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【あらすじ】叶泰造が危篤となり叶小夜子(岩田さゆり)は病床へ。
「お前がこの家を守るんだ。それがお前自身を守る事にもなる。お前が生まれて来た事にはきっと意味がある」
そう言い残して泰造は死ぬ。
泰造の葬儀後、父:叶靖(谷本一)と叔母:浮子(北川弘美)の話を偶然聞く小夜子。本当の母は祖母だと知る。靖は遠野家との縁談の条件を浮子に提示。麻井由似子(桐谷美玲)の兄:鷹志(村上幸平)は小夜子をモデルに絵を描きたいと願い出る。小夜子は承諾。
急速に進む小夜子と遠野暁(池田努)の縁談。戸惑う遠野涼(松尾政仲)は周囲の人物に探りを入れる。叶家では浮子が徳子(宇佐美多恵子)を同窓会に行かせ、靖が小川雪政(井田國彦)を遣いに出させる。
二人きりになったところで小夜子を襲う靖。庭に逃げた小夜子は落雷を呼び寄せ、直撃を食らった靖は記憶を失い病院生活。
「美しき物、ハナショウブ。浅ましき者、欲に溺れし男」
【感想】△
小夜子を気にかけていた泰造の死、本当の母が祖母だという出生の秘密、父からもレイプされそうになる小夜子…というように小夜子を廻る状況は確実に悪化しているのだが、そのわりには緊迫感に欠けた。
小夜子の本当の母が泰造の妻だと明かされ、泰造が小夜子の味方だった事から泰造が父とも考えられるが、どうも違う気がする。小夜子を生まなければならない事情があったのだろうか。この辺がまだ解らないため、出生の秘密が明かされてもどれほど重要な事なのか量りかねる。
小夜子と10年ぶりに会いその魅力に取り憑かれた靖は、性欲を浮子に向けていたが、それでも満足できなくなり小夜子を直接襲おうと計画する。浮子にとっても、叶家の力を削ぎ靖の相手から解放されるため願ったり叶ったり。
その結末が落雷。これまでは根津の自殺、大沢の転落死と小夜子が直接手を下してなかったが、この落雷は自然現象では片づけられないほど直接的だった。そして直撃食らっても死なない靖は何なんだ。落雷と靖が死なないのはどちらも不自然な気がしたが、小夜子が直接手を下したからこそ靖は死ななかったとも解釈できる。
今後も、間接的では死に、直接的では再起不能という結果で、小夜子が殺人者にならないギリギリの均衡を保っていくのだろうか。
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吉祥天女 2
吉祥天女 3
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吉祥天女(1) 小学館文庫
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CD
GOD SISTA:LISA(ED曲「It's On」のPV付)
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