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【あらすじ】ディガルド国王:ララダ3世が急死、養子の息子:ジーンが王位に就き、元帥も兼ねた「武帝ジーン1世」と名乗る。フェルミは少将に、ザイリンは中将に昇進。
ディガルドの政変の間に占領地域を解放する討伐軍。ルージはその先頭に立ち、テロザ村・ティアグラ村などを次々に解放、ムラサメライガーを見ただけで兵士や人々の士気が上がる。
レ・ミィは補給任務の合間にギンと呼ぶソウタに会う。畑仕事を手伝ったり絵を描くソウタ。しかし夜は牢で過ごし、ゾイドを見ると恐怖する。
夜中、コトナに起こされルージはまたも出撃。途中で目が霞み苦戦するが何とか戦闘には勝つ。
【感想】○
ディガルドの支配者が世代交代、ソラ勢力への反発を密かに目論むジーン。その間に勢力を拡大する討伐軍。そのシンボル的存在となったルージは八面六臂の活躍を見せるが、疲れが溜まり「ムゲン」ライガーの名前のようには精力が無限ではない。
出来事を淡々と追っていて、中心となる軸が無く盛り上がりに欠ける印象の回ではあったが、こういった今までと今後の調整回には、色々な伏線が散りばめられている事が多く、気を抜くと後々楽しめなくなる可能性があるから要注意。
ディガルドのジェネレーターも壊れ、そこへやってきたソラノヒトが協力を申し出て、レッケルを生産させ技術供与し、ディガルドは大きくなっていったと推測できる。ララダ3世の過去には、ディガルドの民を守るための苦渋の決断があったのかもしれない。そしてソラノヒトであるジーンを養子に迎え、後継者とする事まで受け入れた。
思いの外ディガルドが拡大し強大な力を持つに至り、ジーンの野望は刺激され、ソラからの派遣要員という役割を越え、大陸だけでなくソラをも支配しようと考えるようになる。指図されるのが嫌いなフェルミ(飛ぶ事に拘りを見せるキャラからも裏付けられる)もソラの下にあるディガルドという構図が気に食わず、ジーンの反抗心に同調する。
その二人とは段々別の思いになってきているザイリン、そして討伐軍側にその身があるソウタの両名の今後は、ディガルド内部の変化にとって重要なキャラである。
一方の討伐軍。ズーリ・トラフに拠点を築くのに成功し、ラ・カンに政治的役割が強くなると同時にルージには戦闘での活躍が期待される。それに如何なく応えるルージが最近強調され過ぎで、執筆者も皮肉交じりの誉め殺しのつもりで、#35「キャラ年齢をもう少し上げた方が違和感が無い」、#37「とても子供とは思えない」「万能人」、#38「天才」、#39「革命児」…などと書いてきて、もうそろそろレギュラー級キャラの扱いを改善した方が良いのではないかと書こうと思っていた。しかし今回、ルージも決して軍神でなく人であるという描写となっていて安堵した。
ヴォルケーノの副作用で倒れるザイリンと過労で倒れそうなルージ。ダークヒーローとヒーローをこんな所でも公平に扱おうとする配慮には、いい加減さが無い作品だとつくづく思う。
前回記事
ゾイドジェネシスSPECIAL BOX(1〜18話、ムラサメライガー同梱)
ゾイドジェネシスSPECIAL BOX2(19〜34話、ハヤテライガー同梱)
ゾイドジェネシスSPECIAL BOX3(35〜最終話、ムゲンライガー同梱)
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