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【あらすじ】占い師:アニー(ケイト・ブランシェット)は、カードで人の運命が読める超感覚“ギフト”の持ち主。ドニー(キアヌ・リーヴス)からのDV被害に苦しむヴァレリー(ヒラリー・スワンク)や暴力衝動と闘う修理工:バディ(ジョヴァンニ・リビシー)の面倒を見る。
息子の学校の先生:ウェイン(グレッグ・キニア)の婚約者:ジェシカ(ケイティ・ホームズ)が失踪。その捜索を頼まれたアニーは、占いと霊視でドニーの池で死んでいるジェシカを捜し当てる。
裁判で霊能力を嘲笑されたアニーだったが、ドニーは有罪判決。しかしアニーは、真犯人がいる事を感じる。ウェインと一緒に池に行き、そこで彼が犯人だと気付くアニー。ジェシカ同様、首を絞められる。
そこへ、精神病院送りとなっていたバディが助ける。だがバディはその日に自殺していた。
【感想】○
サム・ライミ監督作品という事で視聴したが、中盤までは期待を裏切らない内容。終盤にどんでん返しがあるかと思ったが、割とあっさり決着してしまいやや拍子抜け。
それでも、ギターを基調とした音楽と幻想的な映像で魅せた雰囲気は十分評価できる。万能ではない霊能力で魔女と呼ばれ苦悩する人間的なアニー。夫を失い子供を抱え貧しく生きているからこそ、DV被害者ヴァレリーや幼少期に父から性被害に遭ったバディの苦しみも分かる。
終盤に迫力を欠いた原因は、一番良い人そうで被害者の立場にあったウェインが犯人だった…というオーソドックスなオチにある事は明白だ。また、バディの扱いは良いとして、ヴァレリーを活かしきれなかった点と、死んだジェシカが決して善人とは言えなかったために、いまいち感情移入が出来なかった部分にあるだろう。
さらに、亡き夫の墓の前で生きる決意を新たにする様子がエンディングだったが、この事件の教訓が、アニーの夫以外への男性不信の解消に繋がっておらず、中途半端な印象も受けた。