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【あらすじ】前島密と郵便創業。外国語力を買われて政府に入った前島は、飛脚に外部委託していた配達システムの改革に乗り出す。委託を止めた資金で政府独自の郵便網を築く案を提出。
仕分け時間を家内との実験で算出し、距離を組み合わせた料金を設定。その後ロンドンに渡った前島は、全国均一料金の英国に衝撃を受け、帰国早々に日本での導入を目指す。
江戸時代からの地主や商人に呼びかけ、郵便局の設立に力を貸すよう呼びかけ、飛脚達を取り込む事に成功。ここに日本全国に及ぶ均一料金の郵便網が確立した。
【感想】○
この時期に「民から官へ」の郵便創業を放送するなんて、某党からの圧力?とも思う一方、郵政民営化案が提出されてからの放送なので、配慮の後も伺える微妙な日程。
採算のとれる主要幹線沿いでしか運営していなかった民間の飛脚を否定し、政府の力で全国均一制度を導入したのだ…と知ると、確かに現在の郵政民営化に首を傾げたくなってしまう内容だった。
飛脚側の猛抗議は現在で言う「民業圧迫」の声。かと思えば、東京−横浜間という近距離で低料金を設定した飛脚は「弱者切り捨て」とも言える。特定郵便局が報酬の殆ど無い「志」の業務だったとの紹介を受けると肩入れしたくなってしまうが、だったら今の利権構造は何なんだ、とも言いたくなる。
時間と距離に応じた料金設定は詳しく説明されたものの、全国均一料金はどのような仕組みで二銭となったのか、その料金は妥当な値段だったのか等の疑問は残った。
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