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【あらすじ】茅葺総理を救出したトグサと荒巻は米帝へ核攻撃の中止を要請。一方の合田は或る物を速達で送るよう指示を出す。
クゼと一緒に大橋まで行く事になった素子。だがイージス艦の艦砲射撃で瓦礫の下に閉じ込められる。レンジャー四課の追撃をかわし続けるバトー達。戦闘をしながらでは思うように進めない。
素子はクゼから今までの経緯を聞き出す。
「人の上部構造への移行。硬化したシステムを捨て、人とネットとが融合する事」
それがクゼの革命。半島から難民と触れ合い、人生を達観したクゼ。
「矛盾した秩序、強者による搾取、腐敗した構造。人々の無責任さ。自分では何も生み出す事なく、自分は何も理解していないのに、自分にとって都合の良い情報を見付けると、いち早くそれを取り込み、踊らされてしまう集団。ネットというインフラを食いつぶす動機なき行為が、どんな無責任な結果をもたらそうとも、何の責任も感じない者達。オレの革命はそういった者達への復讐でもある」
クゼ電脳に結線して来ている者達の記憶とゴーストをネット上に運び去る計画を打ち明け、素子も誘うクゼ。先駆者として、下部構造に残った人間に対し、絶えず上部を意識させ、啓発していく存在になると言う。素子はクゼに同意。
レンジャー四課の命令系統にハッキングし彼らと和解した九課。バトーは素子の救出に走る。
「バカ野郎、オマエを一人で行かせるかよ」
【感想】△
うぅ…こんな終盤まで来て「は??」という感想を抱いてしまった。ネットと融合?運び去る??2030年代でも革命的な事なんて2005年の筆者には理解できない。
どうやらクゼの革命国家は、地理的概念ではなかったようだ。だとしたら#22の解釈は間違っていたという事か。ならばクゼは、何のためにプルトニウムを入手して独立宣言をしようとしていたのか。武器を密輸させたり、難民に武器を持たせたり、出島に集結させたりしたのか。そんなにネット世界へ溶け出したいのなら、クゼのハブ電脳にアクセスして来た者達300万人を、片っ端から吸い取っていればよかったじゃないか。どうやるのか分からんが。
#21で「素子の中で電脳は親そのものなのかも」と書いたが、素子はクゼの考えに同調したというよりも、ネットと融合する結果に興味を引かれたのだろう。負けるなバトー。リアル世界に引き戻すためにはあんたが全力疾走するしかないぜ。
クゼの言う無責任な集団は、今の日本のネットに蔓延する言質への批判なのだろう。それは同時に、この製作者達の本音でもある。汗水垂らして製作した作品を一言二言で全否定してしまうような書き込みに黙っていられなくなったのか。筆者もそんな者達の仲間に組み入れられているのか知らないが、△印一つで評価しているから同類か。
硬化したシステムの下部構造にいる筆者としては、一刻も早く上部構造の啓発を受けたいものだ。先駆者・霊的な存在と同じように尊敬を集めている製作者による最終回を楽しみに待つとしよう。
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