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【あらすじ】一日670隻の船が往来し、年間130件の事故が起きる“魔の東京湾”。浦賀水道は通るのがやっとで、湾内には小型漁船がひしめいていた。
海上警備救難部の沖本俊彦は大型船専用航路を設定しようとするが、それは“航行の自由”の大原則に背くものだった。漁師が反対運動を起こす。そこで漁師を実際に大型船に乗せ、死角で漁船が見えなくなる事を理解してもらう。
海上保安庁灯台部の豊福滋善は沖電気と共に、ビーム幅3分の1のスロットアンテナで東京湾全域をレーダー監視しようと考える。船長からの問い合わせでレーダーの情報を教えるのだ。
しかし昭和49年11月9日に衝突事故が発生。半年は燃え続けると判断されたタンカーを自衛隊の砲雷爆撃で沈めるしかなかった。海上保安官から船長に指示を出せるシステムの必要性を痛感する沖本俊彦。
大型船専用航路内の大型船の10分後の進路を矢印で表示し、衝突予測をはじき出す海上交通センター(東京マーチス)が遂に完成。第十九とよた丸とソ連船の衝突回避のため無線連絡する海上保安官。無事に衝突は回避された。
【感想】◇
海の男の慣習で、舶の発展の原動力となった“航行の自由”VS航路設定と最新レーダーによる指示。人と技術・機械はどちらが優先するのか…がテーマの回。
強制的に航路を設定・制限する手法は猛反発を食らう。完成したレーダーは衝突予測を出すが、問い合わせがない限りその情報を伝える事が出来ない。現在は、レーダーを利用した管制官の指示が無いと東京湾は航行できない…というように人→機械→両者の融合、の流れで今日に至る歴史が良く分かった。
「技術は進歩していくから、今やれる事はやれるだけやる」
「システムと人(管制官)の質を高めていく事が重要」
との考え方はまさに両者の連携が大事だと思わせる。そして最後のまとめとして
「船長から勝ち得た信頼がシステムを守っている」
とのナレーションも完璧なシメ。
しかし、全体を貫くキーワードである“航行の自由”の言葉は繰り返されたものの、航行の自由の考え方がいかに根強かったか、航行の自由の成り立ちや功績があまり強調されなかったために、管制官が船長に指示を出す事のためらい・困難さがイマイチ伝わってこなかった。
衝突回避が山場となっていたが、点と線のレーダー画面だけでは絵的に緊迫感を出すのはなかなか難しい。その辺は視聴者の想像力も要求されるのだろうが。
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【あらすじ】クリンゴン総裁:ガウロンが可変種の流動体生物である証拠を掴むため、シスコ司令はオドーやオブライエンを連れて潜入する事に。ガウロンにポーラロン放射を浴びせ強制的に流動体へ戻そうという作戦。
戦士の勲章授与式が開かれるタイゴコールまで、怪しまれないようにガル・デュカットが操船するカーデシア船で乗り込む。式典会場に装置を仕掛け、作動させようとするが失敗。拘束されるシスコ達。
実はガウロンを補佐しているマートクこそ可変種だと見抜いたオドー。ドミニオンによるクリンゴンと惑星連邦との戦争は回避された。
【感想】△
前後編を1ヶ月半も空けて放送するなんて。深夜放送好きに一番必要なのは忍耐力か(笑)その間に期待が高まりすぎてしまったのか、どうも今回はハズレの内容だった。もっと大掛かりな展開になるかと思っていたが、ガウロンが可変種か否かに矮小化されていたような。
ガウロンではなくマートクが流動体生物だったというオチも、意外性を狙ったのだろうが、視聴者側としてはどっちでも良いよと思ってしまう。同じ勢力に属する人物のどちらが犯人でも大差ないから。
今回は、海外ドラマに必ずあるサブストーリーも稀薄だった。可変種から固定種である人間になってしまったオドーは、そのまま人間でいるしかないようだ。可変種だった頃に必要無かった食べ物を食べるようになり、食欲への興味を掻き立てられ、その魅力に気付くオドー。
何気なくあった物への関心を向けたオドーだが、それがガウロンではなくマートクが可変種だと気付く遠因となった…と辛うじて解釈できる。
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