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【あらすじ】福岡で大停電に乗じた難民テロが起きるとネットで流れる中、出島は自治区宣言する。クゼを中心に難民勢力は一斉蜂起しようとしていた。
「君には最高のシナリオを用意しよう」
と合田。
クゼの電脳は難民だけに開放されており、素子とイシカワはそれを伝ってハッキングを試みる。
「オレの意識とリンクすると不幸になる」
その忠告を無視してクゼ電脳に接触、ダメージを受ける素子。
「私はアイツを知っているぞ」
クゼの視覚情報から改造漁船にクゼがいると掴んだ素子は、出島にいるバトー達と共に港を急襲。しかしそこには中継器があるだけ。さらに難民達の待ち伏せ攻撃に遭い、九課新人:矢野が死亡。
クゼは、ロシアマフィアからプルトニウムを受け取るため、択捉にいた。
【感想】○
功を焦った素子が珍しく失敗する回。難民蜂起まで時間が無かった事、断片的な情報を頼りに突入してしまった事、港で場当たり的な対応をした事が重なり、作戦は失敗、矢野が死亡…という散々な結果。
一方のクゼは、港の難民に逃げるよう指示したのに、難民達が戦闘を選んだ事を「無駄死に」と嘆いていたが、九課に損害を与えた事は課内に微妙な亀裂を生む事に繋がったので、結果的には無駄ではなかったのかもしれない。
素子とクゼがずっと昔に関係がある…という事もはっきりしてきた。やはり#15で書いたように、#10の男の子と女の子はクゼと素子なのだろう。
直接クゼと接触しようとする九課に対して、合田はあくまでも距離を取りつつ舞台のお膳立てをする戦略。「英雄のプロデュース」という長年の夢の実践ができて実に楽しそうだ。だが、電脳でない人と人との並列化を成し得るクゼを見くびっていると、今に合田も飲み込まれそうな気もしないでもないが。
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