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【あらすじ】立花(永井大)はミントキャンディ店長に就任し、大滝(吹越満)をチーフに引き上げ、菊田(深水元基)をサブマネージャーにする。キャストの雰囲気も良く、千鶴(井上和香)は不動のNo.1。一方、奈緒(滝沢沙織)は今や笑子(酒井若菜)と2位争いをするまで落ちた。元店長:神崎(渡邊邦門)はホール長の地位に納得せず、愛子(涼果りん)の居るイメクラ:イメッ娘学園で働く。
神崎は桜井久美子(杏さゆり)をスカウトし立花は怒る。笑子にも引き抜き話が舞い込み、さらに奈緒が店を辞めピンクソーダに移る。奈緒を引き抜いた長瀬(菅原卓磨)に会った立花。引き留めなかった事を冬海(益子梨恵)にも笑われ、奈緒はこの店ではBEST10にも入らないと言われる。
大滝家に招かれご馳走になる立花。妻も子供も二人いる大滝は
「まじめに働いて必死に食べさせてるという意識を持っていたい」
と語り、引き抜き合戦なしで店を盛り立てていこうと提案。新しいDMを作成し、有名写真家に撮ってもらうキャスト達。だが笑子は写ろうとしない。辞めるつもりではと心配する千鶴。
社長:藤堂(伊原剛志)に連れられ、政財界長老:三宅川信之(峰岸徹)の鑑定を受ける立花。泥水を飲んでいないが応援を約束される。笑子を引き留めるため、笑子の希望通り付き合う事にする立花。三宅川が来店。大滝は断固反対するが、立花はひなの(大友みなみ)を売り、大滝をクビに。
「変わらなきゃ、やっていけないんだよ」
橋の上で雨の中、号泣する立花。
【感想】○
話数圧縮のためか矢継ぎ早な展開。立花が店長になっていきなり成功してるし、ヒロインのはずである千鶴の存在感の無さも驚き。今回は月である千鶴は置いといて、黒い太陽の別の衛星である大滝と笑子に焦点を当てた展開だった。
スカウトマン:ケン(田中要次)の
「敵が増えた分、味方も増やしておけよ」
この言葉が重要なポイント。誰が敵で誰が味方かの選別を誤った立花は、2つの衛星(大滝と笑子)の軌道を変えてしまい、太陽である自分の位置も不安定になったと執筆者は見たが、今後どうなる事やら。
敵が増えたとは長瀬に加え、神崎や愛子を指すもので、味方に着けるべきは千鶴に加え、大滝と笑子でないといけない。実際この2人は立花寄りだったので、2人を尊重していけば良かったのに、立花はその有りがたみに気付かず、大滝をクビに笑子と関係を持つ。
大滝と笑子の、男と女で対照的な行動なのに共通する心というキャラ配置が、このドラマに絶妙な面白さを出している。店外のバッティングセンターで遊んだり家庭に招く大滝は立花を励まし続ける。同じく店の外で会う笑子は、立花に金を貸したり付き合ってと懇願する。
これに対し立花の下した決断は、側に置いておくべき大滝を切り、距離を保つべき笑子と関係を持つ事だった。プライベートで友にすべき大滝を職場から追い出すのも、職場で理解者にすべき笑子をプライベートな関係にするのも、どちらも間違った選択を立花はしてしまう。
さらに味方に着けたのが三宅川というのも劇薬か。巨額な財政的支援をタダで受けられるはずが無い。まずは三宅川個人の満足のために、ひなのを売ったが、今後もっと大きな代償を払わされるのではないだろうか。
藤堂社長は立花を踏み台にして長瀬が後継者になる事を望んでおり、立花を短期的な成功者に仕立てようとしている。立花は見える敵だけと戦い、真の敵である藤堂が見えていない。その上、自分の選択ミスで味方もどんどん失っている状況では、立花の絶頂期はとうに過ぎてるように思える。
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