テレビ批評的視聴記 - 2005/05/11

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2005年05月11日(Wed)▲ページの先頭へ
考えるヒトコマ:伝説のボクサー

【あらすじ】先週に引き続き、YOU、ケンドーコバヤシ、中川翔子、ダウンタウン松本の4人が4コマ漫画を考える。恋人が引き留める中、リングに上がる伝説のボクサー。引き留める理由と彼の状態とは?

【感想】○
先週の反省からか、4コマを繋げる事を第一に考え過ぎて、内容は二の次になってしまった分、出来栄えは先週より悪いように思えた。考えるべきはやはり内容か。

それにしても松本の気配りというか優しさには感心してしまう。先週はケンドーコバヤシのミスを敢えて自分も繰り返して拾ってあげたり、今週は笑いが少ないのを気にして先週のネタを引っ張り出して現場を和ませたり。エンディングでは
「いずれ浜田も画を描いて、芸能界一下手な画を披露させる」
と言った後、
「でも僕の司会も芸能界一下手ですから」
とフォロー。思わず浜田が松本と肩を組んでしまう。他の番組ではどうなのか知らないが、優しい笑いが出来るくらい余裕の出てきた松本は要チェック。
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プロジェクトX:淀工合唱部

【あらすじ】昭和54年、生徒が荒れる淀川工業高校。就職先の町工場も不景気。新米の国語教師が5人の生徒と合唱を思いつく。翌年から11人の新入生で同好会を結成。他の生徒から笑われ、他の教師から反対され、部室も無く、河原で発声練習。

部として認めてもらうため著名活動。府の大会では警察に睨まれながら銀賞。全国大会を目指すが大ホールを借りる資金がない。ホールの反響で自分の声が分からなくなると合唱にならない。音の反響する銭湯で練習を重ねる部員達。

全国大会では、抑圧された人々の歌である「おらしゃ」を熱唱。初出場初優勝を飾る。以後11回の優勝を誇る。

【感想】○
スクールウォーズ」伏見工業高校ラグビー部のような物語の合唱版。確かに面白い話なのだが、プロジェクトXに似合っているかといえば疑問。合唱を始めるきっかけとなったのが中島みゆきの歌で、今でも彼女の歌を毎年唄っているとの繋がりから取り上げられただけと言えなくもない。

合唱を指揮した教師は、新入生を確保するために菓子を与えたり、合宿に参加できない生徒に金を渡して参加させたり、練習後に餃子食べ放題券を渡したり、物と金で釣る作戦ばかり。でも心がこもっていたから成功したとの解釈。

他の生徒や教師から冷ややかに見られ、練習環境も劣悪だった中から反骨心で全国制覇を成し遂げる過程と、合唱曲のバックグラウンドを重ね合わせる山場はなかなか。

(追記)「生徒が荒れていた」というのは誇張で、「警察が出動」というのは「捏造」とのOBらの抗議で削除された。そう指摘されてみれば、合唱する生徒が元々いたのだし、合唱部の受け入れもそんなに険しい道のり(暴力沙汰とか)ではなかったような展開で、荒れた学校という表現には私が観た時点でも多少の違和感を持った事は確かだ。

それをこの記事を書いた時点で指摘できなかったのだから、私の見抜く力もまだまだだなと痛感。同じNHKの英語でしゃべらナイト:千恵子の英語テストくらいの事しか書けない情けなさ。
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