| ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
【あらすじ】富士精密工業(前身は中島飛行機)の中川良一は、零戦の栄エンジンを作った伝説の技術者。初の国産車:プリンスを作り、社名もプリンス自動車に。だがトヨタクラウンに押され、スカイラインで対抗。
日本グランプリでは、他社が改造車で出場する中、馬鹿正直に普通仕様で出場し惨敗。売上も減少。次の日本グランプリでは日本車トップになるも、優賞はポルシェ904。
外国産に対抗するため政府が推し進める合併により、日産に吸収されることになったプリンス。最後の日本グランプリでの優勝を懸けたプロジェクトが始動。飛行機屋の意地を見せる。
車輌設計:櫻井眞一郎が軽量化、エンジン設計:榊原雄二が改良エンジン、ドライバー:砂子義一が走り、監督はエンジン実験の青地泰雄、そしてスピード給油は柿島道雄。R380は空母と同じチームワークで勝利。
【感想】○
無くなる事が決定した会社の、最後の晴れ舞台に賭ける意地が勝利を呼ぶ。自社の強みである元飛行機屋を活用した技術で勝負し、最終的にはチームワークで大団円といった流れ。特に悪い所も無く、無くなる会社だから感情移入もしやすく、レースという分かりやすい山場で盛り上げた。
事前の申し合わせを信じて馬鹿正直に無改造で出場し、改造して勝ったトヨタがそれを宣伝してシェアを伸ばす。負けたプリンスは売上激減…などという話を聞くと、日本グランプリに熱狂しその結果で購入車を決めた消費者の愚かさを嘆くべきか、企業の悪どさに憤慨すべきか…。ちなみにトヨタの記事はプロジェクトX:トヨタ・クラウンに記載。
最後のレースで優賞するため、飛行機技術を生かしてバルブを増やしたり、潤滑油を行き渡らせる技術が零戦と同じだったり、そして空母の整備員のようにレース給油時間を短縮する作戦…という所は良かった。
レースで負け続けた事が売上減少に繋がり、吸収合併の原因になったのだから、最後にそのレースで勝って鼻を明かしてやりたい…との一方的な論理も分からないでもない。本当にレースが原因だとしたらね。
前回記事
プロジェクトX 挑戦者たち ラストファイト 名車よ永遠なれ(今回のDVD)
走りの追求・R32スカイラインGT-Rの開発
スカイライン2000GT-Rメモリアル1969→1973
1/24スポーツカーシリーズ スカイラインGT-R VスペックII(タミヤ)
SKYLINE GT-R(DVD)
プロジェクトX DVD
プロジェクトX(本)
地上の星/ヘッドライト・テールライト(OP・ED曲)
by Amazon