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【あらすじ】妻:深雪(黒谷友香)の急用で会えなかった高野誠一(藤木直人)。デートをすっぽかした雨宮蛍(綾瀬はるか)は、手嶋マコト(加藤和樹)との関係を無かった事にする。
「何ですか、手嶋って?」
高野部長は蛍と手嶋を15階会議室に2人きりにして閉じ込めるが、蛍は辛いだけだと高野に猛抗議。取引先の結婚式に出席した蛍は高野のスピーチを聴く。
「思いは言葉にしないと伝わりません」
二次会で山田早智子(板谷由夏)と元カレ(クリストファー・ペレグリーニ)のケンカを止める蛍と手嶋。その頃、三枝優華(国仲涼子)は神宮司要(武田真治)と会っていたが、手嶋の代わりだと見透かされ、諦めるなと励まされていた。そして高野は二ッ木昭司(安田顕)から、深雪が大学時代の後輩と一緒に暮らしているとの事実を聞かされていた。
曽野美奈子(浅見れいな)が壁の色を間違え、インテリア事業部の面々は現場で塗り直し。完成後にバスケをする手嶋たちを見ていた蛍は、帰宅して高野に話す。
「今まで一生懸命恋愛してた人には恋の神様が来てくれる」
「恋愛から遠ざかっていた私には来てくれないのかも」
「やっぱり上手く行かない恋愛関係より、上手く行く友達関係です」
翌日、高野は妻に電話し離婚届に判を押す意思を伝える。またもや会議室に手嶋と閉じ込められた蛍は高野部長に電話。高野はこれがラストチャンスだと言う。別居して後悔している高野は、失敗して無様な思いをしたが、何もないよりマシだと。
「人を好きになった気持ちをいとおしいと思え」
意を決して蛍は手嶋に告白。
「私はあなたの事が…あなたの事が…
(神様、恋の神様、私に力を)
あなたの事が好きです!」
【感想】◇
デートに失敗した蛍が、マコトとの関係を無かった事にしようとするも、同僚で毎日顔を合わせなくてはならず、普通の友達関係でいようとする。だがやはり思いは断ち切れず、高野部長に背を押されるようにして遂に告白する話。好きな思いを忘れようとする姿、忘れられない姿が様々に描かれた回でもある。
OLと干物女という二面を持つ蛍は、マコトとの失敗を忘れるため干物生活に逃れるという術があった。だがマコトは同僚でもあるので、OL蛍としては合わせる顔がない。無理に話しかけたりする内に、目指す方向が友達関係だと結論付ける。
高野部長は別居生活で自分を見つめ直し、素直に別居を受け入れた事を後悔し、妻とやり直す事に決める。だが妻は既に別の道を歩もうとしており、それを知った高野は忘れる手段として離婚届の話を切り出す。
優華はマコトの代わりに要と会えば忘れられるかと思ったが、忘れられない思いを要は見抜いていた。要は優華への思いを優華の恋の応援で貫くと決めている。それが同時に優華への思いを忘れる手段にもなっている。
二ツ木は優華と要の関係とは対照的に、高野が妻を忘れる手段として、自分が代わりになる事を望んでいる。高野の夫婦関係の傷を自分との友達関係で埋めて欲しいと。二ツ木にとっては、高野と妻の関係が、過去の自分と別れた妻の思い出に重なってしまう。二ツ木自身の過去を忘れるためにも、高野には早く別の道を歩んで欲しいと思っているのでは。
山田姐さんは、忘れられずに押し掛けて来た外国人の元カレに水を掛ける強硬手段を取る。ケンカして忘れて、新しい恋を探す恋愛ハンター。「本を読むように恋愛する」とは、多ジャンルの本を読んでみる、途中で読むのを止める、本の中にはヤマがあり終わりがある、良い本に出会うまで…など色んな意味がありそう。
さてここまで来て、これらのパターンに全く入ってこない手嶋マコト。存在感なし。この影の薄さで特異な存在を発揮しようという高等戦術か。誰による何のための戦術だよ。ドラマ後半でマコトのキャラをどんどん立たせるためのものでなかったら、彼は一体…。
今回の蛍の説明「眠り姫を目覚めさせた王子様」は、#1記事で「蛍を恋の眠りから覚ます意味合い」と書いた通りだった。このくらいは誰でも当たる。
問題は高野と妻の関係。何だか別れが決定的になって来ていて、今までやり直しストーリーがあると予想して来た当ブログは相当追い込まれた感じ。でも次回予告で映った離婚届は白紙だった。妻が書いて送って来る展開ではなさそう。9回裏ツーアウトから大逆転…は無理かな。
あと、高野を閉じ込めたつっかい棒が、すぐ外れるだろとのツッコミ多数だが、高野は敢えて出なかったのだと思う。今までも洗濯物が邪魔で部屋に入れないと蛍に電話を掛け、カバンを持って玄関で待ってたり、高野は蛍に責任を感じさせるために意固地になる所がある。たぶん妻のミスにもこうした態度だったのでは。あっ、別れてもいいや(笑
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