テレビ批評的視聴記 - 2007/01/10

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2007年01月10日(Wed)▲ページの先頭へ
しにがみのバラッド。(新番組)

【あらすじ】ディス(変わり者)と呼ばれるA-100100番の白い死神(浜田翔子)に仕える事になった仕え魔ダニエル(吉田里琴)。最初の対象者は上木真之介(南圭介)。3日後にトラックに轢かれて死ぬ運命。

真之介のデータを調べさせる死神。真之介は母の死後、高校に通いながら一家の生計を支えるため新聞配達や清掃のバイト。野球部も辞めて妹(入船加澄実)の食事も作っている。父親(小島康志)は酒浸りで仕事も辞めていた。

規則を破り、対象者に話し掛ける死神。ダニエルは、運命を変えるから話し掛けてはいけないと怒る。死神はボールの壁当てをする真之介に、父に働くよう説得することを勧める。真之介は床に臥せる父に「いいかげん自分に負けないでくれ」と話し掛ける。

翌朝、食事を作り、真之介にグローブを渡す父。喜んで家を出た真之介だったがトラックに轢かれる。死神の迎えが来る。
「何とかなんねーのかな」
「運命は変えられないの」
鎌を振り下ろす死神。その目には涙が。

ダニエルにご主人様と呼ばれるのを嫌った死神。ダニエルは死神を100100から「モモ」(百百)と呼ぶ事にする。

【感想】◇
原作が累計130万部とかアニメ化済みとか、見事に知らずに視聴した深夜テレビドラマ。変わり者の死神が、魂を天上界に運ぶ前にその人の思いを遂げさせる…といったショートストーリーか。

コスプレが似合う理由のみで起用されたかのような、浜田翔子主演という事で最悪も覚悟して視聴したが、覚悟していた分、そんなにひどい印象は受けなかった。涙は塩分少なそうだったが(←微妙な表現w)。喜怒哀楽の少ない死神役という設定にだいぶ演技力が救われていた。セリフ回しはそこそこ出来ている方。

むしろダニエル役の吉田里琴が可愛さを持っていってる。ただしあの呂律の回ってない喋りはOKなのか。浜田翔子のセリフ回しの出来も、この吉田里琴と一緒に出てるから良く聞こえただけかも。

母を亡くし父は無気力になり、一人で家を支える真之介。父が立ち直り、妹を高校・大学に行かせ、自分は野球部に戻るのが夢だった。でも間もなく死ぬ運命。モモは真之介が居なくなっても良いように、父への説得を勧める。

それであっさりと父が復活するのがアレだが、良い方向に向かい始めた所での死という無常さは、真之介とモモのセリフで良く表わされていた。この無常さを毎回やっていくのだろうか。モモの真意が理解されるに連れ、モモを嫌がっているダニエルもモモを助けたりするのだろうか。

あとは、対象者に話し掛けるシーンが何の境界も無く描かれる点もやや疑問。普段は人間からは見えない設定なのだから、そこからの変化はCGでも何でも区切りをつけるべきでは。もとから対象者にだけ死神が見える設定なのかもしれないが。まだ初回なのでそういった所もよく分からない。
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しにがみのバラッド。DVD Vol.1(1、2話)
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しにがみのバラッド。(本・コミック)
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Radiohead Tribute(エンディング曲:No Surprises / TRICERATOPS収録)
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