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【あらすじ】コンジット修理をするオブライエンとノーグ。必要部品がカーデシア製なので時間が掛かる。元カーデシア領で現在は放置されているステーション:エムポック・ノールから調達する事に。だがカーデシアは撤退時にトラップを仕掛けているらしい。カーデシア人のガラックも連れて行く。
移動中、オブライエンにボードゲーム:コトラーの対戦を申し入れるガラック。元軍人でセトリック3の英雄のオブライエンは、今はエンジニアだからと断る。セトリック3での戦闘の模様などを聞きたがるガラックだがオブライエンは相手にしない。
エムポック・ノールの罠を解除しつつ部品探しする隊員達。だが冷凍保存されていたカーデシア兵が生き返り、シャトルを爆破、ペチェッティ・ストルゾフを殺害する。ガラックがその兵隊を殺す。パルス信号で救助を呼ぼうとするオブライエンだったが、ボクター・アマロも殺される。
ガラックはカーデシア兵に投与されていた精神興奮剤に触れ、攻撃衝動を抑えられず隊員も殺していたのだった。ノーグを人質に取られたオブライエンはガラックと決闘。フェイザー銃を爆発させガラックを倒す。DS9で治療を受けるガラック。見舞ったオブライエンは「殺すつもりだった」と告白する。
【感想】○
元軍人で今はエンジニアとして生きるオブライエンが、殺人をプログラムされたカーデシア兵の襲撃を受けたり、薬で殺人衝動に駆られたガラックとの対決で戦闘状態に追い込まれ、ガラックへの殺意を生むまでを描く。ガラックとオブライエンの殺しの衝動に違いはあるのか無いのかがテーマ。
誰も居ないはずのステーションで隊員が死んだり、ミイラ取りがミイラになっていくガラックといったミステリーとサスペンス要素が緊迫感を生み出し、追い詰められていくオブライエンの最後の判断がなかなか考えされられる。
温厚な性格のオブライエンが、セトリック3で多数のカーデシア兵を殺した英雄だったとの過去。同じカーデシア人のガラックは、オブライエンが本当はカーデシア人をもっと殺したいとの欲求を持っていると分析する。コトラーのゲームで挑発するがオブライエンは乗ってこない。
カーデシア兵の再起動を幸いに、オブライエンの本性を引き出そうと考えるガラック。だが自分も薬で殺人衝動が出ている事は自覚していない。元スパイで暗殺などもしていたガラック。昇進のために独自判断で人を殺した経験もあると思われる。
ガラックはこの自分の経験をオブライエンにも当てはめようとしている。オブライエンにも殺人願望があるのではないかと。だがオブライエンは軍人として、命令によって人を殺していた人物だった。ここが二人の大きく異なる部分。軍隊は殺人集団との見方もあるが、それは命令があって初めて成立するものであり、むやみに罪を犯す軍隊は軍隊ではない(本来は)。
最後のガラックとの決闘で「殺すつもりだった」オブライエンだが、個人的感情ではなく隊長としての判断だったのではないか。オブライエンは戦闘状態に追い込まれ、軍人意識には目覚めたものの、殺人願望は元々持ち合わせていなかったのだ。
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