| ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
【あらすじ】中原岬は佐藤達広の部屋を出て、本屋:BOOKS HAKUDOでマルチ商法の本を買い、自宅で勉強。佐藤は岬が作ったオムライスや野菜サラダを食べる。ゴミだらけの部屋も岬が掃除したらしい。明日、商品を返しに行こうと山崎薫。そこへ岬が『マンガでわかる悪徳商法対処法』を手に戻ってくる。
「佐藤君には私がついてるからマルチなんて怖くないよ、全然」
翌日、三人で電車に乗って小林恵に会いに行くが、佐藤は途中で気分が悪くなる。
「皆、気付いてる。オレがマルチに引っ掛かった大マヌケだって」
本当に返品しなきゃいけないのかと尋ねる佐藤に山崎は、今止めないとノルマも借金も増えると答える。なんとか喫茶ルフランにたどり着く佐藤達。
岬「ク、クリーニングオフに来たんです」
山崎「クーリングオフですよ」
赤面する岬。
意外にも小林はすんなりと解約に応じる。だが、ひきこもりの最大原因は食生活だと話し始める。インスタントばかりだと脳内物質が欠如してネガティブ思考に。結果ひきこもりになると。山崎の専門学校生活が上手く行かないのも食生活が原因だと。マウスロード社のサプリメントを勧める小林。
佐藤「分かったよ委員長。これでビッグな夢をつかんでやる!」
帰りの電車で岬の本から、これもマルチ商法の手口だと知る三人。マウスロードサプライヤー:黒川和也から小林の住所を聞き出し、小林のテラスハウスへ。小林の家の中は商品でいっぱいだった。
「笑いたければ笑うがいいわ。私はもう引き返せない所まで来てるの。売り捌かないと未来はないのよ」
その時、上の部屋から物音。食事を作り出す小林。恐る恐る見に行く佐藤達。そこにはネットゲームに浸る小林の兄:友一が居た。彼こそ、佐藤・山崎とパーティを組んだ事のあるトロトロ(種族:チューラス、職業:電創導師、LV:73)だった。
【感想】◇
優しき隣人たちの協力を得て、マルチ商法で売りつけられた洗剤をクーリングオフしに行く佐藤だったが、ミイラ取りがミイラになって新たな商品を買ってしまう。もう一度、返しに行ったその先には、手の施しようのないノーフューチャーな状況の売り手とその家族が居たのだった。それは佐藤達がはまり込むかもしれなかった未来の姿でもあった。
結局、解約手続きをまだしていないのと、終わったと思っていたネットゲーム問題が再燃し、ドラマ全体が足踏みな感じ。ひきこもりとネットゲームの関係は深刻だと強調したいのだろうか。それともここで、佐藤が始めて誰かを救える立場に転換した事が重要なのだろうか。
マルチ商法という知らない言葉を聞いて、すぐに本屋で関連本を買う岬。ひきこもり脱出講義でも本の丸写しのような内容を語っていた(#5)し、#16では「萌え」本で勉強してたし、岬は何でも分からない事は本を買って調べるタイプのようだ。まさに低迷する出版界の救世主(笑
小林の手口にまんまと引っ掛かる一同がトホホ。解約にすぐに応じる姿勢を示し安心させた所で、別の切り口から商品説明を始める。人の弱み(ひきこもり、学校での友達関係)を巧みに突いて、話に引き込む。いつも佐藤を助けるストッパーの山崎もその気になる。これを救ったのが岬のマンガ本だったというのが笑える。岬もここで初めて役立つ。
小林の家がテラスハウス(庭付き低層の連続住居)だと言い当てる岬。叔父さん(千葉家)がこの分野の専門(設計士?不動産屋?)だと言う。わざわざこんなシーンがあるという事は、今後の伏線なのだろうか。
小林恵と兄:友一は、マルチとネットゲームで首の回らない状況。それは佐藤が成り得たノーフューチャーな未来形。兄のために食事を作る恵と、佐藤のために手料理を作った岬で対比しつつ、インスタントな佐藤・山崎と、手料理でも兄がダメ人間という小林。ここで小林の食生活原因論は自らの行動によって否定されている。
前回記事
←Top
N・H・Kにようこそ!DVD(各2話収録)
NHKにようこそ!(大岩ケンヂの原作)
パズル(オープニング曲)
もどかしい世界の上で(牧野由依の新エンディング曲)
踊る赤ちゃん人間、日本引きこもり協会のテーマ(大槻ケンヂの旧ED曲)
ダークサイドにようこそ!(サウンドトラック)
サニーサイドにようこそ!(ソングコレクション全24曲)
第20.5話フルボイスにようこそ!(ドラマアルバム)
レンタルお姉さん(ニートを動かす女性のルポ)
by Amazon