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【あらすじ】ニナは赤いバラの屋敷に毎日通い、記憶を取り戻そうとしていた。最後の部分まで思い出す直前に、ディータによって止められる。
バーデマン弁護士はスーク刑事と共に、赤いバラの屋敷でフランツ・ボナパルタの朗読会に参加した5人から話を聞き出す。しかし要領を得ない回答ばかり。
カウンセラー:ライヒワインの元へ戻ったニナは、ドクター:ギーレンの催眠療法で記憶を呼び戻す。
父は政府の軍人、母は反政府活動家。母と共に逃亡し三匹のカエルの家に潜んでいたが、兄(ヨハン)は連れ去られ赤いバラの屋敷へ。自分は部屋で「なまえのないかいぶつ」の絵本を手に待っている。部屋から逃げ出す。バラの刺が痛い。この記憶は誰のものか分からない。自分の名前は言いたくない。記憶の扉は開いてはいけない。
【感想】○
はっきりとした記憶を持っていなくても、記憶を取り戻そうとしない朗読会の参加者と、自分のかどうかも分からない記憶を取り戻そうとするニナが対比された回。それに、父のスパイ容疑の汚名返上から、真相追究へと動くバーデマンと、旧チェコ秘密警察の一連の事件の濡れ衣を晴らそうとするスークの対比と協調が加えられる。
フランツ・ボナパルタの朗読会に参加すると、何も要らなくなり、これが本当の自由だと思えるようになるらしい。ここから「人間は何にでもなれる」へと繋がり、記憶転移や、モンスターの培養などが可能になるのだろう。
ニナの思い出した記憶から、ニナの記憶が赤いバラの屋敷での殺人に関与していた事が想像できる。47人を殺したのはヨハンなのか。ニナはその記憶を転移されただけなのか。バーデマン父の関わりは?
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