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【あらすじ】ソラから持ってきたリーオの弾を分配する討伐軍。地上に降りたソラノヒト達は自活ができない。故郷を失い悲しみに暮れている。ザイリンはディグに帰還しジーンの真意を質す。唯一絶対神だと答えるジーン。
ソラ評議会の議員達から事情を聞くルージやラ・カン達。ディガルドへは技術だけでなく、優秀な頭脳のジーンを送り込んだと知らされる。ディガルドをソラの支配下に置き、あわよくば地上の全てを手に入れようとの魂胆だったと。
バイオゾイドは大増産され部隊の再編成も実施される。その部隊表の中に、ゾイド不適合者であるはずの旧友:ウィプスの名を見つけるザイリン。面会は許されず、宿舎に侵入したザイリンは無数の機械兵を目撃する。その中にはゾイド不適合者が乗っていた。ウィプスも女性も老人も子供も…。
魂だけになった不適合者を解放し、ザイリンはジーンへ反旗を翻す。ジーンのバイオティラノはザイリンのデータによって完成し、ヴォルケーノでも歯が立たない。そんなザイリンをフェルミが助けディグから飛び去る。ジーンは全土への侵攻を宣言。
【感想】×
違う。絶対違う。こんな単純な勧善懲悪な展開を見たくてゾイドジェネシスを視聴してきたのではない。ジーン一人が悪を一手に引き受け、ジーンを倒せば世界は平和になる、ジーン以外は皆良い人という終わり方に何の意味があるのか。確かに、ジーンが倒されるべき存在である事に異存はない。でもこれではあまりにもジーンの悪を強調し過ぎではないか。
今まで積み上げてきた敵と味方の政治動向や理詰めでやってきた作戦計画、そして傑出した才能を持つルージとザイリンの対決といったゾイドジェネシスだが、全てはこんな終わり方に繋がっていたのかと思うとガックリくる。
せめてジーンがここに至るまでの動機づけに、一片の同情の余地を入り込ませて欲しい。神童と呼ばれ幼い頃から実験させられていたとか、ディガルドの暴走も全ては愛しいプロメの気を引くためだったとか、ザイリンは自分が亡くした子供に似ていたとかもう何でもいいから。ただ「神になりたい」で良いのか。
こんな悪玉排斥の流れでは、これまでのゾイドシリーズと一緒だ。それともゾイドシリーズはこのパターンでしか終わりを許されていないのか。物事を善悪で判断する事しか出来ない段階の子供に向けたアニメだからか。
今まで見せてきた味方の諍いや、ヒーロー:ルージにまでやらせた大義のために犠牲を払う作戦、敵方にいたダークヒーロー:ザイリンの武士道精神、中立を装いながら未必の故意を犯したソラノヒト、誰もが過ちを持っているはずなのに、それがジーンの悪を生み出した面もあるのに、ジーンに全てを押し付けて終わりで良いのか。
これでジーンを倒すのが、サブキャラの助力を得たルージの精神力だったりザイリンのバイオ粒子砲だったりしたら、本当に全てが台無しの駄作になる。
前回記事
ゾイドジェネシスSPECIAL BOX(1〜18話、ムラサメライガー同梱)
ゾイドジェネシスSPECIAL BOX2(19〜34話、ハヤテライガー同梱)
ゾイドジェネシスSPECIAL BOX3(35〜最終話、ムゲンライガー同梱)
ゾイドジェネシス オリジナルサウンドトラック
NEED YOUR LOVE(Do As Infinity)(OP曲:夜鷹の夢も収録)
握りしめたその手に新ED曲
ありのままでlovin’U(DVD付)ED曲
Real Love(PARADISE GO!!GO!!)旧ED曲
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