山秀征・中村江里子来店のFLORIMAでインドネシア式ゲップ・マッサージ受ける。
三村「絶対コーラ飲んでんだよ」
大竹「昼に餃子食ってたら最悪だけどね」
チャイナタウンで大竹をガイド役にメジャースポット観光。「CHINCO MANCO MINT」のアイス屋。出口には鐘鳴らす猿似のアイス屋。郊外でガラクタだらけのフリーマーケット。つぶやき似の人の写ってる香港観光記念皿。一星球ドラゴンボール発見。とれ高サイコロ「シンガポールショートコント」。そのサイコロあげる。
再びボート・キー。Jass's Collectionで獅子の操り人形とタイガーTシャツ購入。小便小僧のあるLogoにてタイガービアで乾杯。三村チンコアラーム振り失敗。あまり買い物せず食べもせずシメ。
翌日、タイアップのメリタス・マンダリンホテルの紹介撮り。No.2ウン・ソックヒアさん案内でサイコロの力を借りてリポート。29Fスイートルームでケント・デリカット、田中邦衛、淡谷のり子が乗り移り。別部屋で曙、貴乃花、テレサ・テン、柴田恭兵、森進一。
35Fでヤング料理長の北京ダック。昨日の夜、何かあった体の三村と大江麻理子アナ。マンダリン・チキンライス食べながら三村無視指令。しんどくて大江泣く。AD中田がしれっと美味い飲み物:オレンジ運ぶ。
西荻窪ロケ最後にチャリで12キロのつぶやきシロー登場。汚いままの皿を土産として渡す。マネージャー爆笑。
三村「あいつ災難だな」
【感想】◇
色々な顔を持つシンガポールのロケ2日目と、まさかの3日目はタイアップしてくれたホテルの紹介。色々と回ったのにシメで「忘れたけど」「憶えてない」と同時発言するさまぁ〜ずの2人。観ているこちらとしても、とりあえず笑えたけど何か心に残るものがあったかといえばそうでもない。
ボート・キー地区での銅像アフレコは、そこになぜ銅像があるのか、どんな意味を持つ銅像なのかが分からないから、勝手にアフレコをして楽しむ。同様にゲップ・マッサージも、体の空気を吸い出すからゲップすると説明されても理解不能。それが本当に体に良いのかも分からない。
大竹は終始、懐疑的で(当然)、三村から大江にカメラが移った途端に三村側のゲップが止んだのを見逃さない。わざとやってるとツッコミ入れるが、言葉が通じないからこそ、その場で言える事でもある。
日本では放送禁止用語かと思えた「CHINCO MANCO」のアイス屋の呼び込みも、イチゴ・マンゴーの聞き間違い。言語が違えばこれも放送OK。一方、日本のドラゴンボールはシンガポールにも進出しているのか、一星球があったりする。
よく知らずにシンガポールに来て、シンガポールらしくない所をメインに回ったから、香港観光の皿を土産に購入。香港もシンガポールも一緒じゃない?違いはどこ?との潜在意識がこの皿を購入させたのかも。もろに中国っぽい獅子の操り人形も同様。
大竹ガイドの帽子被れない・お土産いらない・銅像は売り物などの案内は、どことなくバカルディの教習所コント(大竹が教習官で生徒の三村にギア動かない・ハンドルは飾りとか言う)を思い起こさせた。
タイアップホテルをサイコロに従ってレポートする企画は、笑いの取れ方としてはかなり成功していた。ホテルの紹介になっていたかは微妙だが。こういう変化球でもいつもの直球とあまり変わらない…と大竹が評していたが、この認識で変化球を多用すると番組的には危険。あくまでも直球主体で街ブラを。
三村無視で大江が涙したが、あれはわざと泣いたと誤解される可能性のある涙。心の痛みと泣きの感情が深い所からジワジワ来る類で、無視の状況を反芻している内に涙が出てきたもの。何度も反芻する前に別の話題になれば涙は出ない。
だが三村も大竹も別の話題に移らなかったため大江は涙するはめに。もしくはAD中田がもっと早くオレンジを持ってくれば泣きにならなかった。ま、泣きのシーンがあった方が良いのだけど。
つぶやきシローお土産シーンは登場時間短めで、テレ東深夜番組でよく見かける光景。「シンボルず」での合羽橋に河童姿のイジリー岡田を呼んだのに3分で終了とか。裸ラッパも全身黒塗りさせておいてすぐ終了したし。
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モヤモヤさまぁ〜ず2 特別版
モヤモヤさまぁ〜ず2 DVD-BOX
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【あらすじ】昭和20(1945)年8月15日に日本はポツダム宣言を受諾したが、宣言には軍人の帰国が明記されていただけで、民間人については示されていなかった。8月31日の終戦処理会議で日本政府は「在外邦人は現地に於て共存」との方針を出し、日本の人口の1割:660万人は異国に置き去りとなった。
特に200万人がいた満州では、8月9日にソ連軍が侵攻するや関東軍は南方に逃れ、捕虜となった男性60万人はシベリア抑留。女性・子供・老人には中国人とソ連軍による略奪・暴行を受けた。それを逃れるため長春に集まった11万人の中の有力者が日本人会を結成し支援活動をするが、すぐに22万人へ膨れ上がり、越冬できずに1万3千人が死亡。
昭和21(1946)年3月に日本人会の使者が吉田茂外相に引き揚げ実現を訴えるが、占領下の日本政府は無力と回答され、マッカーサーと面会。人道的立場から引き揚げ実施を約束された。その頃の旧満州ではソ連軍に代わって中国共産党軍が入り、アメリカは国民党軍を送り込んで内戦状態。
国民党軍を輸送して空になった船に引揚者を乗せ、日本政府も引揚援護局を設置し医療・食料・衣服・資金援助をした。博多湾では望まぬ妊娠をした女性の身投げが相次ぎ、堕胎手術を行う「二日市保養所」などで対応。ソ連はシベリア抑留者を復興の強制労働に利用し、彼らの帰国は昭和34(1959)年までかかった。
最終的に昭和36(1961)年6月27日に引き揚げは完了し、660万人の内628万人が帰国。だが中国残留孤児などの問題は未だ解決していない。
【感想】○
満州に置き去りとなった開拓民を中心に扱っているので、その時歴史が動いた:ソ連参戦の続編的な位置付け。満州軍に逃げられ、敗戦で無力となった日本政府から見放された開拓民。その引き揚げは米・ソ・中の大国間の思惑というパワーゲームに翻弄された。
そしてあまりにも悲惨な体験をした人々は、その記憶を封印して戦後を生き抜き、死を前にして重い口を開き始めているのが現状か。この記憶や事実に対してどうこう思うよりも、まずは知る事、知りたいと思う事が重要ではないかと思う。マスメディアには多数の声を集め伝える力があるのだから、もっとこうした企画を通していけばいい。
引き揚げに関しては国と個人、国家と国民の関係の無情さを感じずにはいられない。アジアに進出・侵略していった大日本帝国から、アメリカの支配下に入った日本政府は、自らの無力さを言い訳に邦人の現地共存を決め、660万人を置き去りにしようとしていたとは。
その本音は、国内の食糧不足や復興の遅れを懸念したからであるが、戦前の満州開拓団からしても、農村人口の爆発と恐慌による食糧不足、それによる人心荒廃で富国強兵策の失敗を恐れたために移民を進めたのであって、根本的な日本政府の発想は戦前も戦後も変わっていないのでは。
満州や中南米への移民政策は、政府の手に負えなくなった貧しい民を、体よく外へ放り出す棄民政策だった。引き揚げ問題より遥か以前に彼らは棄てられていた。
アメリカの占領地となった地域では戦後2年ほどで引き揚げがほぼ完了した。人道的とも言えるが、米国は太平洋戦争中に大増産体制を作り上げ(毎週空母が完成するほど)、終戦になると船があり余っていた面もある。その一方、軍人の復員に際しては旧日本海軍の軍艦を優先して使わせる小憎い演出もしてる。
アメリカのような余裕のないソ連は対照的で、2000万人を失った大祖国戦争からの復興に捕虜を使った。抑留者を共産主義者に転向させる事にも努め、転向者と非転向者に分かれた日本人に内部対立も起きた。
それとは別にシベリア抑留では、支給の食料が少ないために栄養失調になり多数が死んだが、直接の死因は栄養失調死よりも暴行死が多かった。死ぬ寸前の者は食料を離さないため、寄ってたかって暴行して奪ったからである。
開拓団に土地や生活を奪われた中国の人々は、その復讐に残った日本人を襲い、その事実は因果応報の論理や日本の侵略を持ち出す事でうやむやになっている。中国としても共産党と国民党の対立が米ソの覇権争いに利用された面もあり、本当の戦後はやって来なかった。朝鮮戦争の起きた朝鮮半島も同様に。
日本人への暴行・略奪の一方、人身売買もどきや、捨てられた日本人の赤ん坊を引き取って育てた中国人もいた。差別等で不利となるのを承知で妻に迎えた人もいた。赤ん坊を泣く泣く置き去りにするしかなかった日本人がいた一方で、望まぬ妊娠で自殺したり、赤子を堕胎した女性もいた。
各国の思惑や動向と、人々の様々な思いや行動が交錯し合い、引き揚げ者の運命は一様ではなく、個々の事象を知れば知るほど言葉を失っていく。番組内でも一言触れられていた樺太の韓国人の帰国問題。他にも徴用され、日本で強制労働に従事していた朝鮮・台湾・中国の人々の帰国問題などもある。もっと他にも知らないだけの問題があるはず。
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戦後引揚げの記録
水子の譜(うた)―ドキュメント引揚孤児と女たち
アジアの曙 死線を越えて
関東軍兵士はなぜシベリアに抑留されたか
テレビは戦争をどう描いてきたか
NHKその時歴史が動いた サウンドトラック
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その時歴史が動いた(NHK本)
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【#17 あらすじ】「テストフライト」
Mr.クラウンはジェニー(野川さくら)アキラ(小林ゆう)なでしこ(桑谷夏子)達に、ISP飛行メカに改良を加えたのでテストパイロットになってくれと公園へ向かわせる。スカイスワロウのジェニーは上手く飛べず、サブマリンGFのアキラは東京湾のマグロにぶつかり、グランドリルのなでしこは地震ナマズと衝突。
調整不足だと怒って帰ったエンジェルスに代わって、シスターB(桃井はるこ)が3機を操縦するが、上手く飛べず、イカとぶつかり、マナズに飛ばされて乗りこなせない。今度はクマさんがスカイスワロウで上手く飛び、クマくんがサブマリンGFで潜水、クマちゃんがグランドリルでナマズ退治。
妬んだシスターBが3機を撃ち落そうとするが、逆にクマさん達に突き飛ばされる。何も考えずに楽しめば良いと悟ったジェニー・アキラ・なでしこも上手く飛べるようになる。
【#17 感想】△
「改良した」とされているので一応、#10の続編。しかし#10では上手く飛んでいたのに、この話では3人とも操縦不能に陥っている。各機の特徴(陸海空)の説明描写もあるし、こちらの話が本来は先に来るべきでは。
この番組の脚本・シリーズ構成は浦沢義雄で、それをこの番組のウリにしている面もあるのに、次の#18は別の人(大和屋 暁)が脚本となっている。浦沢センセに何らかのアクシデントがあったのだろうか。この#17はもともとボツになっていたプロットで、穴埋めのために仕方なく使われたとすれば納得が行くが。
話の教訓も「何も考えず楽しむ」無欲の勝利だと説明されていて、浦沢脚本らしからぬマトモさ(笑)。自分の欲や他人との関係など考えず、純粋に労働に勤しんだ#7、演奏を極めた#14などと同様、今回もクマさん達が成功を収めている。
【#18 あらすじ】「入れ替わったけどそれが何か?」
ぶつかって体が入れ替わったアキラとなでしこ。女同士だからそんなに問題ないとジェニーに話す。エイブラン退治に出動する時もジェニーだけスクーターでアキラ・なでしこはダッシュ。
チェリーパイ デストロイヤーでオシャレなビルを破壊する秘密結社エイブラン。ジェニーのスクーターに轢かれてシスターB吹っ飛ぶ。フェアリーテクターに変身したスイーツ・エンジェルス。幹部のクマさん達の攻撃をかわしてフラストレーション・アタック。
ビルにいて怪我をしたハリー先輩を助けようとしたエンジェルスだが、激突して入れ替わる。シスターBやクマさん達も乱入して次々に入れ替わり、誰が誰やら大混乱。最終的にジェニーはサッカーボール、なでしこ:パスタなべ、アキラ:かぼちゃになってしまう。
【#18 感想】△
非浦沢脚本回。入れ替わったのはジェニーやシスターB達だけでなく脚本家も…というギャグか。奇想天外と投げっぱなしで浦沢らしさを継承しているが、やはり違う人だなと思う部分もちらほらと。
プライドの高いなでしこが、よりによってがさつなアキラとの入れ替わりを受け入れてるのは意外。アキラもロングスカートや髪の長いなでしこの格好に不満を抱いていない。
エイブランがビルを破壊しまくる設定も、単なる荒くれ者としか捉えていないようで残念。今まではビルに落書きをする(#1)だけだったり、組織理念に基づいてオシャレとスイーツを吸い込んで吐き出す武器(#9、#11)だったのに、今回はただ攻撃するだけの破壊者として描かれている。
スクーターのギャグは繰り返しで笑えたが、フラストレーション・アタックも二度目だし、使い回しの印象も受ける。制作スケジュールに余裕が無かったのだろうか。やはり浦沢センセに何かが…と推測してしまう。ま、杞憂だろうけど。
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DVD
Kawaii!JeNny かわいい!ジェニー Vol.1(エピソード1・2)
Vol.2(エピソード3〜6)
Vol.3(エピソード7〜10)
Vol.4(エピソード11〜14)
Vol.5(エピソード15〜18)
Vol.6(エピソード19〜22)
Vol.7(エピソード23〜最終回)
【あらすじ】文化7(1810)年に武士の子として生まれた緒方洪庵は、8歳で天然痘を患い、一命を取り留めたものの体が弱く、武士に適さないと悟って17歳で家を出て蘭学・西洋医学を学ぶ。天保9(1838)年に大坂で蘭学を教える適塾を開き、医師としても活動を開始。
当時流行していた天然痘の予防は、人から摘出したワクチンを人に打つ人痘法。だが本格感染のリスクがあり、緒方洪庵もこれで死者を出してしまった。嘉永2(1849)年に牛からの牛痘ウイルスを摘出した牛痘ワクチンが日本に入り、洪庵は分苗式でワクチンを分けてもらい、除痘館を設けて予防の実践に入る。
しかし「牛のワクチンを打つと牛になる」との風説で人は来ず、資金繰りも苦しくなり、7日ごとに人から人へ植え継ぐワクチンも枯渇。仲間の医師も去っていく中、洪庵は地方の医師に分苗を進め、全国に186ヶ所のネットワークを築いた。
だが牛痘ワクチンと称して得体の知れない物を投与する詐欺が相次ぎ、洪庵は除痘館を幕府公認にしてもらうよう何十回も申請。ようやく安政5(1858)年4月24日、洪庵の予防活動は幕府公認となり、除痘館以外での種痘は禁じられた。5月には江戸でも種痘所が開設され天然痘の予防が本格化した。
【感想】○
福澤諭吉、大村益次郎、佐野常民らを生み出した適塾の開設者で天然痘の予防活動に尽力した緒方洪庵。彼が闘ったのは高い致死率の天然痘だけでなく、人々の風説による偏見や偽物の横行する世の中だった。
現在でもワクチンの効果は5〜10年経たないと分からないため、その有効性を説くのは中々難しいとの解説があり、江戸時代の洪庵の活動がもっと困難なものであった事は容易に想像がつく。
自身も天然痘に罹り、そこから天然痘予防に心血を注いでいく原点があり、その信念が揺らがなかったからこそ、資金難や仲間の離脱にも耐え、幕府公認まで取り付けたというのは分かりやすい。善人の良い話に終始しがちだが、人痘法で死者を出した汚点を挟み込んで人物像に深みも出している。
人痘法より安全な牛痘ワクチンの牛痘法だが、これは人の腕で培養しても7日しか効力を持たない。だから人から人へ植え継いでワクチンを維持する必要がある。この仕組みが洪庵と他の医師、培養者の信頼関係と不可分であるのが興味深い。分苗によるネットワークも地道に広げていった洪庵。
対して、ワクチンの有効性を失わせた風説・悪説や詐欺の横行による種痘への不信も、人から人への伝聞という負の情報ネットワークのなせる業であり、信頼と不信という人と人との良い面・悪い面が示されていて、言葉は悪いが面白い。
幕府公認は、権威付けされた事よりも非公認の種痘が禁じられた事が重要か。今回のその時はペリー来航の後の事であり、辛うじて幕府の権威が維持されていたギリギリで間に合った感じもする。その後の幕末で活躍した人物が、洪庵の適塾から輩出されたのも少し皮肉。洪庵には倒幕の意図はなかったようだが。
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緒方洪庵と適塾
緒方洪庵と大坂の除痘館
病いの克服―日本痘瘡史
二十一世紀に生きる君たちへ(司馬 遼太郎)「洪庵のたいまつ」併録
NHKその時歴史が動いた サウンドトラック
その時歴史が動いたDVD
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【#15 あらすじ】「宝くじ」
ジェニー(野川さくら)は宝くじ一等一億円を当てる。その金をハリー先輩に貢いでお嫁さんにしてもらうので、スイーツ・エンジェルスも辞めると言い出す。アキラ(小林ゆう)なでしこ(桑谷夏子)は、スイーツやティーをジェニーに奢っていたからと分け前を要求。
しかしジェニーは、この宝くじは秘密結社エイブランを解散し、お詫びの印としてシスターB(桃井はるこ)から自分が貰ったものだからと振り切りDPJ銀行へ換金に向かう。だが、銀行前ではクマさん・クマくん・クマちゃんがシスターBへの募金活動中。エイブラン解散が嘘だと知ったジェニーは宝くじを突き返す。
敵に宝くじを渡した裏切り者だとしてクマさん達はシスターBを詰問。実は宝くじにはシスターBが時限爆弾を仕掛けており、爆破予告も出していたが、爆破時間が来てエイブラン一味はアジトで爆発。
【#15 感想】◇
「敵を欺くにはまず味方から」との格言を参考にしたシスターBの宝くじ爆破作戦だったが、裏目に出て失敗。宝くじに爆弾?という物理的に不可能そうな展開だったが、本当に描きたかったのは本人の知らない所での仲間の気遣いか。
ジェニーのスイーツやティーを自腹や自前で出していたアキラ・なでしこ。今まで言わなかったのでジェニーも知らずにいた。一億を当てたジェニーがエンジェルスを辞めると聞き、抜け駆けは許さないぞとケンカになる。
エイブランの活動資金の捻出に、街頭募金までしていたクマさん・クマくん・クマちゃん。
「恵まれないシスターBに愛の手を」
のセリフが泣かせる。そこまでしてシスターBを助けていたから、シスターBがジェニーに宝くじをあげたと知って、裏切り行為だと怒る。
いつもクマさん達をこき使って作戦行動をしていたシスターBは、己の明晰な頭脳のみを使った宝くじ爆破作戦を実行。クマさん達にも楽をさせてあげようとの思いやりのはずだったが失敗。
いつもアキラ・なでしこに奢ってもらっていたジェニーは、そのお返しにとアイスクリームを買って帰る。だが眠ってしまいアイスは溶けて食べられなくなる。
以上、各々が裏方で優しさを見せているのに、裏目に出てケンカになったり失敗したり。
【#16 あらすじ】「ダイエット」
放課後、メガショコラ1万5千円を食べに行こうと誘うジェニーになでしこは、ジェニーが太ったと指摘。このままではファッションモデルはおろか、パンに焼きそばを挟むバイトをしているハリー先輩の記憶からも消えかねないとして、アキラと共にジェニーの一ヶ月ダイエットに取りかかる。
ロデオマシーンに波乗りジェニー、軍隊式トレーニングのハイパーバンドでバス磨き、特製サウナスーツでマラソンなど。しかしある夜、我慢できなくなったジェニーはスイーツを食べてリバウンド。
より厳しいダイエットのため、禅寺修業、サウナスーツダッシュ、ハイパーバンド習字を課して最終日に目標クリア。だがジェニーの体は筋肉ムキムキになっていた。バスを持ち上げて怒り狂うジェニー。
【#16 感想】◇
ダイエットしたら筋肉マンになっちゃったよというだけの話。シスターBも昔、スイーツ食べ過ぎで太った過去がある設定なので、それと絡めてくるかとも思ったが、そのような事もなく終わった。
むしろ見るべきはアキラの容赦ない鉄拳制裁や座禅での喝、それに合わせた小林ゆうの演技か。#15の方でも「無視かよ!」「ブスブス」など叫んでいた。この話ではさらにスパルタ演技が炸裂。それを食らったジェニーが「ヒデブ」と倒れる細かいギャグ付き。
でも最後のジェニー役の野川さくらのキレ具合の方が凄い。もともと小林ゆうは絶叫演技の能力を買われて起用されたはずなのに、この作品ではアキラが一番の常識人であるために大人しめにならざるを得ず、野川と桃井の予期せぬ熱演によってお株を奪われている感じが否めない。
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Kawaii!JeNny かわいい!ジェニー Vol.1(エピソード1・2)
Vol.2(エピソード3〜6)
Vol.3(エピソード7〜10)
Vol.4(エピソード11〜14)
Vol.5(エピソード15〜18)
Vol.6(エピソード19〜22)
Vol.7(エピソード23〜最終回)