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【あらすじ】占い師:アニー(ケイト・ブランシェット)は、カードで人の運命が読める超感覚“ギフト”の持ち主。ドニー(キアヌ・リーヴス)からのDV被害に苦しむヴァレリー(ヒラリー・スワンク)や暴力衝動と闘う修理工:バディ(ジョヴァンニ・リビシー)の面倒を見る。
息子の学校の先生:ウェイン(グレッグ・キニア)の婚約者:ジェシカ(ケイティ・ホームズ)が失踪。その捜索を頼まれたアニーは、占いと霊視でドニーの池で死んでいるジェシカを捜し当てる。
裁判で霊能力を嘲笑されたアニーだったが、ドニーは有罪判決。しかしアニーは、真犯人がいる事を感じる。ウェインと一緒に池に行き、そこで彼が犯人だと気付くアニー。ジェシカ同様、首を絞められる。
そこへ、精神病院送りとなっていたバディが助ける。だがバディはその日に自殺していた。
【感想】○
サム・ライミ監督作品という事で視聴したが、中盤までは期待を裏切らない内容。終盤にどんでん返しがあるかと思ったが、割とあっさり決着してしまいやや拍子抜け。
それでも、ギターを基調とした音楽と幻想的な映像で魅せた雰囲気は十分評価できる。万能ではない霊能力で魔女と呼ばれ苦悩する人間的なアニー。夫を失い子供を抱え貧しく生きているからこそ、DV被害者ヴァレリーや幼少期に父から性被害に遭ったバディの苦しみも分かる。
終盤に迫力を欠いた原因は、一番良い人そうで被害者の立場にあったウェインが犯人だった…というオーソドックスなオチにある事は明白だ。また、バディの扱いは良いとして、ヴァレリーを活かしきれなかった点と、死んだジェシカが決して善人とは言えなかったために、いまいち感情移入が出来なかった部分にあるだろう。
さらに、亡き夫の墓の前で生きる決意を新たにする様子がエンディングだったが、この事件の教訓が、アニーの夫以外への男性不信の解消に繋がっておらず、中途半端な印象も受けた。
【あらすじ】薔薇水晶の攻撃を受ける真紅とジュン。戦おうとしない真紅をラプラスが現実世界へ戻す。真紅はこの事は他言無用とジュンに頼む。
誰も知らない7番目。最後の姉妹の目覚めは、アリスゲームの再開とアリスを誕生させよとの父の意思なのか。真紅の異変に気付いた蒼星石・翠星石・雛苺・のり。
ジュンは巴が見つけた人形作家:槐(エンジュ)の店に行く。そこには人形への思いを語る店員:白崎がいた。
その店で買ったオルゴールを皆のお土産とするジュン。薔薇水晶とアリスゲームの事を皆に話した真紅。
【感想】◇
前回はドール世界の新たな登場人物のお目見えだったが、今回はリアル世界の新登場人物の紹介といったところ。白崎はラプラスと何となく雰囲気が似てる。ドン引きの人形心酔を語り、固まってる巴とジュンを見て
「あ〜、二人ともリアクション薄いんだね〜」
の言い方が上手くて笑ってしまった。
さて今回は、水銀燈の悲劇を繰り返したくないと思っている真紅が、アリスゲームの再開を受け入れたくないがために、その事実を隠匿しようとする動揺とバレバレの態度変化が描かれた。
黙りこくって閉じこもる行為を諌めるジュンに対し
「あなたにそんなこと言われたくない」
と言った後に、引きこもりだったジュンと同じであり、ジュンを傷付けた事に気付くシーンが見所だった。
話とは全く関係無いが、もうローゼンメイデン・トロイメント全巻のDVD予約ができるそうな。テレビ放映時が最もDVDへの関心が高い、という視聴者心理(買うかどうかは別だが)にようやく製作側も気付いたのか。前シリーズも予約開始は早めだった記憶があるから、この製作陣は市場を良く分かっている。だからこそこの続編も作れたのだろうし。
昔のように半年続く作品なら放映末期に関連商品のCMを入れる事が出来たが、3ヶ月作品ではCMが間に合わない事が多々ある。これによる機会損失は大きい。次々出てくる番組の中にあっては、3ヶ月作品はすぐに忘れ去られて商品を探す意欲も失せてしまうから。
去年「うた∽かた」の記事を書いている時期のユーザーの反応(桁違いのアクセス数とDVDを検索する人の多さ)を見るにつけ、そのような印象を持った。あの作品は予約CMが間に合わなかった事でだいぶ損をしたのではないだろうか。
前回記事
ローゼンメイデン第一期レビュー
聖少女領域:ALI PROJECT(OP曲)
光の螺旋律:kukui(ED曲)
ローゼンメイデン・トロイメント 第1巻 (初回限定版)
ローゼンメイデン・トロイメント 第2巻
ローゼンメイデン・トロイメント 第3巻
ローゼンメイデン・トロイメント 第4巻
ローゼンメイデン・トロイメント 第5巻
ローゼンメイデン・トロイメント 第6巻
ローゼンメイデンDVD
ローゼンメイデン(コミック)
ローゼンメイデンCD
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【あらすじ】柳沢吉保(北村一輝)の妻:染子(貫地谷しほり)にも手を出す徳川綱吉(谷原章介)。徳松の母:お伝(小池栄子)は、安子(内山理名)の妊娠を知って危機感を抱き、世継ぎの確約を得ようと桂昌院(江波杏子)、綱吉に掛け合うが不発。
正室:信子(藤原紀香)は京より常盤井の局(高岡早紀)を招き大奥へ入るよう懇願。常盤井の局は大奥総取締りの地位を要求。綱吉への取り成しを安子に頼む信子。
お伝に安子の不慮の事故での流産を勧める柳沢吉保。石段滑りを目論むが、安子の父:牧野直貞(平泉成)が身を挺して守り事無きを得る。母:阿久里(萬田久子)の遺書を渡された安子は強く生きる決意を新たにする。
安子はお伝を牽制し、桂昌院が支配する大奥を変えるべく、綱吉に申し出て常盤井の局:右衛門佐を大奥に入れさせる事に成功。
【感想】◇
綱吉の子を身ごもった事で嫉妬を買い、仕組まれた流産の事故という危機にまで追い込まれた安子が、母:阿久里と夫:成住(田辺誠一)の死を無駄にしないためにも力強く生きる決意を固め、大奥の戦いの舞台に臨んでいく所までを描いた回。この変身の過程が一番の見所。
とはいえ、阿久里の遺書には「安子を守れ」と書いてあるだけで特に目新しさは無く、「阿久里と成住が身を捨てて守った命」だから安子は生きよ、という父の言葉も、今更…の感もある。もともと犠牲者の対場から始まった安子の大奥入りから、生き抜く事が復讐になるのだという論理では、身内は納得できても大奥の他者には理解不能だろう。
だから安子の思いや論理は他者に全く影響を与えていない。私利私欲で権力抗争を続ける大奥の人々にとって、安子の行為は新規参入でしかない。決意や覚悟がどうであれ、私利私欲の人々と同レベルの場に安子は降りた…との印象があり、あまり感心できない。
前シリーズ「大奥第一章」は、私利私欲かお家大事か分からなくなっている春日局(松下由樹)に対し、全ての人を救おうとの思いで尼から奥入りしたお万(瀬戸朝香)の対立が見物だった。欲があるのは心があるからと認めた上で、その心を将軍家に捧げる事が大切だとするお万の願いが、春日局の心を溶かし動かしていった過程が見事に描かれたが、果たして「華の乱」ではそこまで清く描けるのか非常に不安だ。
前回記事
大奥〜第一章のレビュー
大奥 華の乱 DVD-BOX
大奥 華の乱(ノベライズ本)
修羅場:東京事変(主題歌)
大奥〜華の乱サウンドトラック
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【あらすじ】幕末、紀州広村の商人だった濱口梧陵は、大地震の後の異様な光景を目にし、それが先祖伝来の津波の予兆である事を察知する。直ちに村人1300名を高台の八幡神社に避難させる。日が暮れ、方角が判らなくなった者のために稲むらに火を付け目印とした。
97%の村人が助かったものの、村は津波に飲み込まれ壊滅。紀州藩に支援を求めるも音沙汰無し。濱口梧陵は私財を投げ打ち、仮小屋を建て農具を貸し出したが、村を捨てる者も多かった。
長さ900m、高さ4.5mの堤防建設を決意する濱口梧陵。村人自身で築きあげ、働いた者には給金を出す事を約束。だが、安政江戸地震で梧陵の醤油店の経営が傾き、再建のため向かった江戸では広村への送金中止を迫られる。
それでも銚子の店で大増産を果たし送金を続けた濱口梧陵。二年後に広村に帰った時「広村堤防」は完成。後の1946年昭和南海地震では、4mの津波を防ぎ被害は軽微で済んだ。
【感想】◇
「百世の安堵をはかれ」の精神でいつ起きるか分からない地震と津波に対し、末代までの安全を築き上げた。濱口梧陵と広村の人々の信頼関係が世界初の堤防工事を成し遂げた。
まず、地震から津波までの40分の間に、最長20分の道のりの神社まで避難させた迅速な行動。第一波に半身を飲み込まれながら、逃げ送れた人のために引き返し、稲むらに道しるべの火を付ける。これだけで濱口梧陵が立派な人物である事が分かる。
震災後の私財提供、そして村の団結・存続のため、醤油店の売上から二割を送金させての堤防建設。金持ちがその金を正しく使えば、前代未聞の大工事すら出来てしまうのだと知った。
この堤防建設を、どうやって思い付いたのかが不明。川の堤防を応用したのだろうか。また、江戸の醤油店閉鎖に追い込まれながら送金を続けた解決策も不明。銚子店で広村出身の従業員が精を出して働き大増産したとの事だが、それを販売するチャネルを開拓したのだろうか。
前回記事
津波とたたかった人―浜口梧陵伝
津波から人びとを救った稲むらの火―歴史マンガ 浜口梧陵伝
地震の社会史―安政大地震と民衆
大都市が震えた日―安政大地震・関東大震災・阪神淡路大震災
12歳からの被災者学―阪神・淡路大震災に学ぶ78の知恵(河田恵昭著)
図解雑学 地震
【あらすじ】無差別級の代表:神永昭夫は、東京オリンピックでオランダのヘーシンクにまさかの敗北。だが翌日には富士製鉄人事部で普段通りの健康保険の計算をこなしていた。
網膜剥離で引退した神永は金メダルのため請われて監督に。初戦で失神するほど弱かった上村春樹を「立ち姿が奇麗。関節も柔らかい」として目にかける。だが次のオリンピックで日本は三回戦敗退。メダルはヨーロッパ勢独占。
旭化成に入った上村は、神永と同じ技を身につけ日本代表に。イギリスのレンフリーを大内刈りで破り、12年越しの金メダル。
【感想】△
お家芸の柔道で金メダル獲得が至上命題だったとはいえ、これが果たしてプロジェクトと呼べるのか?という疑問が残る回。
日本代表でありながら会社務めをこなし、試合で敗れた翌日も出社し、普段通り働いていた神永昭夫。監督として率いた選手達の就職先を用意していた…などのエピソードから、神永が人格者であった事は理解できたが、金メダルプロジェクトは達成できていない。
上村春樹にその思いが引き継がれたような描き方でお茶を濁していた。技に勢いが付く前に止めるための「左手首の返し」、「技の善し悪しは音で知れ」だけが直接的に伝授された。だがこれを持っていた神永は敗れたのだから、この技を身に付けた事が金メダルを獲得した理由にはならない。時の運か。
前回記事
柔道教室(上村春樹著)
目で見る柔道実戦コーチ(上村春樹著)
Yawara!
プロジェクトX DVD
プロジェクトX(本)
地上の星/ヘッドライト・テールライト(OP・ED曲)
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【あらすじ】クワークの元妻でクリンゴン人のゲリルカに惹かれるウォーフ。連邦とクリンゴンの戦争でゲリルカ一族は財政危機に瀕し、クワークにアドバイスをもらいに来たのだった。
ケイコの代理母となったキラの世話をするオブライエン。同じ部屋で過ごす生活を続けるうちに、何とはなしに心を許し合っている事に気付く二人。だがケイコは何も気付いていない。
クワークはゲリルカとの再婚を考える。ウォーフは身を引きダックスと共に、クワークにクリンゴンの求愛行動を教え助ける。ケイコの勧めで別荘に行く事になったキラとオブライエン。
クワークとゲリルカは再び結ばれ、ウォーフとダックスも恋人関係に。キラとオブライエンは自制し別荘行きは取り止め。
【感想】○
恋の成就のため苦労する当事者と、思いがけず恋人同士になる者達。思い人とは成就できないのに、側に居る人と結ばれてしまう恋の面白さを描いた回。
クワークはかつて、身を守るため便宜上ゲリルカと結婚していたが、再会し真剣に結婚を考えるようになった。種族と文化の違いを乗り越え仲間の助けもあって再婚。
ウォーフは同じ種族のゲリルカに求愛行動を取るも振られ、ダックスと一緒にクワークを応援する側に回る。それがなぜかダックスと恋人になってしまう。
同様に、共に過ごす時間が多くなっていたオブライエンとキラ。このままでは恋愛感情に発展するのは時間の問題だと気付き、互いに距離を置く事に。
クワークは自分の意図した状況を作りゲリルカと結ばれた。ウォーフとダックスは意図しない状況で結ばれた。オブライエンとキラは意図していない状況で結ばれる事(しかも不倫)を恐れた。オブライエンとケイコは既に結ばれている状態。
これら4パターン全部を一回で描く脚本、しかもそれぞれのキャラ設定を変更する事もなく展開していくストーリー。この企画力というか発想の柔軟さが日本のドラマで出来ているか…と追及すると下を向くしかない。
逆に、これさえ出来ていればスタートレックのようにいくらでもシリーズが続き、深みのあるドラマにもなるのに。1クールで終わってしまうドラマはそれだけしか出来ない浅いもの…と言われても仕方ない面もあるように思う。
前回記事
スタートレックDS9
スタートレックDS9(関連本)
スタートレック ディープ・スペース・ナイン(サウンドトラック)
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【あらすじ】アイアンロックに地下水脈を通って潜入するコトナとラ・カン。マキリという影の組織に捕まり、ディガルド軍フェルミに突き出される。
マキリの親方はコトナの妹:ルンナだった。コトナはマキリが、アイアンロックの秘密を守るために人を殺し、それをアイアンロックの呪いと名付け、組織を強くするためにルンナを殺そうとした母の考えに反発し、アイアンロックから逃げた過去があった。
クルックーの助けで脱走するコトナとラ・カン。地下工場でゾイドが製造されている現場を目撃。ゾイドを生み出す力、それがアイアンロックの秘密。
ルンナはマキリの掟に従い2人を殺そうとする。だがフェルミには掟など関係無い。コトナは工場を自爆する呪文を唱える。フェルミの撃った弾丸がルンナに。脱出するコトナとラ・カン。
【感想】○
コトナの過去が明らかとなった回。秘密を守るためには何でもする掟への反発は理解できるが、それだけで十分だったようにも思える。ルンナの命を守るためコトナが出ていったというのは少々無理があるというか、付け足しとして雑な設定だった気もする。
また今回は、ゾイドが発掘されるだけでなく製造できる事、その能力をディガルドが得て大量生産してるらしい…という事も明らかとなった。無尽蔵に増えるバイオゾイドにディガルド討伐軍は対抗できるのか。典型的な質対量の構図だが、ザイリン・フェルミ・ソータら優秀な乗り手と改良を重ねたバイオゾイドも出てきて、敵の強さが質的にも強調されている。
それに対して討伐軍側の増強も描かれる。ロンが取り付けたソードウルフ、レインボージャークの強化パーツの威力がそれだ。敵味方公平に扱う手法は今回も健在だった。
前回記事
ゾイドジェネシスSPECIAL BOX(1〜18話、ムラサメライガー同梱)
ゾイドジェネシスSPECIAL BOX2(19〜34話、ハヤテライガー同梱)
NEED YOUR LOVE(Do As Infinity)(OP曲:夜鷹の夢も収録)
ありのままでlovin’U(DVD付)新ED曲
Real Love(PARADISE GO!!GO!!)旧ED曲
ゾイドジェネシス(ホビー)
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【あらすじ】時計を拾ったヤクザにホラーが憑依。しかし魔戒騎士:冴島鋼牙(小西大樹)は取り逃がしてしまう。時の陰我が生みしモラックスは体ではなく時計に憑依するホラーだった。人間の体以外に憑依するホラーとは初対決の鋼牙。
御月カオル(肘井美佳)はホラーの返り血を浴びてあと100日の命。メッセンジャーのバイトを始め、龍崎駈音(京本政樹)の原稿を出版社に届けに行くが、ホラーがカオルに憑依しようと近づく。
カオルを助けるため時計台に誘い込まれた鋼牙。実は時計台自体がホラーで、鋼牙はホラーの体内に飲み込まれてしまったのだ。四方八方からの攻撃でカオルを助ける事も出来ない。
「残された時間が僅かでも、人にはその時間を最後まで生き抜く権利がある」
「貴様にその女は渡さない!」
「貴様の邪悪な時をオレが止める」
【感想】◎
敵の攻撃を避け、剣を振るいながら吐く鋼牙のセリフ全てがカッコイイ。時間をテーマに時計とカオルの命の長さを絡めた、定石ハズレ無しの展開で充実の30分だった。
ホラーが体だけに憑依するものではない事が明かされ、今後はこうした変則パターンも期待出来る。実は敵の体内にいてそこで決戦というのも良くある手法だが、窮地に陥った状況が分かりやすく表現できるテでもある。
カオルがあと100日の命という設定も明らかに。だったら#1での「私も返り血を浴びたい」の発言は撤回したいw
この100日の最後に鋼牙はカオルを斬ると言っているが、それはできるのか。鋼牙とカオルの関係はどこまで発展するのか。そしてこの宿命を超える結末は用意されているのか。製作側の思惑通りに期待を大にしてしまう筆者であった。牙狼〈GARO〉はスゴイ!今のところ今期最高のドラマだ。1リットル以上の涙を流そうじゃないか。
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DVD
牙狼スペシャル 白夜の魔獣・前編(テレビ版の続編)
牙狼スペシャル 白夜の魔獣・後編
牙狼 1(1〜4話)
牙狼 2(5〜8話)
牙狼 3(9〜12話)
牙狼 4(13〜16話)
牙狼 5(17〜20話)
牙狼 6(21〜23話)
牙狼 7(24〜最終話)
CD
牙狼〜SAVER IN THE DARK〜(OP曲、JAM Project)
牙狼
僕はまだ恋をしてはいけない(新ED曲、京本政樹作詞作曲)
僕が愛を伝えてゆく(旧ED曲、京本政樹作詞作曲)
本
牙狼 暗黒魔戒騎士篇(小説)
牙狼(GARO)魔戒之書
牙狼ビジュアルブック
牙狼写真集「冴-さえ-」 DETAILS of HERO
GAME
黄金騎士牙狼
黄金騎士牙狼
フィギュア
ガロ(鋼牙)&魔導輪ザルバ
烈火炎装ガロ&魔導火
銀牙騎士ゼロ&魔導具シルヴァ
ガロ(大河Ver.)&轟天&砂時計
心滅獣身ガロ&魔導輪ザルバ ダメージVer.
キバ&駈音ペンダント
ガロ最終版&カオル&指輪
煌人12inchアクションフィギュア ガロ(黄金仕様)
煌人12inchアクションフィギュア ガロ(大河Ver.)
煌人12inchアクションフィギュア ゼロ
装着変身 ガロ
関連商品
Kalmia(カオル役:肘井美佳DVD)
ナチュラル・ビューティ―自分らしくキレイになる(ジャビ役:佐藤康恵 著)
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【あらすじ】引きこもりだったジュンは、勉強の遅れを取り戻そうと学校図書館で学級委員:巴のノートを借りてお勉強。自宅ではドールの真紅・雛苺・遊びに来る翠星石・蒼星石との相変わらずの日々を送っていた。
最近、夜遅くまで起きている真紅。実は水銀燈の亡霊に悩まされ、水銀燈をジャンクにしてしまった事を後悔していた。その亡霊を追いかけて鏡に飛び込む真紅。ジュンも後に続く。
そこにはいたずらウサギ:ラプラス、そして薔薇水晶と名乗る第七ドールが待ち構えていた。
【感想】◇
前シリーズからスタッフもOP曲・ED曲の歌手も同じに、完全なる続編として始まったトロイメント。前シリーズと同レベルの出来を期待しておく。OP曲の歌詞が字余りすぎて聴き辛いが。前曲が良すぎたか。
前シリーズレビューの最終回で「どうみても水銀燈が悪いとは思えない」と書いたが、真紅も燃やしてしまった事を後悔していたようで、良心の呵責にさいなまれる様子がちゃんと描かれていて安心した。芯は細いが確実に存在する所がローゼンメイデンの評価できる点。
ジュンの勉強で、解らず答えを見て軽い自己嫌悪に陥り、消しゴムで消そうとしたらノートが破け集中力も切れ、投げ出してベッドに腰掛け、イライラから貧乏揺すり…といった一連の動作は、実際だれもがやった事のあるシーンで共感できた。
ローゼンメイデン第一期レビュー
聖少女領域:ALI PROJECT(OP曲)
光の螺旋律:kukui(ED曲)
ローゼンメイデン・トロイメント 第1巻 (初回限定版)
ローゼンメイデン・トロイメント 第2巻
ローゼンメイデン・トロイメント 第3巻
ローゼンメイデン・トロイメント 第4巻
ローゼンメイデン・トロイメント 第5巻
ローゼンメイデン・トロイメント 第6巻
ローゼンメイデンDVD
ローゼンメイデン(コミック)
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【あらすじ】伏魔殿:大奥へと上がった安子(内山理名)は、寝所で将軍綱吉(谷原章介)を刺そうと刀に手をかけるが、音羽(余貴美子)に止められる。跡継ぎを生んだ側室:お伝(小池栄子)は安子を快く思わず、自室で安子をいじめる。御台所:信子(藤原紀香)は綱吉への不満を述べ、本当に恐ろしいのは桂昌院(江波杏子)だと忠告。
雷に脅える綱吉。幼少の頃、厳しかった母と優しかった阿久里(萬田久子)の思い出を語る。
安子の元夫:成住(田辺誠一)が再婚。綱吉は安子と成住を引き合わせる。そこで思いを確認し合った二人。寛永寺で出奔・自害しようとするが、安子はつわり。成住は捕まる。
成住との今生の別れ。
「行き抜け。自分と自分の子を守れ。私は負けた。だがそなたは勝て」
泣き崩れる安子を慰める柳沢吉保(北村一輝)。
【感想】◇
安子が相当な覚悟で乗り込んだ大奥だったが、本当の敵は誰なのか、綱吉もまたこの大奥が生んだ自覚なき犠牲者なのではないか、安子の決意は微妙に揺らぐ。支えを探している時、思いもかけず元夫:成住との対面が実現。互いに思いを確認し、共に死ぬ覚悟を決めるも、綱吉の子を身ごもった事実に成住は動揺。果たせぬまま安子の目的は消失する。
成住の最期と当初の目的の喪失がちょっと早い気もするが、今後の展開も考慮しての第二回だったのだろう。身ごもった安子を利用しようと信子、桂昌院、柳沢がどう動くか、何を企んでいるのかその全貌はまだ明らかではない。
前回も書いたが、主軸が誰なのかハッキリしない。主軸を置かず競わせるドラマなのかもしれない。小池栄子はまだまだ演技が未熟でかなり安っぽい。藤原紀香は黙ってる時は見栄えが良いが、セリフ時の眼の力が足りない。江波杏子と北村一輝は悪巧みが表情に出過ぎ。
一応主役の内山理名は、前面に出過ぎると視聴者の感情移入の妨げになるし、かといって存在をアピールしないと埋没する危険性もある難しいバランスの上にある役どころだが、発展途上の演技力が良い方向に作用し助かっている面がある。
今回は綱吉(谷原章介)の子供っぽさが評価できる。雷の思い出や阿久里の死が理解できない様、家禄や着物を優しさを思っている所、悪い結果を想像もせず安子と成住を会わせる幼さ。どれも悪意や悪気があってやっているわけではないから、却って残酷さを周りに与えてしまう。それに気付いた安子が今後どう振る舞うのかが見逃せない。
前回記事
大奥〜第一章のレビュー
大奥 華の乱 DVD-BOX
大奥 華の乱(ノベライズ本)
修羅場:東京事変(主題歌)
大奥〜華の乱サウンドトラック
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【あらすじ】朝廷の仏教による国づくりの負担は、民衆の増税に跳ね返った。人々は納税義務のない僧侶になって逃れ、税収は減り名ばかりの僧侶が増え、国は混乱した。
これを解決すべく、名高い僧である鑑真和上を唐から呼び寄せようとした朝廷。鑑真和上は仏法のため国禁である渡航を決意。密告や海難で5度も失敗し、炎天下での漂流から失明する鑑真。6度目にして遂に日本に到着。
戒律を一任された鑑真和上は、舎利(ブッダの骨)を埋めた東大寺で受戒された者のみを僧侶と定め、税金逃れの僧侶を一掃した。この功績から大僧都(だいぞうず)に任命される。
しかし2年後、鑑真和上はあっけなく解任。平城京の一角に移り住んだ鑑真は、修行だけを行う寺:唐招提寺を寄進によって759年に築く。正式な僧侶ではないが、正しい仏法を悟った弟子達が日本各地で布教活動をした。
【感想】○
全く知らなかった事情が明かされ、学校で教わった事は何だったのだろうと愕然としてしまった。鑑真和上といえば、「失明してまでも日本に来て、唐招提寺を建てて布教した偉いお坊さん」「唐招提寺は唐から招かれて建てた寺」と教わった。朝廷との対立や私学として寺を建てた事など初耳だった。
正式な僧侶だけを認めたいとする朝廷と、正しい仏法を広めたいと思う鑑真和上。最初はその目指す所は同じだった。しかし、税収確保のためできるだけ僧侶を増やしたくない朝廷と、正しい僧侶を増やしたい鑑真…といったようにズレが生じる。だから2年で解任となった。
ここからが鑑真和上のスゴイ所で、税や形式とは関係無く、純粋に悟りを得た僧侶を増やそう、そのための修行の場を作ろうと考え唐招提寺を建てる。朝廷の金ではなく人々の寄進によって建て、身分の隔てなく自由に修行をさせた。それが「招提」の真の意味だった。
唐招提寺から、戒律を守り正しい仏法を説く僧侶が全国に散らばり仏教を広める。それは結果的に朝廷の仏教による国づくりを助ける事になった。鑑真和上の信念は朝廷との対立を超越したのだ。
今回の解説者は梅原猛。高名な学者だが、短い尺では氏の良さは発揮できていなかった。テレビでコメントする難しさを改めて感じた。本編の内容では、唐招提寺をどのように建てたか、その様子のもっと詳しい説明があれば尚良かった。
前回記事
鑑真 戒律を伝えた僧(ひろさちや著)
唐招提寺と鑑真和上物語
鑑真 人物叢書
鑑真和上―私の如是我聞(著者は唐招提寺で修行の日々を送った)
おん目の雫ぬぐはばや―鑑真和上新伝(中国側からの最新鑑真研究)
唐招提寺(唐招提寺編集)
【あらすじ】黒部峡谷の御前沢に高さ186m、2億トンの貯水量のダムを造る。間組の中村精はマムシの異名を持つリーダー。山肌を大発破で削り、岩盤を基礎とする工事が始まった。
土砂を谷に落とし整地するブルドーザーだったが、落石で仲間が次々に死んでいく。工事のための黒部川ルート変更は、伊勢湾台風の鉄砲水で元の木阿弥。宿舎も流される。地下発電所の掘削隊は地熱帯に引っ掛かり熱中症で倒れた。
バッチャープラントからコンクリを200m下に降ろす作業は、クレーンの揺れが止まらず捗らない。そこへ安藤忠義が神業の制御を見せる。ブル部隊の岩井宰・沼沢勲はその速さに負けまいと均し作業を進める。田崎喜路はプラントの配線修理、中沢荘介はポンプ小屋修理。
岩盤をより強固にし決壊のないダムの完成のため、大幅な設計変更と追加工事が必要になった黒四ダム。リーダー:中村精は増員とコンクリのバケット増量で対処。安藤忠義はその制御に苦労し、操作が夜も頭から離れない。
17万8千回のバケット作業で400万トンのコンクリを降ろし、延べ1000万人を動員し171名の死者を出した工事が終わる。25万8千キロワットの電力が関西へと流れた。
【感想】◎
道なき道を切り開き、過酷な自然環境の中、世界最大のダムを造る。どの工程にも深刻な障害が発生し、限られた工期の中、いかにして克服していったのか。常に山場といっていいほど緊張感の続く濃密な回だった。
中心となったのはクレーン作業の安藤忠義と整地の沼沢勲。誰にも出来ないほどの制御を見せても、リーダー:中村精は「まだ遅い」と言い、バケット容量を増やしても同じ時間を要求する。
「厳しい人。あまり顔を見られない」と安藤。
しかし「上手く行って当たり前、これで人に認めてもらえなかったら誰にも認められない」との意識から要求を満たしていく。
沼沢はブラジル移民だったが高額に惹かれて工事に参加。あまりにもキツイ仕事にブラジル帰りを考えるが、岩井に
「黒部でやり遂げられなかったら海外でも無理だ」
と言われて思い直す。必死に先輩の技を盗み、安藤の降ろすコンクリの速さに負けない整地作業を身に付けていく。
その他の配線や修理や掘削に従事した作業員の様子から、目前にある一つの仕事だけに全力で取り組んでいく姿が描かれていた。一つ一つの歯車が合わさって大工事が進み、それを統括したリーダーは非情とも思える姿勢を崩さなかった。死者171名の墓碑に涙を浮かべるのが真の姿か。
前回「今再びこれと同じ事をやれと言われて出来るのか」と書いたが、今回のゲストは「やる」と答えていた。黒部ダムに最後まで携わった人間には、底知れぬ根性と魂が宿っているのかもしれない。
前回記事(大町トンネル)
プロジェクトX 挑戦者たち Vol.7厳冬 黒四ダムに挑む
黒部の太陽
高熱隧道
黒部ダム(ジグソーパズル)
プロジェクトX DVD
プロジェクトX(本)
地上の星/ヘッドライト・テールライト(OP・ED曲)
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【あらすじ】惑星:トーガンホーでコルマリン採掘調査をしていたシスコ達。そこへジェムハダーの船が墜落。慣性制御の故障で乗員は全員死亡。敵勢力船の確保というチャンス到来。戦艦ディファイアントでの連邦への曳航を命じるシスコ。
しかしジェムハダーが回収に来る。シスコのシャトルを撃沈し、墜落船を包囲。戦闘で4人が死亡しムニスは負傷。指揮官であるボルタ族のキラーナとシスコは交渉に入る。
船には何かがあり一斉攻撃できないのだと気付いたシスコ。それが何なのかを探らせる。キラーナは何かを回収すべく兵士を潜入させるが失敗。交渉は決裂。
ジェムハダーの神:創設者である可変種が船に乗っていた。だが創設者は死んでしまう。その責任を取って回収に来たジェムハダー兵は全員自決。重傷のムニスも息絶える。
船を手に入れ、連邦から勲章を送られるシスコ。創設者の遺骸の一部を持ち帰ったキラーナ。
【感想】◎
重い話だ。お互いに信用し合わなかったばかりに、シャトル乗員・ムニスら5人の部下・創設者・ジャムハダー兵といった敵味方に関係無く多くの犠牲を出した。後に残ったのは勲章を得たシスコと遺灰を得たキラーナ。皮肉も効いた空しい結末だった。
敵対する勢力との交渉の難しさを通じて、敵対する事の無意味さを問う内容。戦力的に不利で負傷者も抱えるシスコと、船の故障が招いた失態や死にかけた創設者の存在を隠したキラーナ。互いに弱みを見せまいとするプライドや意地が、事態の打開を阻む。
創設者の存在を知ればシスコは人道的に引き渡す用意があった。キラーナもシスコ達をDS9に送り届けるか、譲歩して船も引き渡す案すら提示していた。それでも交渉は決裂し犠牲は増えた。敵同士だから。
その犠牲によってさらに互いの憎しみは増し、さらなる戦いを呼び込む。惑星連邦とジェムハダー(ドミニオン)との全面戦争への道は避けられないのだろうか。シスコは人間として、失った部下と敵兵士を思い苦悩するが、「また同じ状況になっても同じ事をする」と軍人としての立場も吐露する。
今回のサブストーリーを敢えて指摘するならムニスか。彼の負傷から傷の悪化そして死亡といった状態変化を、シスコが次第に追い詰められていく様子と上手くリンクさせて表現していた。またこのストーリーをリアル世界に投影するなら某国との六カ国協議か。
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スタートレックDS9
スタートレックDS9(関連本)
スタートレック ディープ・スペース・ナイン(サウンドトラック)
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【あらすじ】ルージ、レ・ミィ、ロンはヤクゥの仲間のフリをしてディガルド支配地域のヨークに着く。頭取:ジオに案内された洞窟で、ご先祖様が残した絵画や彫刻・バーリア、音楽装置などを目の当たりにする。
ヨークの天空祭は、ご先祖様が我々を箱舟に乗せ、天空に連れていってくれる…との信仰を起源としていた。そのヨーク近郊で爆発。ルージは様子を見に行く。
フェルミ大佐、ソータ大尉はジーン大将からラ・カン追討を命じられる。ザイリン少将はヴォルケーノの訓練に赴く。そこがヨークだったのだ。
ルージVSザイリン。リーオの刀も効かず苦戦するルージ。レミィ、ロンに助けられ辛うじて離脱。ザイリンも体力消耗激しく追撃不能。
【感想】○
早くも実現したハヤテライガーVSヴォルケーノ戦の回。ヨークでザイリンとルージが遭遇するのは御都合主義バリバリだった。ヴォルケーノは速さもあり、破壊力も向上、リーオを弾き返す防御力も備える最強のゾイド。速さだけのハヤテライガーでどうやって対抗するのか、ロンの強化パーツだけでは他のゾイドにも限界がある事が露呈した。
何千年もの昔に栄えた文明の遺産がゾイドである事も判明。よくある設定だが。このテの設定を今の戦いに生かせない作品が過去には数多く、例外的に「ふしぎの海のナディア」があるくらいか。
製作側もレ・ミィの扱いが上手くなってきて、気の強さで素直になれない性格を利用したキャラ設定が良く描かれていた。一方、今回は作画枚数が多い割に一枚一枚の画が下手だったので、雑な画が雑に動く見苦しいシーンもあった。
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ゾイドジェネシスSPECIAL BOX(1〜18話、ムラサメライガー同梱)
ゾイドジェネシスSPECIAL BOX2(19〜34話、ハヤテライガー同梱)
NEED YOUR LOVE(Do As Infinity)(OP曲:夜鷹の夢も収録)
ありのままでlovin’U(DVD付)新ED曲
Real Love(PARADISE GO!!GO!!)旧ED曲
ゾイドジェネシス(ホビー)
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【あらすじ】自分のIT企業に出資すれば一年後に20倍で返す…との触れ込みで出資者を募る九条あずさ(藤井かほり)。実は金への執着心:陰我につけ込み鎖を媒介とするホラー:イシュターブに憑依されていた。
友人:篠原亜佐美(福井未菜)が頼んだイラストで得た5万円を投資してしまう御月カオル(肘井美佳)。返り血に気付いたホラーがカオルを狙う。
三神官:ケイル、ベル、ローズ(渡辺けあき、岡本杏理、柏幸奈)と従者コダマ(マーク武蔵)の館でホラー出現を伝えられる冴島鋼牙(小西大樹)。カオルにあげた指輪を頼りにホラーの居場所に辿り着く。
ホラーを倒し、カオルに5万円を返す鋼牙。
【感想】○
うわー、このB級っぷりがすごく良い。製作側はB級を作ろうとは思ってないだろうが。アクションとCGが合致しているから、大した事ない脚本でも楽しく視聴できる。やっぱりロングコートアクションの方が魔戒騎士CGより格好良い。
まず御月カオルよ、5万円を得たなら個展のための投資ではなく、大家(徳井優)に滞納してる家賃を払いなさい。そして冴島鋼牙
「あの娘にとってその金は、夢を叶えるために大切なんだ」
と真に受けちゃダメ。純朴だなぁ。
その5万円をただ返してしまう鋼牙。白いロングコートで街を歩く姿と併せて、「絵の代金だ」と言えば前回から続く結構笑えるギャグになったのに。そうしなかったという事は、この作品が真面目なB級だという宣言と受け取って良いのかな。カオルに鋼牙が指輪を渡したのも、恋愛感情ではなく単なる発信機としてだから、ラブストーリーでもなさそうだし。
あとは藤井かほりのガタイが良くて、スーツでヒール履いて走ってるだけの姿に迫力があった。肘井美佳の演技は許容範囲だが、ナレーションの棒読みは早く何とかした方がいい。
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DVD
牙狼スペシャル 白夜の魔獣・前編(テレビ版の続編)
牙狼スペシャル 白夜の魔獣・後編
牙狼 1(1〜4話)
牙狼 2(5〜8話)
牙狼 3(9〜12話)
牙狼 4(13〜16話)
牙狼 5(17〜20話)
牙狼 6(21〜23話)
牙狼 7(24〜最終話)
CD
牙狼〜SAVER IN THE DARK〜(OP曲、JAM Project)
牙狼
僕はまだ恋をしてはいけない(新ED曲、京本政樹作詞作曲)
僕が愛を伝えてゆく(旧ED曲、京本政樹作詞作曲)
本
牙狼 暗黒魔戒騎士篇(小説)
牙狼(GARO)魔戒之書
牙狼ビジュアルブック
牙狼写真集「冴-さえ-」 DETAILS of HERO
GAME
黄金騎士牙狼
黄金騎士牙狼
フィギュア
ガロ(鋼牙)&魔導輪ザルバ
烈火炎装ガロ&魔導火
銀牙騎士ゼロ&魔導具シルヴァ
ガロ(大河Ver.)&轟天&砂時計
心滅獣身ガロ&魔導輪ザルバ ダメージVer.
キバ&駈音ペンダント
ガロ最終版&カオル&指輪
煌人12inchアクションフィギュア ガロ(黄金仕様)
煌人12inchアクションフィギュア ガロ(大河Ver.)
煌人12inchアクションフィギュア ゼロ
装着変身 ガロ
関連商品
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【あらすじ】将軍綱吉(谷原章介)とその母:桂昌院(江波杏子)が権勢を振るった時代。正室である御台所:信子(藤原紀香)にも跡継ぎを生んだ側室:お伝(小池栄子)にも飽きた綱吉。祈祷僧:隆光(火野正平)は徳松に死の影と予言。
柳沢吉保(北村一輝)は桂昌院と音羽(余貴美子)と相談し一計を案じ、牧野直貞(平泉成)邸で能を舞わせ、綱吉にも羽を伸ばして頂こうと夜伽を用意させる。
だが綱吉が所望したのは直貞の妻:阿久里(萬田久子)だった。さらにその娘:安子(内山理名)にまで手を伸ばそうとする綱吉。
阿久里は自害し、安子は夫:成住(田辺誠一)と離縁。伏魔殿:大奥へと上がる。
【感想】○
プロローグといった感じで、登場人物の顔見せ的な回であり、あらすじも人物紹介みたいになってしまったが、それでもしっかりと修羅場のある展開になっていたのは、盛り上げを重視するこのシリーズの脚本が健在である事の証だ。
忠義の家臣の妻と寝所を共にする綱吉。主君の理不尽にただ耐えるしかない家臣。この辺りのシーンで無駄にセリフを使わず、表情と涙のみで表現していたのは非常に良い脚本。
絢爛豪華な世界の演出も健在。豪華にすればするほど、それを纏う中身の人間の愚かさが強調される。その愚かさの犠牲となった主人公への感情移入がなされ、愚かさで天下が動く哀れを感じさせる。
前シリーズ(大奥〜第一章)では、松下由樹という主軸が素晴らしかったが、今シリーズでそれに匹敵する役者はいるだろうか。小粒…といったら失礼だが、どの女優も気品の面では劣るような。感情むき出しのドロドロ劇は、品がないと醜い争いになるだけなのでちょっと心配。脚本と演出でカバーできるかどうか。
大奥〜第一章のレビュー
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大奥〜華の乱サウンドトラック
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【あらすじ】武市半平太は土佐の下級武士だったが、朝廷の下で力を合わせ日本を立て直そうと呼びかけ、200人の同志と土佐勤王党を結成。大政奉還より四年も前から政権を朝廷にと考えていた。しかし上層部に逮捕され、後に切腹。
中岡慎太郎は土佐を脱藩し長州を頼るが、禁門の変で長州・勤王党同志は壊滅。起死回生として薩摩との同盟を画策する。西郷隆盛と面会し、長州と引き合わせようとするが会談は不成立。
代わって交渉役を務めた坂本龍馬。亀山社中での商人的発想から、長州の欲しい武器を薩摩名義で購入し、その武器で長州は幕府軍に勝つ。面子に拘りなかなか和解しない薩長に、「日本を救う」思いが強い龍馬の怒りが爆発。西郷に無情を痛説し交渉の席へ。
慶応2年1月22日、薩長同盟成立。明治の世になっても土佐からは、板垣退助・中江兆民を先頭に自由民権運動が巻き起こった。
【感想】◇
武市→中岡→坂本という土佐勤王党に関わった人物に、脈々と伝わった不滅の志を描いた回。流れとしては悪くないが、スムーズすぎて面白味に欠けた。
土佐の絶対的な階級制度が下からの改革を生んだ、自然環境が大きな物を考えさせる…といった黒鉄ヒロシ(高知出身)の解説も、ふーんといった感じ。中岡慎太郎の武張った写真と笑った写真の対比の部分は、二面性を感じさせて良かった。
薩摩と長州を対立から同盟へと導いた仲介役としては、確かに土佐勤王党の志士の働きは大きかったのだろう。二つの大勢力の繋ぎとして小さな勢力が間に入る…上手い所に上手い者がはまって討幕へと動く。
別の視点からすれば、土佐は単に利用されただけとも言える。また、平等社会を築き日本を救うとの精神も、結局は薩長土肥の政府が出来上がった事を考えれば、理想論に過ぎなかったとも言える。
自由民権運動をこの番組で採り上げたか記憶が定かではないが、やってないなら別の回で期待しておく。
前回記事
武市半平太伝―月と影と
中岡慎太郎伝―大輪の回天
龍馬の手紙―坂本龍馬全書簡集
坂本龍馬(黒鉄ヒロシ著)
幕末政治と薩摩藩(今回の新説を紹介)
土佐藩
NHK「その時歴史が動いた」坂本龍馬 幕末の日本を動かす~薩長同盟成立の時~
【あらすじ】電力不足で戦後復興に遅れを来す関西。太田垣士郎・関西電力社長は、立山連峰黒部峡谷にダムを築く戦前の幻の計画実行を決断する。400億円掛け7年間での完成。その資材輸送に使う大町トンネルは工期一年の突貫となった。
芳賀公介を責任者とし、現場の親方には掘削スピード日本一といわれた笹島信義。先頭で掘削するのは堀一重義。二交代の24時間工事での半年後、トンネルから水が吹き出す。破砕帯での地下水と土砂は、除いても除いてもキリがなかった。
やがてケガ人も出て、作業員の半分が辞めた。対策を練った芳賀。ボーリングのプロを呼び、岩盤に穴を空け水を全部抜く。雪の時期で水が凍り、作業は一気に捗る。
黒部からの迎え掘りもあり、1年7ヶ月の工事を経てトンネルは貫通。ダム予定地に建築資材が次々に運ばれた。
【感想】○
こうして黒部ダム建設のドラマを知らされると、このダムが前段階の工事からして飛んでもない計画だったのだなと思ってしまう。今再びこれと同じ事をやれと言われても、労働者の権利や安全や予算・環境などを考慮すると、出来るのだろうか。
トンネル先端部での危険との隣り合わせの掘削。柱となる丸太が軋み、天井を覆う鉄が曲がる。笛を吹いて待避させた直後に崩落する事態が頻発し、死の恐怖が現場を包む。宿舎にいても何かの物音がすると脅えてしまう。親方:笹島は髪が抜け、やつれる。もう完全に精神がやられてるじゃん。作業員半分が辞めるのも無理ないよ。
その辞め方が、家族の病気という優しいウソで、笹島もウソを分かった上で止めずに見送る…というのが、いかにも相手を傷付けまいとする日本的な精神で、極限まで追い詰められてもそういった作法は忘れない日本人って、日本人ってw
それに対抗させるかのように、芳賀の三女の白血病というネタを持ってくるなんて、ニクイ事するね演出も。娘の病気など口にせずに働き続けた芳賀の姿から、暗に辞めていった者への批判を込める。
「損得じゃない。人の出来ない事をやってるんだ」
辞めなかった500人の作業員の名簿を笹島は
「宝だよ」と言う。
人のままか宝になるか。あなたならどっちを選ぶ?
前回記事
プロジェクトX 挑戦者たち Vol.7厳冬 黒四ダムに挑む
黒部の太陽
高熱隧道
黒部ダム(ジグソーパズル)
プロジェクトX DVD
プロジェクトX(本)
地上の星/ヘッドライト・テールライト(OP・ED曲)
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【あらすじ】戦力半減したディガルド討伐軍。作戦会議でラ・カンは一時解散を告げる。50日後、再び戦う意思のある者はズーリに集まる事とともに。
ルージ達は50日の間、新たな仲間を集める旅に出る事にする。その時、ズーリに向かっていたロンの知り合い:ヤクゥがバイオゾイドの襲撃を受けているとの連絡が入る。救出に向かうルージ達。
ヤクゥが運んできたのは、ゾイド用の新兵器だった。
運良く助かったザイリン。ジーン大将から新型ゾイド:ヴォルケーノを授かる。
【感想】◇
双方ともに大損害を出した霧の河の戦いが終わり、再び戦力を結集させようと考えるディガルド討伐軍と新兵器装着。一方のディガルドはザイリンが新型ゾイドを手に入れる。両者の次の一手を公平に描いた回。
ラ・カンはルージ達に仲間を集めさせ、自分の息の掛かった勢力を拡大して指揮し易くする魂胆か。今までの荒くれゲリラも少しは謙虚になるだろう。
#18からのロンの伏線がやっと解消。ずいぶん引っ張った割には、#25で予想した通り新兵器(というかパーツ)というオチ。今回またラ・カンと話し合って伏線らしきものを張っていたが。
ザイリンに与えられたヴォルケーノには何か副作用がありそう。それでも使わせるジーンとの亀裂もここから生まれるのか。
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ゾイドジェネシスSPECIAL BOX(1〜18話、ムラサメライガー同梱)
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【あらすじ】絵本『黒い炎と黄金の風』黄金の鎧を身に纏った騎士が、おぞましい怪物を次々と打ち倒していく。でも最後のページをめくると…。
画家を目指す御月カオル(肘井美佳)はいつも父の描いた絵本の夢を見る。心理カウンセラー:龍崎駈音(京本政樹)は、カオルが絵を初めて展示させてもらう不安がそうさせると分析。その頃、画廊のオーナー谷山太輔(峰岸徹)は魔物:ホラーに憑依されていた。
魔戒騎士を受け継ぐ冴島家。執事の倉橋ゴンザ(蛍雪次郎)は冴島鋼牙(小西大樹)にホラー:アングレイ出現を伝える。画廊に出向く鋼牙。カオルの絵を買い、彼女に絵を届させて戦いから遠ざけようとする。しかしカオルは戦いに巻き込まれてしまう。
「ホラーの返り血を浴びた者は斬る。それが掟だ」
だが鋼牙はカオルをホラーの餌として使う事を思い付き、カオルを家まで送り届ける。カオルが絵本で見た騎士。それが目の前に現れた…。
【感想】◎
おー、やたら気合の入りまくった新ドラマが始まったぞ。OP映像も凝った作りで本編もレベルが落ちない。やはり雨宮慶太監督だったか。関東以外でも順次放映開始なので、番組冒頭のセリフを借用し「決して目を離すな」だ。
第一話ということもあって、もうとにかく金に糸目はつけていない。深夜枠とは思えない豪華さ。でもCGに違和感がない。アップと引き、カット数も多くカメラワークも冴え渡ってる。スピード感もバッチリ。それでいて音楽は過剰でなく控えめだ。
御月カオルのお気に入りの絵本から飛び出したかのような魔戒騎士:冴島鋼牙。ホラーと呼ばれる怪物を倒していく。カオルは怪物の返り血を浴びてしまったが、その匂いでホラーを呼び寄せ、さらにホラーを倒していく鋼牙の作戦でカオルは生かされた。ヒーローとヒロインの出会いと継続関係は、一応の理屈が通っている。私も返り血を浴びたいw
鋼牙は、変身前のロングコートアクションの方が格好良かった。それは小西大樹の演技が良かったという事なのか、変身後のCGがちょっとダサかったという事なのか、見極めはまだ難しい。
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牙狼スペシャル 白夜の魔獣・前編(テレビ版の続編)
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牙狼 1(1〜4話)
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黄金騎士牙狼
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ガロ(鋼牙)&魔導輪ザルバ
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【あらすじ】手薄になったトラフを落とす手柄を焦り、ディガルド討伐軍の各部隊は出撃命令もないのに霧の河から抜け駆け。そこを待ち構えていたディガルド軍によって各個撃破される。
アッタカの関の陽動作戦をしていたセイジュウロウを回収したコトナも、フェルミに見つかり空中戦。霧の中に辛うじて逃れる。
見方の救出に向かったラ・カン本隊も、ディガルド軍の数に押され苦戦。ルージは上流のダムを決壊される事を思い付き、上流へ全力疾走。
そこで待ち受けていたのはザイリン。だが、ハヤテライガーにエボルトしたルージの敵ではなかった。ルージの村雨ソードが、ザイリン共々ダムを貫く。
【感想】◎
ザイリンの読みが完璧に的中し、討伐軍の愚かさもあってディガルド大勝の流れの中、主人公ルージの機転が窮地を救う。敵将ザイリンとの一騎打ちでの勝利が戦いを終わらせる。敵味方とも良い面・悪い面をそれぞれ描いており、ちょっとの差で勝敗が決した事が良く分かる素晴らしい展開だった。
ディガルド討伐軍は、とにかく連繋がなっておらず、いたずらに損害を増やした。しかし大将のラ・カンの冷静さとルージの能力で全滅は免れた。
ディガルド軍は、ザイリンの天才的な戦術勘と秩序立った作戦行動で優位に立った。しかし個人的好奇心で動いたザイリンは、最後のツメを誤った。
「ルージ君、君に負けるのか」
「違う、おまえはディガルド討伐軍に負けるんだ」
との最後のセリフが、的確に互いの意識の違いを際立たせていた。個人的興味でルージと戦ったザイリンと、討伐軍全体を考えて戦ったルージとの違い。本当の実力でルージが上とは思えないが、考えの正しい方を勝たせる正統派ヒーローもののゾイドジェネシスの良さが発揮された名場面と言えるだろう。
同じ霧の中であれだけ一方的にやられた討伐軍だったが、これはレーダーの有無が原因なのだろうか。しかし討伐軍にレーダーが無く、ディガルドにあったとすると、霧に逃れたコトナの追撃をフェルミが諦めた説明が付かない。
前回記事
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【あらすじ】石橋銀次郎(内野聖陽)と浅沼半十郎(段田安則)は北爪平九郎(高橋和也)に助けを求める。7年前の家老暗殺の真相を語る銀次郎。小出帯刀(近藤正臣)の不忠を正す密命でやってきた銀次郎。
屋敷を警護する矢野道場の高弟たち。だが小出の用心棒:赤松織衛に沖山と北爪がやられる。意を決し小出の成敗に向かう銀次郎たちだったが、何者かによって小出は殺される。赤松との対決で馬の骨を見せる刺客。
矢野道場当主:矢野藤蔵。彼こそが馬の骨の伝承者だった。「幻を見た」として無かった事にする銀次郎。
銀次郎と多喜(麻里也)は江戸へ。
【感想】△
小説の映像化の悪い面が目立った最終回。事件の真相をセリフだけで語ってしまい理解が追い付かない。この終盤に来るまでに、テレビ的な演出のため高弟との対決ばかり描いてきたから、お家騒動がいきなり持ち出された印象。
肝心な馬の骨も、そんなに凄い技には見えなかったし。もっと一刀両断でスパッとなるのかと思ってた。あんなので本当に馬の首が飛ぶのか?
今まで戦った矢野道場の高弟が、負傷した銀次郎の警護をするというのは、戦った者との友情を感じさせて良かった。
半十郎の妻:杉江(南果歩)が多喜に着物を授けながら亡くした子を語るシーン。多喜の赤ん坊がくしゃみをして(しかも3回も)折角の山場が台無し。撮り直しもできないほどスケジュールが押していたのだろうか。
【総評】△
結局、当主の矢野藤蔵に馬の骨が伝授されていたり、その探索の意味はあったのか?といった物語の根幹に関わる部分に疑問の残る作品だった。
主人公が銀次郎なのか半十郎なのか判然とせず、それゆえに視点が定まらず、落ち着いて観るためには常に傍観者として追うしかなく、感情移入が全く出来なかった。
そもそも銀次郎が汚い手で悪人でもない高弟を追い込んでいったり、顔に似合わぬ軽薄なキャラを演じているから、視点がどうこう以前に入っていけなかった。
対決シーンも、木刀をやたら振り回す「動」ばかりで、重厚感も無く、真剣勝負の欠片もなかった。
もろもろの演出や画面効果・音楽も含め、どうも意図的に「軽さ」を出そうとしていたのがことごとく裏目に出た印象。視聴者層を広げよう、間口を広くしようと無理しすぎた作品。
前回記事
【あらすじ】電脳スペースの可処分領域を確保し、難民300万人の意識を転送させよとタチコマに命じる素子。しかしタチコマは命令に逆らい、衛星の落下による核弾頭の撃墜を試みる。タチコマのAIが搭載された衛星が核弾頭に命中。
核攻撃の失敗報告を聞いた合田だが、茅葺総理が中国に助けを求めただろうから心配ないと考える。冷戦構造は完成すると読んだ合田。しかし茅葺は航空自衛軍特殊部隊に連絡を取った。
「一心独立して一国独立」の国際協調路線を選択した茅葺。高倉官房長官の目論みも外れ、クーデター首謀者として連行される。
「奴隷の国が奉仕を怠れば、消費の国が飢えるのは必然。人手不足は奴隷製造業を潤すが、権利を主張しすぎれば資本主義の血脈が硬化する」
CIAに連れられ、米帝への逃亡を図る合田。荒巻・トグサの警告も、自分は自首したから無罪との立場で無視。国家財産の流出阻止の名目で、バトーに救出された素子が合田を射殺。
その頃、CIAの手により、クゼは殺されていた。
「貴国にはコントロールできないカリスマ指導者はいらない。従順な消費者がいればそれでいい」CIA。
「先に…行くぞ…」クゼ。
【感想】◇
何だかアレヨあれよという間に事が上手く運び、合田も高倉も悲惨な末路を辿って事件は解決。これを、見事に完結させたと見るか、釈然としないと見るかで評価も大きく異なるだろう。結局は、九課でもなく合田でもなく、茅葺の決断に運命が委ねられた展開には、少々ご都合主義ではないかと言われても仕方ない気もする。
だがしかし、指導者の対比というキーワードで考えると、この最終回も結構評価できる。カリスマ指導者のクゼ、イバラの道を選択した茅葺、米帝を指導者とする道を採ろうとしていた高倉とゴーダ。いったい日本にとって必要な指導者はどのタイプなのか。それはこの結末から茅葺なんだ…との製作者の強いメッセージは十分に伝わってきた。
製作時期がテレビ版の放映より少し前だったとはいえ、2005年後半の日本にピッタリ当てはまる事に、筆者は強い驚きを覚えた。それが何を意味しているのかは、聡明な当ブログの読者なら分かっていると思うので、これ以上の記述は控える。
前回、革命の定義がおかしい…といったような事を書いたが、クゼは状況に応じて定義を修正していたのだろう。難民を「救う」事が目的で、その手段は変わりうるのだろう。これも御都合主義と言えなくもないが、好意的に解釈する。
バトーが救出に使った鉄骨が十字架の形だったり、クゼと素子がアダムとイブのようにリンゴを手にしたシーンは鼻に付いた。「無知な視聴者に、キリスト教を意味しているのだよと我々が教えてやろう。何だか壮大な物語のような気がするだろ…」というような製作側の思い上りや、視聴者を馬鹿にしているかのようなシーンだった。別に筆者がキリスト教を嫌がっているのではなく、そのようなあからさまな演出をする製作者の姿勢に疑問を持ったという事なので悪しからず。
【総評】○
まず攻殻機動隊の良さは作画レベルの高さ。荒い回もあったが、#10の本物感は驚異的なレベルだった。
そして2030年代を舞台としながらも、現代世界の事象を巧みに取り入れ、その是非は別として、現代へのメッセージをきちんと伝えていた点は絶賛されてもいいだろう。これからの日本に起こりうる移民問題、アジア諸国との関係、米国とのパワーバランス。大衆を操ろうとする扇動者と強力な指導者との違い、人と機械との関係を「電脳」をモチーフに描く攻殻機動隊。独自の世界観ながら、世間に関心のある人なら誰もが理解でき、感情移入しうる広い間口を持っている。
ただ残念なのは、攻殻機動隊は一般に認知されているとは到底言い難い点だ。一般の日本人に「アニメは観ない」意識が強いから。こう書くとすぐにアニメ信者のように扱われるのも筆者は納得が行かない。当ブログはアニメと実写に隔たりを置いていない。普通に視聴者として良い番組を観たいと思っている限り、アニメだろうが実写だろうが差を付けようなどという意識は無くなる。(これがアニメ感想系を期待して来場した読者を落胆させ、当ブログがアニメFANサイトからスルーされている原因でもあるのだがw)
一般的な認知で言えば、製作側にも責任があるのではないか。2nd最終回でもCIAの動きが全く理解できなかったが、よく調べると1stの10話で出てきたワタナベ・タナカなのだという。しかもこの1stの10話はテレビ放映されていない回だったのだ。商品を買うほどのファンでない限り分からない展開を最終回に持ってくるなんて、内向きだなぁと思ってしまう。
前回記事
攻殻機動隊DVD
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戦争と革命への省察―初期評論集(初期革命評論集の参考文献)
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【あらすじ】インテリアコーディネーターとしてキッチンを手掛けるエバ。酒を止めライヒワインのカウンセリングを受けている。グリマーの嫌疑を晴らしたバーデマン弁護士。グリマーの墓参りをするスーク刑事。警察大学校の教授になったルンゲ。天馬の潔白はルンゲによって証明され、天馬は国境なき医師団に参加し世界を飛び回る。
ディータはサッカーに打ち込み、ヘッケルは天馬から人捜しを依頼された。その人物とは、南フランスにいるヨハンとニナの母親だった。その母を訪ねる天馬。
「本当の怪物は誰?あの子達は生きているのね」
フロイライン・ニナ・フォルトナーは大学を成績優秀で卒業し、弁護士を志望。バイエルン州立警察病院で意識の回復せぬまま入院しているヨハン。訪ねた天馬に真実を見せる。
「あの時、あの怪物が僕の前に現れた」ヨハン。
「これは実験だ。どちらかを残し、どちらかを連れて行く」
「手を離さないで」ヨハンとニナ。
「こっち、違う、こっち」母。
「母さんは僕を助けようとしたの。僕と妹を間違えたの。いらなかったのはどっち?」
【感想】○
後日談の形式の最終回。天馬によるヨハンのオペは成功したが、意識は戻らない。ヨハン=怪物という状態は終わり、人々は新たな道を歩み出す。
母親がヨハンを助けようとしていたのは事実だろう。男の子のヨハンに女の子の格好をさせたのだから。男の子の方が彼らにとって必要性が高い事を母親は分かっていたのだろう。彼らはヨハンを何に利用する気だったのか。それは下記の総評で。
【総評】◎
本当の怪物は誰だったのか。それは特定の人ではない事は確かだ。時の流れと共に変化していく社会にあって、時代を反映するような思想や行動が現れ、その中の一つに過ぎない事件に翻弄される個々人。
その人の運命を変えるような出来事は突発的に起きるのではなく、連続する人生の中の小さな決断の積み重ねが、一生取り返しのつかない事態を招く事もある。それが他者にも影響を与え、他者の運命を変える一つの要因にもなる。それがまた…と連鎖していく。影響の連鎖は人によって異なり、反応もまた異なる。
もしもある国で、その時代の多数の人が認める完璧な人間を大量生産できたら、社会も時代も上記のような不確実性がない、秩序ある安定した人間世界になる。それは不確実性で動く向こうの国々にも勝るため、やがて地球は統一される。
完璧な遺伝子同士の結合と、後天的な能力の平準化のための記憶転移。前世代である親の関与を排除するため親子を引き離し、実験によって、確実に完璧な人間を生み出すシステムの構築を図る。
しかし実験は始まったばかりで横やりが入る。関係者はみんな死んでしまった。だが我々は、その成果が着実に表れていた事を知った。ならば、その数少ない成果を受けとろうじゃないか。そしてその完璧な人間を我々が育て、指導者として活躍してもらおう。
完璧な指導者は、圧倒的な力で、実験を受けていない不確実な人々をコントロールしてくれる。世界の統一と安定化は夢物語ではない。これは最初の一歩だ。さぁ、どちらかをよこすんだ!
…以上がMONSTERの裏側の筆者なりの解釈。ちなみに表側の解釈は前回記事に端的に書いた。さらに「前回記事」リンクをどんどん辿っていけば、WEB上に残っている#49まで読み返せるようになっている。
前回記事
MONSTER DVD-BOX5(61〜最終話)
MONSTER DVD-BOX4(46〜60話)
MONSTER DVD-BOX3(31〜45話)
MONSTER DVD-BOX2(16〜30話)
MONSTER DVD-BOX1(1〜15話)
MONSTER(コミック)
もうひとつのMONSTER
MONSTER 邪悪、虚偽、悪徳の構図
MONSTERサウンドトラック
「名前の無い怪物」の絵本(プレミア付いてる)
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【あらすじ】吉村製作所は家族と従業員8人で、2万人のホンダに挑み、鈴鹿8時間耐久レースを制した。若い頃、博打に明け暮れた吉村秀雄は、バイクチューニングに目覚め「ゴッドハンド」と呼ばれるまでのチューニング技術を身につけた。
その腕を見込んでホンダからバイクチューニングを依頼され、部品供給を受けていたが、ホンダが部品作りの新会社を設立したため、供給はストップ。自前でレースに出る決断をする吉村。だが費用が掛かり経営は悪化。
アメリカ向けに集合管を売り出し、工場もアメリカに移し、移住もしたが、半ば騙されて事業は失敗。移住に反対し勘当した娘夫婦の工場で再起を図るが、火事で工場は失われ吉村も大火傷。
傷も完治しないうちにスズキGS1000を徹底軽量化し集合管を取り付け、鈴鹿8時間耐久レースに臨む。スタートから全速全開。「もつわけがない」と高を括っていたホンダ勢にも「あっぱれ」と言わしめるほどの大差での勝利。
【感想】◇
決して諦めない家族の絆が大企業をも凌駕する奇跡を生む。神憑り的な技術を持つ男の人間的欠陥を家族が支える。その思いが数少ない従業員やレーサーにも伝播し、信じられないほどの結束と力を生むのだ。
プロジェクトX:マン島レースでバイクメーカーとして君臨したホンダだが、そのホンダに挑むさらに小さな吉村…という構図も思い描きながら観るとさらに楽しめる。
ホンダに苦しめられ、米国人に騙され、火事に遭い、一度は家族がバラバラになっても、最後は皆の力を一つにして、自分達を苦しめたホンダに勝利する。流れとしては完璧すぎてちょっと引いてしまう。
スタジオゲストも吉村の実の娘とその夫(つまり従業員で吉村の義理の息子)なので、どうしても感情的というか主観的に語ってしまい、これも視聴者の共感を削ぐ。壮絶な道のりと、激しい対立と和解があり、感情抜きでは語れない事情は十分理解できるが。
ホンダへの恨みが原動力となってこのプロジェクトがあったが、本田宗一郎を吉村は尊敬していて、宗一郎も吉村と思い(チャレンジ精神)は一緒だった…というのが対立だけでない救いをもたらしている。
前回記事
ポップ吉村の伝説(上)
ポップ吉村の伝説(下)
プロジェクトX DVD
プロジェクトX(本)
地上の星/ヘッドライト・テールライト(OP・ED曲)
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