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【あらすじ】マキがカーデシアに向けてミサイル発射したとの通信を傍受したマートク将軍。送信先はかつてマキを率い、今はDS9に拘留されているマイケル・エディングトン。シスコ司令はミサイルを止めるようエディングトンを無理矢理に連れ出し、発射基地まで案内させ、停止コードを送らせようと考える。
保安候補生:ノーグは、クリンゴン人への対応に苦慮。禁止事項だと注意しても無視される。シスコ司令はノーグに正面から戦えとアドバイス。だがノーグはなかなかクリンゴン人のマートク将軍に正面きって言い出せない。
シスコとエディングトンのシャトルはジェムハダー戦艦に追尾される。止む無くエディングトンの手錠を外し操縦させ、ミサイル基地のアソス4に到着。しかしそこにもジェムハダーがおり、多数のマキが殺されていた。コントロール室に着いたが、そこは単なるマキのアジトだった。エディングトンを解放させるために妻レベッカが実行した罠だったのだ。
脱出しようとするが、ジェムハダーの総攻撃を受けエディングトンは死亡。シスコはレベッカらを連れDS9に戻る。ノーグは勇気を出してマートク将軍らに厳重注意。以降、マートクはノーグに挨拶するようになる。
【感想】△
「裏切り者は誰だ」で連邦からマキに加わり「エディングトンの逆襲」でカーデシアと連邦を窮地に追いやったものの逮捕されたエディングトン。その後カーデシアはドミニオンと同盟し、マキはドミニオンから虐殺される。今回はその残党がエディングトンを救い出そうとする話。
クリンゴンから遮蔽装置の人道支援を受け、それを改造して生物兵器搭載の遮蔽ミサイルをカーデシアに向けて発射したという。命中すればカーデシア・ドミニオン連合が惑星連邦とクリンゴンに報復し全面戦争へ。その間隙をぬってマキは領地回復を目指すシナリオのようだ。
だがこれらは全て偽情報で、真の狙いはミサイルを止めるために拘置を解かれるエディングトンの救出にあった。シスコはこの作戦にまんまと引っかかる。頭脳戦では毎度のようにエディングトンはシスコに勝っている。対するシスコは逆上気味で、力で押え込む強引な手法。
しかし今回は囚人であるエディングトンに司令官の力を見せ付ける事はできなかった。まずジェムハダーに見つからないよう、行動は戦艦ディファイアントではなく小型シャトルで一対一。行き先までの道のりに詳しいエディングトン。行き先はマキの基地。シスコが優る要因がない。
結局エディングトンを殺したのはドミニオンのジェムハダー戦士で、むしろシスコはエディングトンに助けられている。エディングトンはマキの英雄となり、シスコはライバルを失った。
サブストーリーであるノーグとマートクのささやかな戦いだが、メインストーリーとの関連性があまり見出せない。ノーグに言った正々堂々と立ち向かえとのアドバイスが、テロリストであるマキへの言葉とも取れるくらいか。不正改造した遮蔽ミサイルに生物兵器という戦術が卑怯だと。
仮にミサイル発射が本物だとしても、大国間の戦いで漁夫の利を得ようとする作戦はいけない。そんなことだからマキは正式な国家として認められないテロ集団。前にも書いたようにシスコはマキ撲滅を望んではいない。協定でカーデシア領となった星に拘らず、他の星へ移住し一国家となるべきと思っている節がある。
マキがパレスチナでカーデシアがイスラエルとの読み替えが可能。シスコの考えがアメリカの方針なのだが、これでパレスチナが土地を手放すはずもないわけで…。もちろんアラブ諸国もこれを認めたくないわけで…。
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