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【あらすじ】高倉官房長官に抵抗した茅葺総理は更迭され拘束。公安九課課長:荒巻もトグサやプロトと共に軟禁。政府には難民による核自爆テロの情報操作が内庁によって行われる。無人ヘリ・ジガバチの投入を決断する防衛省。
空爆により制空権は自衛軍に。出島に突入した九課のヘリも攻撃を受け、素子はバトー達とはぐれる。ヘリは墜落。そこに自衛軍特殊部隊が迫る。
クゼはスティンガーミサイルでECMを掛けているEP3C機を撃ち落とす。クゼはもう一度、自分の電脳に難民達を繋ぎ留めようと試みる。
沖縄沖で米帝の原子力潜水艦が核ミサイル発射準備をしているとの情報をプロトが掴む。合田一人の計画は、難民が核自爆テロを起こしたと見せかけて、核ミサイルで出島を破壊しようというものだった。
外交上はまだ茅葺が総理である事から、茅葺を解放して核ミサイル発射を止めさせようと考える荒巻。総理の居場所を検索していたプロトが攻性防壁で焼かれる。
【感想】○
それぞれの登場人物の、個々の活躍:スタンドプレーが勝敗を握るとイシカワは読んだが、その説明通りの息をつかせぬ展開。
荒巻−茅葺ラインの極めて政治レベルの攻防、無人ヘリに次々と殺られる難民、期せずして単独行動となりクゼを追う素子、ブラックホークダウンを思わせるバトー達と陸自との脱出劇、クゼによるネットを介しての戦闘停止への戦い、合田が思い描く核ミサイルによる結実、イシカワとタチコマの地味な証拠照合。いったい誰のプレーが決定打となるのか。
核攻撃で難民を全滅させようとする合田の恐るべき計画が浮上し、単なる難民との戦争回避から核攻撃阻止が争点になってきた。クゼはプルトニウムを入手していないが、九課がそれを持って出島に入っているので、証拠もある状態になっている。合田のシナリオは完成寸前だ。
クゼ達が発射したスティンガーが凄かった。建物の間から見える空を一直線に飛んでいくミサイルの軌跡。それを地上から目撃する素子を軸に180度回転で見せた作画が見事。
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