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【あらすじ】「文化人を気取らないで下さい。最低限文化的な文化祭を行います」
高校の文化祭。その若さで文化人気取りしてたらロクな大人にならないと糸色望:絶望先生は言い放つ。憲法で定められている最低限文化的な出し物は何かを生徒と共に考える。演劇・バンド・久藤准(くどう じゅん)の創作童話・一発ギャグ・大道芸など文化的すぎてボツ。
最低限文化的な授業を生徒から要求され、でんぷんにヨウ素液を垂らす絶望先生。2のへ組の出し物は、池の水を汲んだ水槽・脱脂綿もやしなどのショボさ。
「ここが勝負の分かれ目!」
クラス全員で京都に修学旅行の下見。じっくり見ない。小心者にとって下見は不可欠。10代の行動なんて将来のための下見。高校生の恋愛なんて恋の下見。
「最近の高校生ときたら、下見もせずにいきなり本番を!!」
生八つ橋も下見だから見るだけ。下見寺で葬式の式場下見、墓の物件下見。予定が狂った木津千里に墓石で殴られ絶望先生は昏睡状態。三途の川を見る。来世の下見だと風浦可符香。
『週間絶望先生批評』
女性キャラのあざとさが鼻につく。原作の斜に構える雰囲気が萌えになっている。望君や久藤君を出せ。危険なネタがカットされてる。アイキャッチのテンポ悪い。ヘタな原画マン。アニメ情報誌に載ってない。キャラ理解がない。絵が止まってる。黒板ネタがよく分からない…etc
【感想】◇
ここが勝負の分かれ目。権威に弱い。自虐ネタ満載。視聴者からの批評を取り上げておいて逆ギレ副監督。紹介するだけしておいて型通りの回答。そんな社会風刺アニメ:さよなら絶望先生は勝負に勝った。時の政権が倒れてしまったから。
この番組は政権批判もやったし、毎回のように安倍さん・麻生さんを登場させてきた。それが世論を動かし倒閣させた…わけはないが、社会風刺番組をやっている最中に、最大の風刺対象が倒れたというのは、原因・結果に何の繋がりが無くてもタイムリーであり、多少の存在意義は出たと思う。
勝負の分かれ目でオープニングを最低限文化的なものに変え、ショボい出し物に落ちつき、下見だけで終わる京都見物。そして視聴者からの訴えに何の答えにもなっていない週間絶望先生批評。わざとかと思えるほど嫌な制作側を自ら演出する。そんな姿勢を政府に投影せよとのメッセージなのだろうか。
週間絶望先生批評は「週刊フジテレビ批評」のパロディ。視聴者からの厳しい意見をあえて取り上げておきながら、反省や謝罪は滅多になく、どんな意見に対しても今後の参考にするとだけ答えるあの番組。ガス抜きと囁かれている。
先日の回では、「なまか」という間違った日本語を27時間テレビで言い続けたのは、放送の公共性からしてもいかがなものか?という指摘にフジテレビの偉いさんも少々タジタジになっていたが、企画に理解を求める姿勢に終始。ジャニーズの出る映画の宣伝・その力に抗えないといった真の理由が説明される事はない。
意見を寄せた視聴者にフジテレビグッズを差し上げるから住所を明記するように、と言うのが番組前半のシメ。やんわりと匿名排除。
視聴者からの意見ではフジテレビへの批評を取り上げる事がほとんどなのに、番組後半のスタジオゲストとのトークではテレビ業界全体の話をさせる。ゲストが正面切ってフジテレビを批評する事はない。視聴者よりもゲストの方が広い見識を持っているように見える演出。
それでも、週刊フジテレビ批評は「あなたと日テレ」よりは厳しい意見を取り上げる割合が大きい。広報番組かと思えるほどの「みんなとてれと」とは比べ物にならない。毎週放送のため月一回の「TBSレビュー」より充実している。また29分一発勝負で撮っているため、編集の度合いは「はい!テレビ朝日です」より少ない。
週間絶望先生批評は、本当に寄せられた意見なのかも不明のまま、その意見に副監督が逆ギレしたとされる自作自演?形式。キャスター配置は男が右で女が左でなく、男が左で圧政の木津千里が右。女が右。でも喋る事はあの番組そっくり。すごい批評だ。
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