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【あらすじ】時効事件の後処理を行う総武署の時効管理課に勤務する霧山修一朗(オダギリジョー)は、時効の事件を調べるのを趣味にしようと思い付く。密かに霧山に思いを寄せる同僚の三日月しずか(麻生久美子)を誘って、休日に早速調査に取り掛かる。
家庭料理のカリスマ:笠松ひろみ(東ちづる)の元夫殺害事件。容疑者であった笠松ひろみのアリバイを証明したのは、夫の愛人:水岡由起子(高田聖子)だった。しかもひろみと水岡には面識が無く、完全なアリバイが成立していた。
捜査を担当した警官や笠松ひろみ、水岡らに当たって話を聞く霧山。笠松ひろみが取り調べを受けた後に水岡が証人として名乗り出た事を突き止める。
「茄子があるからマーボー茄子を作ったように、犯人がいるから共犯者が出てきた」
それにヒントを得て、笠松ひろみが犯人で水岡がニセのアリバイ証明をした、そして時効成立の時にその報酬を受け取ったのだとの推理に行き着く。
【感想】○
今期は「功名が辻」「西遊記」「N'sあおい」「出雲の阿国」、単発で「トゥルーラブ」と観てきてどれも記事に出来ずどうしようかと思っていたが、やっとこの「時効警察」でヒット。
とはいえ、あらすじや事件それ自体はどうでもいい感じ。とぼけた霧山と抜けてる時効課の人々、同期のエース:十文字疾風(豊原功補)の自信過剰っぷり、そしてツッコミ役の三日月といったキャラありきのドラマ。霧山のヌルいボケと心の中でツッコム三日月のやり取りや、三日月が居ないシーンではボケの後に間を置いて、視聴者の笑う時間を取る演出などの雰囲気づくりの勝利。
霧山は髪がボサボサで目にはクマがあり動きもトロく、とにかくボケている。三日月は身なりも就業態度も一般常識を持っているためツッコミを入れるが、恋愛観では霧山が好きというボケっぷり。
事件の方は一番怪しい人物がやっぱり犯人だったというもので、その犯行動機も凡庸であり、そちらには力が入っていない。霧山と三日月の数日の調査で解決する。こんな程度の事件も解決できず15年経って時効だなんて。時効になったから状況証拠もない推理の段階で自白を得られる面はあるが。
「時効になっても殺した事実は消えない」
との犯人のセリフがこの番組で伝えたいポイントなのだろう。コミカルだけでなく事件の哀しさまで描けるかどうか。
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