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【あらすじ】クワークが破産寸前の借金を抱えたと知った従兄弟のゲイラは、ホロスイート用の武器取引の話を持ち掛ける。オブライエンの生まれたての息子:キラヨシは、抱きかかえていないと直ぐに泣き出す。
武器商人:ハガスの部下として武器仲介を始めたクワークは、取引をどんどん拡大。しかしハガスを裏切ったファラックは殺される。違法ではないが倫理に反するとして連邦士官はクワークの店に来なくなる。
遂に某国総督代理との商談にありついたハガスとクワーク。反乱軍ナサックとその領民2800万人を根絶やしにする武器を購入する総督代理。クワークは良心に目覚め、この取引を中止に追い込もうとナサックと接触。キラヨシは中継ピットで寝付く。しかしここには長く居られない。
総督代理とナサックを鉢合わせさせたクワーク。銃撃戦となり総督代理は死亡。ナサックは逃亡したハガスとゲイラに暗殺部隊を送り込む。自室のベッドでようやく寝付いたキラヨシ。オブライエンは椅子で眠ってしまう。
【感想】◇
金のために大量殺人に使われると分かっている武器を売る「死の商人」の世界を知ったクワークが、良心に目覚めてその取引を止めようと命を賭ける話。クワークは一線を超える事は無かったが、武器商人は絶える事はない。
金儲けを文化とするフェレンギ人は、金儲けのためなら何でもすると思われがちで、他の人種からは倫理に反する・節操無しと思われている。クワークもフェレンギ人として金儲けのために何でもしているが、連邦相手の商売なので法律は守るようオドーの強い監視を受けている。
ホログラムの武器取引は違法ではない。だが法規範に反しなくとも社会規範には反する。クワークの店は閑古鳥となり、本業でますます赤字になる。罪悪感を持ち始めるクワークだったが、だからこそ武器取引に精を出す。
良く分からなかったのは、人が死なないホログラムの武器のはずだったのに、いつのまにか2800万人の命云々…の展開になってしまった所。執筆者が何か見逃し・聞き逃し又は誤解したのかもしれない。後半はこの疑問が気になって入り込めなかった。
オブライエンとキラヨシのサブストーリーも関係性がいまいち見出せないが、親の手がないと生きていられない赤子を育てていくのは本当に大変で、たった一つの命を守るのにこんなにも苦労する。それなのに武器商人は大量殺人をもビジネス・金儲けとして心を痛める事も無いのだ…という対比による批判が込められているのだろうか。
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