【あらすじ】シスコ司令は、古代ベイジョーの伝説の都市:バハラの街の絵を解析し、その場所を突き止めようとするが、ホログラムショートのショックで神経過敏に。選ばれし者として予言者の声やパーテムファー(聖なる幻)の力を得たシスコ。
ベイジョーの連邦への正式加盟が認められるが、シスコは条約調印式の準備をキラに任せ、絵画のオベリスク(塔)を通じてバハラへ意識を飛ばす。マキとして逮捕されていたシスコの恋人:キャシディーが刑務所から出てくる。シスコはキャシディーと共にベイジョーの地下へ行き、バハラ遺跡を探り当てる。
加盟反対の宗教家:カイ・ウィンはシスコを予言者だと認め、ワトレー提督らが引き留める中、精神世界の旅へ向かわせる。調印式はシスコ抜きで始まる。そこへお告げを聞いたシスコが加盟反対を唱えて乱入し倒れる。
シスコは予言者の力を切断しないと命も危ない状態に。息子:ジェイクが同意し手術。加盟は延期されシスコは力を失う。
【感想】◇
事故によって幻覚や幻聴がするようになったシスコが、ベイジョーの連邦加盟を巡る政争に巻き込まれ、命の危険に晒される。最後は家族の絆で神経切断されシスコの意に反する結末を迎える。
お告げや予言を信じる人が加盟反対派で、それは幻だと科学的に迫る人が加盟推進派になる構図。だが、シスコの予言者としての力がカイ・ウィンにそって操作されたものだとはハッキリと描いていない。200年間誰も発見できなかったバハラを見つけたのはシスコの力で、そこから先がどうも怪しい感じ。境目を分かり辛くすることで流れがスムーズにはなっていた。
少々昔の話でうろ覚えだが、もともとシスコは苦肉の策で暫定的に「選ばれし者」になったのであり、その力が本物かどうかは最初から疑わしい部分もある。連邦とベイジョーの橋渡し役であり、連邦加盟を推進する立場にありながら、ベイジョーの宗教指導者でもあるシスコ。虎穴に入らずんば虎子を得ずで、シスコの言動一つで加盟が揺れる状態にしておいたカイ・ウィンの、先を見越した策略が今になって効いたとも解釈できる。
キャシディー・イエーツも久々(8ヶ月ぶり)の登場で面食らったが、スタートレックDS9:裏切り者は誰だで逮捕された人物。
古代では、現代では病気とされる幻覚や幻聴を不思議な力として崇め、宗教的意味を持たせ政治を行ったのだろうか。人を利用するのに長けた人間が権力を握るのは今でも同じか。
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