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【#1 あらすじ】「スイーツ・エンジェルス」
地球が狙われている。かわいいオシャレとおいしいスイーツを無くそうと企む秘密結社:エイブランに。高校二年生のジェニー(野川さくら)は洋服屋で新着の服を選んでる最中に、Mr.クラウンから呼び出される。公園で琴を弾いていたなでしこ(桑谷夏子)、バスケをしていたアキラ(小林ゆう)も指令を受け、現場に急行。
街でシスターB(桃井はるこ)の操る巨大ロボ:イタズランが暴れ、ビルに落書き。ジャイロジェスパに乗るジェニーに排ガス攻撃。
ジェニー「一人一人の心掛けが地球温暖化を防ぐというのに、許せないわ!」
鋼鉄より強く絹糸よりしなやかなアクティブドレス:フェアリーテクターを装着し、ファイティングモードになったスイーツ・エンジェルス。
しかしシスターBはイタズランに泡攻めをさせ、この間にエイブラン幹部:クマさん・クマくん・クマちゃんに街のスイーツを奪うよう命じる。ジェニーはクマさん達に呼びかける。
「シスターBはあなた達の血糖値を上げ、メタボな体にするつもりよ」
躊躇うクマさん達。アキラがダイナミックシュートでイタズランのペンを壊し、なでしこがスイーツアローで射貫く。さらにアキラがスパーリングシュート、とどめにジェニーがシャイニングバトンフラッシュでイタズランを破壊。街のスイーツで勝利を祝うスイーツ・エンジェルス。
【#2 あらすじ】「なぜ、スイーツ・エンジェルスに?」
桜の季節。ファッションDREAM専属モデルオーディションを見かけたジェニー。桜餅を食べたいのかファッションモデルになりたいのか、アキラに選択を迫られたジェニーはオーディション会場の列へ。同じ頃、シスターBもオーディションを受けようとしていた。ジェニーには勝てないと悟ったシスターBはクマさん達に命じ、ジェニーを列からどかす。
ジェニーを二階建てバスに放り込んだクマさん達。なでしことアキラも追う。子犬ロボぱぴーが居たそのバスはスイーツ・エンジェルスのオーディション会場だった。モニターに現れたISP(インターナショナル・サイエンス・ポリス=国際科学警察)のMr.クラウンがドアを閉める。泣き落としやスイーツをおごられた三人はスイーツ・エンジェルスとなる。
シスターBは根性が悪そうだからと言われ、オーディション失格。
ジェニー「ざまぁみろ!ですわ」
しかしジェニー達もスイーツの食べ過ぎで翌日は腹痛。さらに、スイーツ・エンジェルスの仕事はいつでも呼び出しがあり、無報酬。
「なんか憂鬱。そうだ、うどん食べて寝ちゃおう。うどん♪うっどん〜♪」
【感想】◇
平成ゴジラシリーズの川北紘一が監督、美少女戦麗舞パンシャーヌの浦沢義雄が脚本、人形劇の操演でありながら特撮技術やCGをふんだんに折り込んだドールドラマの新境地:ドールラマの初回。
面子からしてスゴイものになりそうな期待を抱かせたが、割と静かで大人しい出来映え。パンシャーヌではやたら熱い記事を意図的に書いた当ブログだが、これはそこまでいかないかも。でも後からじわじわと凄さが分かってくるような。
人形だから表情は一定で、体の動きも限られる。でもそれを逆に利用し、無表情で突飛なセリフを言わせてシュールを出す浦沢脚本。生身の人間では出来ない動きを人形にさせるダイナミックな(笑)アクション。着せ替えで色々なシーンを演出するジェニーには、破天荒な脚本を書く浦沢義雄でなければ対応不可能。ゴジラで使ったセットの再利用でコストを抑えるには川北紘一が不可欠。
さらに、無表情な人形に感情移入させるため、声優は野川さくら、桃井はるこ、小林ゆう、桑谷夏子らを起用。声優に詳しくない執筆者でもこの名前くらいは知ってるほどの豪華さ。
ちょっとまだ、シスターBとクマさん達の掛け合いの間が悪かったりする。画面の切り替えを早くすればシスターBのズッコケで笑えそうなのに。あと、シスターBがMr.クラウンの娘か孫で、身内のケンカにジェニー達が巻き込まれてた…というオチだったらどうしよう。
さて今回の2話は、世界観の概要を伝える意図のあった#1と、スイーツ・エンジェルスの誕生を回想した#2で構成。オシャレとスイーツを巡る戦いで、表面的には悪のエイブランと善のスイーツ・エンジェルスが描かれるが、よく考えると単純な善悪になってない深さもあった。
ビルを破壊するのではなく、落書きしてそれを芸術と呼ぶシスターB。自分の美学を公共空間・景観に押しつけるシスターBは、オシャレの表現を外に求める人物。一方、洋服屋で服を散らかし放題にして出ていったジェニー。自分のオシャレのため店内を汚す行為はシスターBと大差ない。
イタズランを操るシスターBだったが、イタズランは人格のあるロボット。わざわざ人格を残して操縦席からイタズランにツッコミ入れたりコケるシスターB。これらはもしかしたら、悪の首班でありながら非情になりきれないシスターBの優しさかも。
そして、自分が前線に立ってスイーツ・エンジェルスと戦い、その隙にクマさん達をスイーツ獲りに向かわせるシスターB。自らが囮となって部下に手柄を与える心優しき司令官。
そんな出来すぎた人物がこの世にそうそう居るはずがない。ジェニーはそんな心理を利用する。シスターBの命令には裏があるとクマさん達に呼び掛ける。シスターBはクマさん達をメタボリックシンドロームにさせようとしているのだと。
シスターBの優しさを受けていたはずのクマさん達は、この説で目を覚ます。そもそも悪の秘密結社の首班:シスターBがそんな善い人であるわけがない。シスターBの立場と言説の不一致は、ジェニーの説によって、裏があるのだと納得したクマさん達。
自分の温情が部下に伝わっていなかったと知ったシスターBは操縦を諦める。シスターBによって落書きをさせられていたイタズランは、ここで操縦から解放され、当初に望んでいた街の破壊を実行しようと爆弾を持つ。
この動きもスイーツ・エンジェルスは利用し、果敢に攻撃を仕掛けてイタズランを爆破。シスターBは空に投げ出され、クマさん達に八つ当り。これも愛情の裏返しなのだが。
…書き過ぎたから#2は簡潔に。この話では因果応報が描かれる。オシャレの代表:ファッションモデルを巡っての争いが全ての起源だった。ジェニーを排除してオーディションに臨んだシスターBは、その根性の悪さを見抜かれ失格。一方シェニー達は、大量のスイーツで買収されてスイーツ・エンジェルスになったが、食べ過ぎで腹痛。うどんを食べようと思い付いたのは、うどんがお腹に良い食べ物だから。
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DVD
Kawaii!JeNny かわいい!ジェニー Vol.1(エピソード1・2)
Vol.2(エピソード3〜6)
Vol.3(エピソード7〜10)
Vol.4(エピソード11〜14)
Vol.5(エピソード15〜18)
Vol.6(エピソード19〜22)