テレビ批評的視聴記 - 2007/08/28

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2007年08月28日(Tue)▲ページの先頭へ
ホタルノヒカリ #7

【あらすじ】雨宮蛍(綾瀬はるか)は彼氏が出来たのに相変わらずの干物っぷり。その彼氏:手嶋マコト(加藤和樹)に一週間の出張が決まる。曽野美奈子(浅見れいな)と田所潤平(渋江譲二)のカップルと同様、出張前にマコトの家にお泊まりデートをするはずの蛍だったが、干物生活で蓄えられた腹肉が恐くなって帰宅してしまう。

「マコト家お泊まり計画」の一週間ダイエットを決意する蛍だったが、実行は先延ばし。高野誠一(藤木直人)部長と蛍の同居を知った二ツ木昭司(安田顕)は解消を迫る。山田早智子(板谷由夏)に慰められた三枝優華(国仲涼子)は蛍に笑顔で敗北宣言。やっとジョギングに出た蛍は雨に降られてコンビニに退避。傘を持って捜しに出た高野は風邪を引いて寝込む。

半ば迷惑な看病をした蛍のおかげで快方した高野は、蛍と縁側で線香花火。出張から戻ったマコトとお泊まりデートの日、玄関先に高野の妻:深雪(黒谷友香)が現れる。蛍との同居を認め、どこかで息抜きし外で頑張るために家の中は散らかっている、と蛍を庇う高野。既に男と暮らしていた深雪は一方的な別れでないと知り、去って行く。

まだ奥さんの事を好きなら取り戻せたはずと考える蛍と、好きでも乗り越えられない事はあるとする高野は口論。干物女である自分を理解してもらい、乗り越えられる事を証明するためにもと、蛍はマコトの家に泊まる。

【感想】◇
別に今回が最終回でも全然OKなんだけど…。どの登場人物も一区切りついた感じで、あとは何をするのさ。もしかしたら次回から、本当にやりたかったドラマが展開されるのかもしれないが。今回は頑張りと結果がテーマで、それが一人と二人では結びついたり不成立だったり、という状況を描いた。

雨宮蛍は外で頑張るために家では干物女となって頑張らない生活。ずっと一人で干物生活を送っていたが、高野との同居で二人になっても続けられるという結果を得た。それがマコトにも適用できるかが今後の課題。

蛍は彼氏が出来て良い女になろうとすればするほど、干物生活を捨てられないジレンマに苦しむ。ついに内と外が不可分で表裏一体だとの結論を高野の指摘からも得た蛍。頑張らない家の生活で得ている外面・マコトとの恋人関係という結果をより深化しようと決意する。

高野は妻と別居してやり直そうと思いつつも、その努力をしなかった。几帳面で指図してばかりの高野は、干物女:蛍との同居でその生活態度を認める心の広さを得たが、男と同棲する妻を許し、離婚も認める心の広さをも得る結果となってしまった。

山田姐さんと優華は、恋愛ハンター・ステキ女子として家でも外でも、恋も仕事も頑張る生活を送っている。優華はマコトにさりげなくアタックをしていたが結果は伴わず、一人悩んでいた。山田は猛烈アタックをしても結果が伴わない恋愛を経験し、それも良い女になるためのステップと思える所まで到達。

神宮司要(武田真治)は、優華を一人で勝手に応援する幸せから、自分と優華が付き合う幸せに転じて失敗。しかし今回が全てではないという山田姐さんの配慮が示される。要は駄目でも優華を誘い続け、優華はマコトを吹っ切った。この二人が上手く行く結果になるかは不明。

蛍の頑張らない態度がマコトに受け入れられるか、頑張り所を失った高野に新たな展開は提示されるのか、優華と要の関係の行方などは不透明。曽根と田所は何だかんだで修復するだろうし、アドバイス役の山田と二ツ木はこのままでも、何かあってもどっちでもいい。

何もしなくても体脂肪が減った蛍が「えへっ、キュ♪」と喜ぶシーンがやたら面白かったが、腹肉ダイエットと綾瀬はるかって、リアルすぎてあまり洒落にならん。今でこそ痩せて女優やってる綾瀬はるかだが、むかーし昔、「品庄内閣」という番組を見ていた人は知ってると思うが、綾瀬は太ってて、本格デビューしてからもさらに太り、ダイエットを本人も諦めていた。

「アシスタントなのに何もしない」という設定で笑いをとるつもりが、本当に何もせず菓子ばかり食ってる性格になってしまい、「品庄内閣」後にホリプロや和田アキ子に喝(恫喝?)を入れられてダイエットに成功し女優業に至ったわけ。何もせずにダイエット成功に喜ぶシーンは、綾瀬本人の願望が混じっているように見えた。

そんな事を考えると、同じホリプロで今は何だか変なキャラでバラエティに出たりしてる緑友利恵なんかも、何年か後には綾瀬のように全国的に知られる女優になるのかもしれない(女優としてはしにがみのバラッド。#3で好演し素質はある)。どんな頑張りがどんな結果を生むか全く読めない芸能界。
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