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【あらすじ】マリカを捜すアスミは河原で体力が尽きる。その様子をモニターで見ていたマリカはアスミの所へ向かう。圭・府中野・シュウもアスミを捜すが見つからない。
ライオンさんのハーモニカの音色で皆が集まる。アスミに謝るマリカ。それぞれの宇宙への夢が明かされる。
アスミは宇宙へ行き、亡くなった母に伝えたい事があった。
「お母さん、私を生んでくれてありがとう」
【感想】○
展開としては#18での予想通り。ただ、製作者のやりたかった事、伝えたかった事は前回も書いたように出し切れていたと思う。
皆が集まった所で皆が子供キャラになる描写に少々びっくりしたが、要するに子供のような純粋な気持ちで人と接し、純粋な夢を持ち続けよう、とのメッセージなのだろう。また、学生キャラなら青臭いセリフになるが、子供キャラなら視聴者の共感も得られると判断しての演出だと思われる。
【総評】○
初めに断っておくが「ふたつのスピカ」は打ち切りではない。その前にやっていた番組が打ち切りになり、残りスケジュールを埋めるために始まったのが「ふたつのスピカ」なので、全20話となっているそうな。
とはいえ、誰しもが宇宙に行く所までやるものだと思っていただけに、打ち切りだと囁かれるのだろう。実は宇宙学校までで、幼少時代を振り返っていく番組構成なのだと、筆者が気付いたのも後半になってからだったが。
しかし、地上波放送でDVDなどの売れ行きが良ければ、続編も有り得ると思って良い。DVD-BOXは値が張るが、幸いにも「特別話集」という傑作選が出ている。当ブログでも◎評価だった#1や#5を収録し(「なブログ」からデータ破壊を受けたので3月以前の記事はWebに残ってない。申し訳ない)、あまりに出来過ぎてて○評価を点けた#9、#12、#16も入ってる。確かに「ふたつのスピカで良かった話を選べ」と言われればこの辺りか。
個人的には続編を作るよりもここで終わりで良いと思う。なぜなら、アスミ達は宇宙に行けないから。
マリカは「一人きりの地球より宇宙の方が良い」と思っていたが、アスミという親友と出会ってその考えを改めた。つまり宇宙に行く動機がなくなった。
ライオンさんも
「アスミがやってきた事、出会ってきた人すべてが、君という宇宙を形作っている。友達は君にとっての星なんだ」
と述べ、内なる宇宙への到達を見届けて成仏してしまった。
さらに、獅子号墜落の謎やマリカの出生の秘密などをこれ以上やっても、ふたつのスピカには相応しくない展開になりそうだし。
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