テレビ批評的視聴記 - 2006/07/21

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2006年07月21日(Fri)▲ページの先頭へ
N・H・Kにようこそ! #2

【あらすじ】中原岬から手書きの「ひきこもり脱出とそのサポートに関する契約書」を渡される佐藤達広。自分はひきこもりじゃないと言って立ち去る。岬は明日も同じ時間に待っているという。

翌日自室で、宇宙人が最終戦争で生き残った自分をサンプルとして飼っている。あまり外に出ないよう引きこもりニートにしたとの陰謀を思い出す佐藤。あっという間に夜9時。岬が痴漢に遭っているのではと妄想し、助ける名目で再び公園へ。SOHOのクリエイターだと告げる佐藤。だが岬は信じない。

嘘を付いたストレスからアニソン野郎の隣室に怒鳴り込む佐藤。そこには高校時代同じ文芸部の後輩だった山崎薫が住んでいた。伐々木デザイナー学院のゲームクリエイター科に通っているらしい。『ゲーム制作概論』を貸してもらい、それをクリエイターの証拠として岬に提示する佐藤。自分の作品は来月に見せると約束。

その様子を山崎が目撃。佐藤の境遇は山崎に全てバレる。クリエイターだと証明するため佐藤が脚本を書き、山崎がゲームソフト化する事になる。そして選んだジャンルはエロゲー。

【感想】△
岬へのクリエイターだとの見栄っ張り、後輩:山崎との再会、嘘を現実にするため本当にクリエイターになろうと決意する佐藤。その決意が前向きではなく、追い詰められての消極的決定だった所が意図された面白さなのだろうか。

とはいえ、前回感じたようなワクワク感が一気に萎んでしまったのは何故だろう。前回の面白さがN・H・K(日本ひきこもり協会)と中原岬にあったのに対し、今回はその2つとも面白さに絡んでこないからだろうか。

今回も佐藤は陰謀を妄想する。だがそれはN・H・Kではなく宇宙人の陰謀。という事は一大事にも思えたN・H・Kも、佐藤にとっては陰謀の一つに過ぎないのか。タイトル:N・H・Kはどこへ行った?

中原岬の描き方もリアルに過ぎたのでは。見栄を張る佐藤に「かわいそう…」といった表情で見るシーンが痛々しい。画と演技のレベルが高いと評価する事も出来るが…。基本的に、佐藤が妄想のボケをかまして、岬がやんわりツッコミという形式でないとこの2人は笑いにならない。前回のマンガ喫茶ではそれが出来ていたのに、今回の公園では2人ともマジになり過ぎ。視聴者は引くしかない。

そして隣室に居た山崎のキャラも期待外れというか何というか…。もっとステレオタイプなオタクの方が良いような。体型もほっそりだし性格も尖がっているし。これがプヨプヨしててユルい性格だったら、エロゲー化の話も視聴者が笑えるというか救いがあったように思う。

山崎のあのキャラ設定では、何だか本当に切羽詰まってて冗談では済まされない状況へ一気に追い込まれたような感じがして、駄目っぷりを笑う事も出来ない。それともこの番組が「引きこもりなりの青春ラブコメ」だと勝手に思い込んでいる執筆者が間違っているのか。
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N・H・Kにようこそ!DVD(各2話収録)
NHKにようこそ!(大岩ケンヂの原作)
パズル(オープニング曲)
もどかしい世界の上で(牧野由依の新エンディング曲)
踊る赤ちゃん人間、日本引きこもり協会のテーマ(大槻ケンヂの旧ED曲)
ダークサイドにようこそ!(サウンドトラック)
サニーサイドにようこそ!(ソングコレクション全24曲)
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