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【あらすじ】ヨハンの記憶。三匹のカエルから連れ去られ、壁の無い真っ暗な部屋に閉じ込められ、何日経ったか判らなくなった頃に外へ。「例の成果」だと祝う人々はワインを飲み、フランツ・ボナパルタ以外の42人が死亡。赤いバラの屋敷から逃げ三匹のカエルでアンナが迎える。「ただいま」「おかえり」。
だがそれは自分の記憶だと言い張るニナ。自分が帰ると女の子の格好をしたヨハンがいた。「ただいま」「おかえり」。
ニナはヨハンを撃てなかった。ボナパルタの元へ向かったと天馬に語るニナ。ペトル・チャペックは組織に始末される。
殺し屋の自宅に到着したヨハン。
「夢から覚めたんだ」「本当の終わりの風景」
本当に行くべき所がある。殺し屋を銃殺するヨハン。その頃、ルンゲ警部はルーエンハイムに到着していた。
【感想】○
「なまえのないかいぶつ」の絵本でいう所の「2匹の怪物は再び出会う」の場面なのだが、何が解決したというのだろう。ヨハンもニナも同じ記憶を持ち、どちらがどちらの記憶だか分からない。というより、どちらの記憶でも良いような気もする。2人の中の1つの記憶。そこからが問題だ。
そのような記憶転移実験を行った人物:フランツ・ボナパルタに会いに行く必要があり、2人の母親は何処に行ったのか?結局はそこに尽きる。もはやヨハンにとって「計画」などどうでも良くなった。それが「夢から覚めた」という事か。
未だに「計画」を止めようとしている天馬は、やはり常に一歩遅れているのかもしれない。一方、ルンゲ警部は全く別のアプローチを採りつつも、何故か常に先回りしている。ルンゲは未だに天馬が全ての犯人だと思っている所が外している点で、天馬とルンゲのズレが解消された時、物語(ヨハン=怪物という状態)は終わるのだろうか。
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