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【あらすじ】ロズウェルのUFOの破片:オリジナルメタルを盗んだルパン達。その破片を狙う反米テロ組織:ブラッディエンジェルス。ルパンには猛毒使いのソフィー、次元大介にはマジシャンのリンダ、石川五ェ門には妖刀使いのカオル、 峰不二子には東洋武術のレディー・ジョーが戦いを挑む。
オリジナルメタルは次世代兵器を原材料となる超合金だった。ブラッディエンジェルスはこれを対立国に売り、米国支配を食い止めようとしていた。米国から特殊部隊の指揮を任された銭形警部は、新しく相棒となったエミリーと共にルパンを追う。
実はエミリーこそブラッディエンジェルスのリーダーだった。彼女にオリジナルメタルと、その加工に必要なラベンダーの香水を渡すまじと、協力するルパンと銭形。次元・五ェ門も加わり、彼女らの野望を阻止する。
【感想】△
全編に渡って使い古しの展開を繋ぎ合わせた感じで、意外性も無く終わった印象。一応テーマとしては、次世代兵器の開発競争という、力に力で対抗する虚しさを主張したかったのだろう。
まず、ロズウェルのUFOネタが古臭い。それをルパン達に盗ませて横取りするというのも、題名にタクティクスと謳ってる割には随分チープな策略だこと。そのブラッディエンジェルスという美女軍団も、脚本の自信の無さの表れのようでお色気に走った感じもした。対立していたはずの銭形とルパンが共同戦線を張るパターンも何度観てきた事か。
ブラッディエンジェルスが、ルパン達一人一人と対決する展開なので、切り換わるたびに流れが寸断され、テンポも良くなかった。かといって敵がまとまっているとルパン達それぞれの個性が生きなくなってしまうので、この辺のバランスは難しいが。
キャラ優先のルパンシリーズでは毎回このバランスで苦労しているような気がする。これを上手く処理できる脚本が必要なのだ。どんなにCG技術が向上しても。主要5人の使い分けがクリアできるかに成否がかかっている。
今回は主要5人の使い分けを、敵方キャラと一人一人対峙される事でクリアしようとしていた。つまりブラッディエンジェルスのキャラにかかっていたとも言える。各々の職業というか仕事ぶりの使い分けは出来ていたが、深みは無かった。思想背景が語られたのはソフィーだけで、他の4人はイカれたテロリスト扱い。あっけなく死んだソフィーの後の戦闘シーンには何の感情移入も出来ず、ただただ時間が過ぎて終わるのを待っていた。
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