テレビ批評的視聴記 - 2005/07/01

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2005年07月01日(Fri)▲ページの先頭へ
考えるヒトコマ:鬼嫁、さらば大仏くん

【あらすじ】ダウンタウン松本、中川翔子、ケンドーコバヤシ、伊集院光の4人で4コマ漫画を考える。コミックボンボンでの連載打ち切り、との衝撃発表あり。

不味い料理を作り、家族から文句を言われた鬼嫁は、その家族を調理する。

怪獣に殺られてしまった大仏くんと中仏くん。葬式にはその怪獣もやってくる。

【感想】○
あらら、コツも掴めないうちにコミックボンボンでの連載が打ち切られちゃったよ。芸能人が描いたという話題性だけでは持たない…との講談社の容赦ない判断は、逆に出版社の公平性を示したものかもしれない。この番組で描かれた漫画がボンボンのターゲット層にそぐわないアダルトな面もあったが。

打ち切りで中田有紀アナのスパルタも現実味を帯びて来る。松本に大して厳しいツッコミをして来たが、実際の出版社はもっと厳しかったのだ。

今回のゲスト:伊集院光は、途中のコマで横に外れる傾向があったが、適度なオチ具合は評価できる。画もなかなか上手いし。また、「考えるヒトコマ」も視聴していたらしく、大仏くんを知っていた。事前に番組の知識があった事も良い方向に働いたようだ。さすが蘊蓄王。
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プロジェクトX:ギニア地図測量

【あらすじ】独立の代償として宗主国フランスが持ち去ったギニアの国土基本図。高度経済成長を果たし、測量の出番の薄れた日本の測量士がギニアの地図作りに名乗りをあげる。

何もない白紙から一国の地図を作る。測量士の最大の夢を実現するため乗り込んだギニアは、日本人にとって地獄だった。吸血ツェツェバエの襲撃、陽炎でメモリが読めず、GPSは故障、現地ガイドは逃げ出し、少数部族の放った炎が宿舎を取り囲む。

決して事を荒立てず、黙々と働く測量士の姿にギニア人も理解を示す。少数部族は成功を祈る踊りをし、ギニア測量局長サンドーノはリーダー:本島と友情で結ばれ、地図の完成には大統領直々のお礼。

【感想】○
周囲が困難な状況に陥っても、己の夢を実現させるため、ただ自分の仕事だけに集中する。その姿勢が周りの共感を呼び、解決へと導く。

植民地の悲惨な記憶から、外国人全てを敵視するギニアの人々。彼らの敵ではない事を地図作りだけをする測量士が示す。ナイフで脅され火を放たれても基準点を打ち込んでいく。地図の完成は測量士の夢であり、ギニアの国造りの基板になると信じているから。

展開としては完成度が高いが、個々の事件は強調されていた割には弱い気もした。純粋に地図作りでの技術的困難は、陽炎でメモリが読み辛かった事くらいで、あとは未開の地に踏み込めば当然起こり得る事ばかり。当事者にとっては命懸けだった事は確かなのだが。

それにしても測量士は皆、伊能忠敬が好きなのだろうか。一国の地図を作るのが最大のロマンだというからには、やはり伊能忠敬への憧れから来ているのか。
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