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【あらすじ】市原カンタロウ(佐藤健)は祖父:康太郎(外波山文明)とのTVゲームでいつも負けていた。そんな祖父が夏の補習合宿前に死去。遺品を整理していると「ロープレの主人公になって宝を見つけろ」との手紙と地図が出てくる。カンタロウは合宿を休んで宝捜しの旅に出る。
だが駅には幼なじみで優等生の藤浦トマト(秋山奈々)がいて一緒に旅する事になる。そんな様子を先生二人(高橋のぶ・渡辺江里子)が見つけ、大胡駅を降りた所で連れ戻そうと追い掛けて来る。捕まりそうになったがモモ(浜田翔子)が邪魔して二人は逃げ切る。日も暮れて旅館に泊る。トマトは二人が夫婦だと言って嬉しそうにしている。
その旅館には偶然にも先生達も泊っていた。翌朝、二人は先生達に見つかり再び逃げる。道から転落した二人は洞窟を進む。地図を拾った先生達も追い掛ける。一旦は捕まるがダニエル(吉田里琴)が邪魔して逃げ切る。宝の在処に辿り着いた二人。そこは幼い頃の祖父(石井天地)がエリザベス(シャーロック・レイラ)と遊んだ場所だった。
祖父は外国に帰るエリザベスと別れ二度と会う事はなかった。トマトも高校は遠くに通うらしい。トマトはこの旅行を最後の思い出にしたかったのだ。カンタロウは宝箱に入っていたビー玉をトマトに渡す。
「会いに行くよ。お前がどこに行っても」
【感想】◇
ゲームに負けてばかりのカンタロウが、じいちゃんとの最後のゲームを通じて、大切な宝物を見つける話。仮面ライダー電王で主役を務める佐藤健と、女優路線を歩む若きアイドル秋山奈々という、このドラマにしては豪華なキャスティングのためか2回に分けていた。でも内容的には1回に凝縮できたような気もする。
TVゲームで逃げてばかりだからいつも祖父に負けてるカンタロウ。学校でも成績は落ちこぼれ。ゲーム中の会話から、祖父は人生とゲームの似てる点と違う点を教えようとしていたのだろう。カンタロウに旅のゲームをさせ、自分が掴めなかったもう一つの人生を教え、カンタロウに可能性を提示しようと企画した。
カンタロウは祖父の遺志を充分に理解し、最後のトマトへの告白となる。一人では辿り着けなかったであろうゴールへの道をトマトに助けられ、成長していき、トマトを気遣い・助け、トマトと一緒にゴールした。ロールプレイングゲームの主人公のように。
ゲームの敵役のようでもあった先生二人だが、こちらもカンタロウとトマトを追い掛ける内に意気投合し、距離が縮まっていく。
ビー玉と太陽光線の意味する所の解釈があまりできないが、宝のイメージとは遠いビー玉も、思い出が詰まっていれば価値がある。そのビー玉に当たった太陽光線の美しさは物に換算できない価値がある。それらを良いものだと感じる心を持つ事や、そう思う人が自分以外にもいる事が重要…とかまぁそんな感じかな。
佐藤健と秋山奈々は俳優路線なだけに、先生二人よりも上手く演技が出来てた。日暮れ時にフラフラ歩くシーンはかなりの長尺で、アドリブ交えてたようにも見えたし。浜田翔子の演技は相変わらずだが、ゲームをしてた時の顔は初めて自然な感じの笑顔になってた。あれは本当にゲームをやってたのだろうか。
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