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【あらすじ】ジュンは白崎に誘われ、人形師:槐(エンジュ)の製作現場を見学させてもらう。失敗作を叩き割る槐。
帰宅したジュンは真紅に、父:ローゼンがどういう人物だったのかを訊ねる。薔薇水晶は水銀燈に、ローザミスティカの力があればメグは助かると告げる。
「究極の少女を目指して作ったが、届かなかった人形」それがローゼンメイデン。父を探す蒼星石は、泣いている父の姿を見つける。そこにいた薔薇水晶。
「お父様はアリスが見つからないと泣いている。お父様の願いを叶えるため始めましょう、アリスゲームを」
蒼星石がジュンの家に来て宣言。
「僕はアリスを目指す。君達と戦い、ローザミスティカを集めてアリスになる」
「僕達はお父様の理想から離れた行動をしている。お父様を悲しみから救うには、誰かがアリスになるしかない」
必死に引き留める翠星石の叫びをよそに、アリスゲームが開始される。
【感想】○
薔薇水晶による焚き付け行為が奏功し、ようやくアリスゲームが開始される事となった回。人形師:槐が、あらゆる時代に存在するとされるローゼンか?というのも示された。今回は格好良く決まってるセリフが多く、締まりのある回だった。
薔薇水晶はまず、好戦的な水銀燈の参戦に成功する。ジャンクへのコンプレックスをメグとの出会いで増幅させている事を利用し、他のドールを倒す事で完全なドールとなれると告げる。
そして厭戦陣営である真紅側についているドールの中で、最も冷静に使命について探求している蒼星石の切り崩しに取り掛かる。お父様の幻影を蒼星石に見せ、アリスゲームの本質を織り交ぜつつ巧みに宣戦布告へと導く。
蒼星石の決意を知った真紅は、戦いの空しさを語った前回とは一転して戦いを受けて立つ意思を見せる。「戦いを止めさせるための戦い」を始めるつもりか。
ローゼンの本当の気持ちを槐から聞いたジュン。
「離れていても遠くにいても、愛情は残っている」
失敗作として叩き割られ、形は無くなっても作った者の愛情は変わらないのだ。ましてや、叩き割られる事もなく存在しているローゼンメイデンシリーズ。
「お前達の何処がダメなんだ!何が不満なんだ!」
形あるドールを死なせるアリスゲームは、最終解決手段ではないと主張するジュンだったが、もはや手後れ。
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