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【総評】◇
TVK(テレビ神奈川)の朝の子供向け番組として、2006年1月から始まり1年3ヶ月で終わりを迎えたこの番組(ポカポカパークを逆さまにしたのが番組名)。執筆者は約1年視聴。こんなマイナー番組を不定期ながらも記事にしてきたのは当ブログのみで、まとめを書く人も居ないので記事にしてみる。
視聴したきっかけは河辺千恵子の出演。テアトルアカデミー製作で手前みそではあるが、その一番星を番組に投入するテコ入れ具合を見てみたかった。というかこの頃、執筆者は河辺千恵子のバラエティー界での活躍に期待する所があった。
河辺はロケ担当で幼稚園・保育園を回り、クーパカの挨拶を広めていた。そのノリの良いキャラで園児達と打ち解け、同じ高さの目線に徹する仕事ぶりは流石だった。だが、登場からわずか3ヶ月で河辺は事務所を移籍。テアトルアカデミーとも縁が切れクーパカは強力な武器を失った。
痛手を被ったのは河辺も同様で、移籍した途端にその事務所の社長との模様を週刊誌に「未成年酒飲みアイドル」としてトップスクープされた。河辺は音楽活動を辞め、テレビ界からも半ば引退したような形となり、やや裏方的な活動で芸能界に残っている。
河辺に代わってロケを担当したのは番組OP・ED曲も歌っている稲村優奈。山本愛莉と組んで外回りをしたが、やはりバラエティ経験の少なさが響き、園児達に入り込めない立ち位置に留まっていた。
しかしゲスト的な山本が去り、3ヶ月以上経つと稲村は穏やかなキャラでのんびりやるようになって、クーパカの輪のコーナーも河辺とは違った良さが出ていた。06年末頃からはクーパーズと色々な場所に行ったりして、「お姉さん」的な役割をしっかりこなしていた。
さて、スタジオ収録の方は「やるせなす」の中村豪(なかむー兄さん)・石井康太(こうた君・ポカ丸)が火曜:勉強、水曜:遊び、木曜:アート、金曜:ママの日というテーマで子供達の発育に良い遊びをしていくというもの。中村は安定感がありつつも、ツッコミは皮肉まじりでヒヤヒヤさせ、先生をイジって楽しんでいた。石井は暴走キャラでアダルトな方面に話題を持っていく。
やるせなすの両人とも「どうせ子供向け番組なんて偽善ぶった物は俺らには無理」という意識が根底にあり、その上での開き直り(つまり大人子供に関係なく楽しませよう)との姿勢が笑えた。
ナレーションの岡本麻美が実は最も番組に貢献していたかもしれない。このテキパキした声の明るさが、番組の楽しい雰囲気を作っていたといっても過言ではない。
登場した先生の中で目立ったのはリトミックダンスのMINORI先生(青木みのり)。このカラッとしたキャラは朝の雰囲気とマッチし、やるせなすにツッコまれながらもおだてられて、どんどん弾けたキャラになっていった。
あとはテアトルのダンス担当の西田美代子先生。MINORI先生がSキャラなら西田先生はMキャラ。それに気付いた中村のツッコミはどんどん過激になり、それに嬉々?として耐える様子が面白かった。
ゲスト先生のシャボン玉アーティスト:杉山兄弟の技には本当にビックリしたし、ねんドル:岡田ひとみの時は本格的な子供向け番組のようだった。
存在意義が良く分からなかったのはクーパーズ。テアトルの子役としての実績作り以上の価値が見出せない。あえて取り上げるなら上永田朱莉(6歳)。幼いながらもバラエティのノリを理解していた。普段は奔放だったが、スタジオに両親がいる時は声も小さく固まっていて、その落差が面白いというか、家では結構厳しく育てられているのだろうか。
固まっていたと言えば、重廣礼香(れいかお姉さん)。10月からの小リニューアルで登場したが、06年内は硬かった。07年に入って「硬め」に変化。若いなという印象のみ。河辺がいなくなってのチャンスだという認識も持ち合わせていなかったか。
10月からの小リニューアルで、明らかに番組制作の力の入れ具合に低下が見られた。曜日毎のテーマ分けはなくなり、スタジオ収録は省力化。つまり一人の先生の収録を1ヶ月分、曜日毎なので縦割り編集という手間を掛けなくなった。というか撮り溜めしてられなくなったのだろう。07年に入ると毎日変わるオープニングの踊りの映像も、使い回しが何度もあった。
テアトルがもうお金を注ぎ込めなくなったとか、それは広告塔の河辺千恵子を失ったのが響いたから…とかまぁ色々と憶測はできるが、憶測なので(今日はエイプリルフールだし)。何だかんだ言って1年間見続けられるだけの面白さはあった。テアトルがテアトルのために作った物にしては。
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