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【あらすじ】叶小夜子(岩田さゆり)は10年前の天衣神社で知らない男からレイプされた。七夕の夜、今度は小夜子が男に近づき鋏で殺害。祖父と祖母が死体を処理し神社を焼いた。
遠野暁(池田努)は小夜子の虜となり抜け殻のよう。そんな暁に活を入れる遠野涼(松尾政仲)だったが効き目なし。小夜子は小川雪政(井田國彦)に過去の遠野家の争いや揉め事を調べさせる。涼は浮子(北川弘美)から遠野建設による天衣神社近辺の開発計画を聞く。
涼は海岸で小夜子を抱きしめ言う。 「おまえが味わった屈辱を俺が絶対終わらせるから、もう終わりにするんだ」 しかし小夜子は涼の両親の交通事故への疑問を口にする。車を運転していた暁の父:遠野一郎(下元史郎)から当時の状況を聞き出す涼。疑問は深まる。
「美しき物、空舞う鳥。汚なき者、潜りし男」
日曜日、遠野家を訪ねた小夜子は一郎とダーツをする。涼は猟銃を手に一郎の部屋へ。そこには服を乱した小夜子と一郎の死体。小夜子を守るため暁がダーツで一郎を刺したらしい。暁は警察から逃亡。
「宿命ですもの」
そう言って去る小夜子を狙う男(貴山侑哉)の影。
【感想】○
キジ狩りで一郎死亡との前回の予想は恥ずかしいほど外れ、涼が一郎を殺すのかと思いきや暁が殺すというフェイントにも引っ掛かり楽しめた。これで遠野家に大打撃を与える小夜子の作戦は御見事。しかもこれが宿命という事は、遠野家は代々、肉親の争いを繰り返してきた家なのだろうか。
涼が小夜子を抱きしめて言ったセリフは、#4以来の本音だったように思う。しかしこれに抱き合って応えなかった小夜子は、涼に行動を求めていると解釈できる。#4での口付けは、涼が小夜子を助けた行動の後に言われたセリフに対するものであったのに対し、今回の涼はまだ言葉だけの段階だから。
では涼がすべき行動とは何か。それは一郎を殺す事である。小夜子は涼の両親を殺したのが一郎だと匂わせ、復讐を果たすよう仕向ける。だが一郎を殺したのは暁だった。これは小夜子の予定内だったのか予定外だったのか微妙。暁が殺すのが理想的ではあるが、一郎を殺してくれるならどちらでも良かったとも考えられるし…。この微妙な所が面白さでもあるが。
小夜子にとっては、涼が一郎への殺意を持つだけで充分だったのかもしれない。何も無く一郎が死んだとなれば、涼の小夜子への警戒心は一層強まる。一郎は死んで当然との思いがあれば、今回の件も涼にとっては心の傷が浅く済む。とすればこれは、涼に対する小夜子流の気遣い・優しさなのだろうか。
余談だが、車が海に転落した時は、パニックになってすぐ出ようとすると確実に死ぬ。車内と海の水圧が違うためドアが開かないから。この点では一郎の話は正しい。よって助かるには、車内に全部水が入り水圧が一定になってから落ち着いて出るに限る。そのくらいの時間なら息を止めて耐える事はできる。
ただ、一郎の証言にはやはり疑問が残る。運転席の窓が開いていてそこから出て助かったという事が有り得るのか。海水が一番激しく流れ込んで来る窓から出られるのだろうか。一郎が助かるにはやはり車内が満水になってからしかない。だとすれば涼の両親も助かる確率はほぼ同じでは。というわけで、涼の両親は殺されてから海に投げ込まれたと考えるのが妥当かと。
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吉祥天女 2
吉祥天女 3
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吉祥天女(1) 小学館文庫
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CD
GOD SISTA:LISA(ED曲「It's On」のPV付)
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