【あらすじ】ディガルドの反撃で次々と陥落する討伐軍の拠点。ジーン武帝は質より量で工場を建設しバイオゾイド増産。アイアンロックでの生産も再開。ロンは上司:パラに掛け合い、バイオゾイドを斬るリーオの弾を入手するが、絶対量が足りない。
ソラの評議会はディガルドを気遣い、討伐軍への全面協力ができない。リーオが欲しければ自分達で取りに来いとの返答をよこす。それにはディガルド支配下にあるアイアンロックを占領し、地下にあるギルドラゴンを探し出し、稼動させる必要がある。
アイアンロック出身のコトナの本当の名がギルドラゴンを目覚めさせる鍵だと推理したロン。本当の名は結婚相手にしか教えられない掟を利用し、ルージとコトナを結婚させようとする。コトナにソラの存在を明かし説得するも不調に終わる。
ガラガやセイジュウロウ、レ・ミィにもソラを明かし、ギルドラゴンの必要性を説くロン、ルージ、ラ・カン。コトナもアイアンロック奪還には賛成し、討伐軍の進撃が始まる。
【感想】○
反攻に転じたディガルドに対し、戦いの切り札となるリーオを得るためソラの協力が不可欠になる討伐軍。だがそれを得るには幻の空飛ぶ大型ゾイドを起動し未知なる大空へと羽ばたかねばならないのだった。…という壮大さでありながら、その鍵を握るのがコトナの本名で、それを聞き出すために採った手段が偽装結婚というオチがつく話。
質より量と言うジーンだが、実際はリーオでないと倒せないバイオゾイドとその工場を持つディガルドは、質も量も討伐軍に勝っている。少ないリーオを持つムラサメライガーなど主人公達だけでは限界がある。そこでソラからリーオを得る。でもそう簡単には行かない。理詰めの展開が冴えている。
その上手く行かない理由も、ディガルドと同盟しているソラが表立って討伐軍を支援できないという外交的側面、ディガルド支配地の占領とギルドラゴン起動という戦術的側面、そして起動の呪文となるコトナの協力という味方の心情的側面の3つが絡み合う。幅のある設定ができるゾイドジェネシスは幹の太い物語だと再確認させられる。
偽装結婚というギャグのような展開も、結局はそれでコトナが落ちず、取りあえずアイアンロック攻略には参加する形で今回は終わるという所も渋い。最終的にコトナを動かすのはやはりルージの純粋な思いなのだろうか。
最後に、ギルドラゴンが起動したとして誰が操縦できるのか、という問題点も、主人公ルージがやるように思わせつつ、しっかりと伏線を張っている。前回記事で「ゾイドに乗って戦うのだろうか?」と指摘したソウタである。本当に粗の少ない作品だ。
前回記事
ゾイドジェネシスSPECIAL BOX(1〜18話、ムラサメライガー同梱)
ゾイドジェネシスSPECIAL BOX2(19〜34話、ハヤテライガー同梱)
ゾイドジェネシスSPECIAL BOX3(35〜最終話、ムゲンライガー同梱)
ゾイドジェネシス オリジナルサウンドトラック
NEED YOUR LOVE(Do As Infinity)(OP曲:夜鷹の夢も収録)
握りしめたその手に新ED曲
ありのままでlovin’U(DVD付)ED曲
Real Love(PARADISE GO!!GO!!)旧ED曲
recollections SPECIAL-BOX(レミィ×コトナ)
ゾイドジェネシス(ホビー)
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