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【#19 あらすじ】「ゴミモンスター」
ショッピングを楽しむジェニー(野川さくら)の所へ宇宙人ピーちゃんが降下し、地球人が宇宙に捨てたゴミから産まれたゴミモンスターが暴れていると警告。スカイスワロウに乗って宇宙まで確かめに行くジェニー。
「宇宙を汚す奴なんて人間以外にいると思っているのか!?」
怒ったゴミモンスターは地球で暴れる。だがモモーイのティッシュ配りバイトをしていたシスターB(桃井はるこ)が汚れを拭いてあげ、感動の涙を流す。甘えてシスターBの子守唄の中、眠りにつくゴミモンスター。
その隙に使えそうな電化製品を外して売却し、秘密結社エイブランの活動資金にしようとしたシスターB。再びゴミモンスターは暴れてエイブランを吹き飛ばす。今度はスイーツ・エンジェルスが分別処理すると説得するが応じない。
【#19 感想】○
このゴミモンスターのエピソードは結構続くらしく、どうやら脚本:浦沢義雄はこのエピソードに注力する模様。#5の宇宙人ピーちゃんが再登場し、人類が抱えるゴミ問題への警告を本気で(笑)やろうとしている。
その#5記事で「ゴミの最終解決は宇宙に捨てる事だとの、どこかの主張に真っ向から反論する内容」と冗談半分に書いたが、怖いほどその読みは当たっており、今回は宇宙に捨てられたゴミからモンスターが産まれてしまった。
政府が極秘裏にゴミ専用ロケットを使って宇宙に捨てていたのが真相。そのゴミは分別回収や資源化など行われず、ただただ宇宙投棄をしていたわけで、ロケットで捨てる方が分別・リサイクルより低コストだとの政府判断なのだろうか。
最初は人間がゴミを宇宙に捨てているわけがないと思っていたジェニー。政府がそんな事するはずないと信じていたMr.クラウン。ゴミは行政がちゃんと処理しているだろうとの甘い認識に安住し、ゴミの行方に関心を持たない人々の象徴として描かれている。
自分達が出した物なのに、臭い・汚いと言って逃げ惑う人々に対し、シスターBは自ら近づいてゴミモンスターに優しく接する。シスターBやクマさん達は被迫害者だとの解釈をこれまでも書いてきたが、ゴミに対しても嫌われ者同士、相通ずるところがあったのだろうか。
しかしシスターBは困窮した資金のため、家電売却を考えていたのだった。もったいない精神のリユースという分別・再資源化とは別の手段が提示される。だがそれも使える所だけ使うという人間のエゴであり、ゴミモンスターの怒りを鎮めはしなかった。
最後にスイーツ・エンジェルスが分別処理を提案するが、せっかく集まったのに!とゴミモンスターは拒否。燃えるゴミ・燃えないゴミ・プラスチック・ペットボトルなど細かい分別負担を強いられる市民と、そのような製品ばかり作る企業社会への皮肉が込められている。
【#20 あらすじ】「なでしこ姫様」
ラメーンを食べようとジェニーやアキラ(小林ゆう)、Mr.クラウンを誘うなでしこ(桑谷夏子)だったが断られ、自分がお姫様だったら打ち首だと想像を始める。
ミスター倉雲に出前を頼み、運ばれたラーメンを毒味した倉雲はカンフー踊り狂死。くの一 美衣之丞がさらになでしこ姫の命を狙うが、ジェニ乃介とアキラ衛門が撃退。その夜、再び暗殺に出向いた美衣之丞とクマさん達。腹痛で美衣之丞が抜ける中、クマさん達はなでしこ姫の寝所を襲うが、ジェニ乃介とアキラ衛門が待ち伏せ。
ラーメンを作るなでしこ姫に道を訊く美衣之丞。危険を悟ったジェニ乃介とアキラ衛門が美衣之丞を斬り、クマさん達がその敵討ち。その斬り合いによって食材やラーメンが吹き飛び、クマさん達は火傷死。
なでしこ姫「ラーメンがぁ…」
現実世界に戻ったなでしこ。ジェニー・アキラ・クラウンがやっぱり一緒にラーメンを食べようとやってくる。だがなでしこは
「もうラーメンは要りませんわ」
と答えてドアを閉める。
【#20 感想】○
遂に時代劇までやったか。ラーメンを食べたいと言い出したなでしこのわがままによって巻き起こされる不幸の数々。妄想のはずだったなでしこのラーメン願望は、いつしか現実世界のシミュレーションとなり、現実の不幸を未然に防ぐためにラーメンを諦めさせた。だがその過程を全く知らないジェニー達はポカンとするばかり。
姫様という立場にありながら、庶民のラーメンを食べたいと言い出すわがまま。予定にない行動によって屋敷に隙が生まれ、そこをくの一 美衣之丞が突く。ミスター倉雲はその犠牲となり、反省したなでしこ姫は自分でラーメン作り。
さらに美衣之丞の攻勢は続き、夜陰に紛れての暗殺行動を招く。しかし姫様がラーメン作りという思いもよらない行動によって、美衣之丞・クマ達やジェニ乃介・アキラ衛門も振り回され、混乱のなか果てていく。
全ては自分がラーメンを食べてみたいと思ったから起きた不幸の連鎖だった。しかも結局ラーメンは食べられず。おしとやかな大和撫子のキャラであるなでしこは、そのキャラを外れた行動はできない・やってはいけないと悟った。
たとえ、周りがラーメンに誘っても自分は断る姿勢が大切。ドアをピシャリと閉められ、呆気にとられるジェニー達を他所に、なでしこのキャラはこうして守られた。
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Kawaii!JeNny かわいい!ジェニー Vol.1(エピソード1・2)
Vol.2(エピソード3〜6)
Vol.3(エピソード7〜10)
Vol.4(エピソード11〜14)
Vol.5(エピソード15〜18)
Vol.6(エピソード19〜22)