テレビ批評的視聴記 - 2006/04/23

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2006年04月23日(Sun)▲ページの先頭へ
スタートレックDS9:敗れざる者(前編)

【あらすじ】カーデシアの暗号通信を解読したガラックは、司令部に嘘を付き一人で出かけようとする。ドクター・ベシアに見つかり、これはドミニオンにやられた艦隊からの救難信号だと明かす。ガラックはジアルと、ウォーフはダックスと別れ。二人はシャトルで出発。

しかしガラックとウォーフはガンマ宇宙域でジェムハダーに捕まり、371捕虜収容所へ。そこに救難信号の発信者:エラブラン・テインとクリンゴン人のマートク提督がいた。さらにベシアも一ヶ月前からおり、DS9にいるベシアは可変種だという。

ガンマ宇宙域からアルファ宇宙域へのジェムハダーの侵攻が明らかとなり、戦力不足のシスコ司令は両者を繋ぐワームホール封鎖を決断。ジアルの父でカーデシア時代のDS9司令官ガル・デュカットは、ジアルをカーデシアに脱出されようとするが、ジアルはガラックを待つと拒否。

収容所生活で虫の息となったテイン。ガラックが看取る。実はテインはガラックの父だった。その頃DS9ではワームホール封鎖に失敗し、ドミニオンのジェムハダー艦隊が襲来していた。

【感想】○
これまでの伏線やゲスト出演者の再登場で総決算のような展開。いよいよ惑星連邦とドミニオンの全面戦争か?!という所で後編へ。まぁ、ガラックとシスコ、デュカットの活躍で最小限に抑えられるのだろうが。

カーデシアの諜報工作員でありながら裏切り者としてDS9に置いていかれたガラック。かといって連邦からも警戒され信用されていない。本心を明かさぬよう言葉巧みに振る舞い、仕立て屋として生き延びてきた。そのガラックが珍しくテインからの救難信号に拘る。テインが元上司で認めてもらいたいからとの説明は、最後の最後でテインが実の父だと明かされ、血も涙もないと評されるガラックも人の子だったと判明する。

テインが行方不明になったのは「可変種の脅威2(前編)」の艦隊全滅の時か。そのテインと一緒にいたマートク提督は「可変種の脅威2(後編)」で可変種だった犯人。本物はこんな収容所にいたのか。8ヶ月前の伏線だ。ジェムハダー、連邦、クリンゴンの特徴は「戦士の宿命」に既述。ジアルとガラックの出会いは「裏切り者は誰だ」で11ヶ月前にある。

連邦とドミニオンの戦争がメインストーリーならば、今回は二つのサブストーリーがある。まずは父と子の絆。ガラックは父:テイン救出に向かい、デュカットは娘ジアルを助けようとする。ガラックは敵の手にあるテインの元へ行く事をいとわないし、ジアルは敵の手に落ちるDS9から離れようとしない。目的を半分しか遂げていないガラック、デュカットの今後の行動はポイントになりそう。

そしてもう一つは可変種の存在。固形種から可変種に戻り、可変種らしい生活を送ろうとするオドーと、固形種に成りすます可変種ベシア。可変種はジェムハダーにとって創設者でもある。二人の可変種の対決もあるかもしれない。シスコがどう裁くかも見所になるか。
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