テレビ批評的視聴記 - 2005/05/23

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2005年05月23日(Mon)▲ページの先頭へ
明治:建白書

【あらすじ】NHKスペシャル。欧米の脅威に対抗するため、国民の声を取り入れて政権基盤を強化するしかないと考えた明治新政府は、広く国民から建白書を募る。提出された建白書は役人が審査して、政策に必要と思えるものを政府中枢に送る。その間に提出者からより詳しく説明を聞いたり、再調査を命じた。

こうして、市川又三の「尺度の統一」、清水卯三郎の「博覧会開催」などが実現。やがて板垣退助の「議会開設」や宇加地新八の「立憲君主による憲法草案」を契機に、議会制度に関する著名が目立つようになる。

議会は時期尚早と考える政府は建白書の扱いを一変、言論統制も行ったが、国民の声を抑える事が出来ず、明治14年に10年以内の議会開設を公約、明治22年に憲法発布、翌23年に議会を開設。

議会によって国民の意思が届けられるようになったとして、建白書制度は廃止。

【感想】○
憲法改正の声が大きくなっていると言われている現代日本で、明治のように国民の声を反映させられるか、また国創りに関しての意見を明治のように我々国民が持っているのか、が番組の主張。

まず明治新政府がこれほど積極的に国民と共に政策を決定していた事に驚く。そして自らの発案を肉付けするために、私財を投げ打ち調査し破産するまで努力を傾けた国民がいた事にも驚く。宇加地新八のように、欧米よりも先に男女同権の選挙制度を発案した人物までいたとは。

やがて政府方針に反した議会開設の要求の高まりと言論統制で政府と国民が対立し、建白書が政府にとって脅威となっていく流れ。そして国民の求めた議会開設が建白書の終焉を意味したというのも皮肉な結末だ。

国民の声が直接届く建白書で実現した最後の政策である、議会と議員による間接民主主義が国民の声を届き難くし、国民もまた明確な声を持たなくなった事は確かだろう。

今の日本人で政府を身近に感じている人などどれくらいいるのか。政府や政治よりもまず、会社や学校などの所属する組織を身近に考えてしまう。世界中の情報をテレビやネットで得られるようになったのに、住んでいる地域の情報や地方自治体の事は何も知らなかったりする。
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オデッセイファイブ #8

【あらすじ】「ラプチャー」
ニールの友人:デッカートが、チャンドラー博士のPCデータを利用してドラッグ:ラプチャーの製造に成功する。ラプチャーを服用すると脳が活性化しテレパス能力も発揮できる。

しかしこれはネットに生息する生命体:センティエントの仕業。その正体を探るため、ニールもラプチャーを服用。5年後の地球消滅の記憶を友人達と共有してしまう。

チャック(ピーター・ウェラー)は有人宇宙開発の打ち切り案に抵抗。この案が可決されれば他のクルーが宇宙開発に携われなくなる。NASA幹部に脅されても逆に脅しをかけるチャック。

ラプチャーの副作用に苦しみ出すニール。身体拘束でニールの薬を抜く。友人達の能力を全て集めたデッカートは、副作用で体を抑えられなくなり死亡。友人達はラプチャーの記憶も抜けていた。

【感想】○
情報の共有や情報の使い方が今回のテーマ。ラプチャーによる情報の共有をした若者達はその使い方を誤った。自分の能力を超える力をドラッグによって得たデッカートは、膨大な情報も得るが処理方法を分かっていないため、飽和し死に果てる。

NASAの秘密情報を知る幹部とチャックは互いを牽制し合う。情報をカード(切り札)として使うチャックは、自分の能力を情報によって限界まで発揮し、有人宇宙開発中止案を否決させる。

NASA上層部に不穏な動きがある事、ネットの生命体:センティエントの危険性が分かった。しかし途中で見逃した回があるのでイマイチ経緯が把握できていない。
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