【あらすじ】神崎澪(阿井莉沙)は本城美沙(浜崎茜)に操られた氷室水穂(藤岡範子)に襲われる。澪は呪文を唱えて水穂の呪縛を解く。だが本城と戦った水穂は、本城に重傷を負わせるも返り討ちにされる。
「天国でお母さんに逢えるかな…」
息絶える水穂。友を失った澪は覚醒し、その叫びで本城は粉々に吹き飛ぶ。
榊拓海(津田寛治)と対峙した神崎源三(野上正義)は攻撃体勢に入る。榊の気を引くため木田が囮になるが、重岡辰巳(大和琢也)に後ろから刺されて絶命。源三の攻撃を瞬間移動でかわした榊。
神崎宅に澪を運んだ切人俊司(笠原紳司)。同じく源三を運んだ森岡涼子(川合千春)。澪は孤児ではなく、薔薇十字団最強の戦死:那美(大西結花)の娘であり、那美の元パートナーで今は政府筋に身を置いて榊をサポートしている鬼頭真澄(渡辺健)の子であった。
切人「澪が目を覚ましたら全てが動き出す。もし澪が選ばれし者なら榊にとって脅威だ」
澪の力が榊にも知れた事態に至り、遂に源三は魔神剣の居所へ向かう決意を固める。源三を車で迎える重岡。榊は狂気の笑いを発する。
「この俺をここまで欺き通すとは」
【感想】○
ほぼ全編に渡って緊迫した状況が続き、目の離せない展開になっている。#3までの説明と遅い進行は何だったんだと思うくらい加速しており、特殊メイクやCGも違和感なく使われていて、ローカル放送に留めておくにはもったいない出来映え。
本城美沙が倒されるのは予想できたが、氷室水穂が早くも死んでしまうのが意外だった。木田もあっさりと死んでしまうし。この辺の思い切りの良さもヌルい展開との決別を感じさせる。
澪は水穂の死で覚醒したが、これで悪魔と戦う要素が揃って、今後は一直線に突き進んでいくのかどうか。今のところは母の仇、友の復讐といったマイナスで戦う意義が強調されているのが不安。これを母と(父と)の再会、天使の使命などのプラス意義が加味されないと健全なヒロイン像から離れてしまう。
水穂は澪に仲間として戦う面も含めて、プラス意義を与える役割を果たしていたと思うが、早くも死んでしまって、今後の澪は木田を失った森岡涼子と共に戦っていくのだろうか。
重岡の立場はやはり切人が送り込んだスパイで確定かな。前の2回の記事でスパイだと書いて来て違ってたら大恥だが。でもスパイ(つまり十字団側)だとすると、仲間のはずの木田を迷わず殺した所が恐ろしい。榊を欺くためにそこまでしないといけないのか。
全ては源三を魔神剣へと動かすためで、重岡に木田殺しまでさせる切人は随分と非情な人物だ。この非情さに薄々気付いてる感じの涼子の反発などは今後起きるのだろうか。薔薇十字団側は結束力に問題を抱えてるね。(追記:どうやら榊の狂気の笑いは重岡ではなく、澪を隠していた源三に向けられた物らしく、重岡スパイ説も怪しくなってきたか)
一方の榊側は本城を失ったものの、新たに鬼頭真澄がサポートしている事が明かされた。しかも鬼頭が澪の父親らしい。どうして悪魔側に付いたのか謎で、その辺の事情の絡みで澪の母:那美との過去話も出てくるのだろう。
今後はっきりするであろう要素は分かっているものの、展開は予想がつかない部分が多く、次を観たい!と強く思わせるドラマになって来ている。
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