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【あらすじ】父を戦争で、母を流行り病で亡くしたゲルダは、洗濯場の仕事で家計を助ける。一緒に暮らす祖母:マティルデも冬に備えて機織りの仕事をたくさん引き受ける。
しかし無理がたたってマティルデが熱を出し倒れる。隣家のカイの家族も看病する。医者を呼びにカイの父は吹雪の中、馬車で隣町へ。ゲルダは薬草を採りに河原へ。
同じ頃、吹雪の中をオーロラの道で進む雪の女王の馬車。ゲルダ、そしてカイはその姿を目撃する。不思議な事に、雪の上に生えた薬草でマティルデは治る。
雪の女王の留守を務める青トロルと赤トロル。女王の大鏡を割ってしまう。全てはここから始まる。
【感想】○
祖母が倒れて不幸が訪れるのか…と思いきや何も起こらず肩透かし。足踏みしているようで少しイラつくが、初回を見逃した人への配慮というかサービスの回なのだろう。長編モノだから最初はゆっくり話を進めるようだ。
ゲルダとカイは貧しいながらも、互いの家族が支え合って幸せに暮らしていた事。雪の女王との出会いが、その運命を狂わせていく事などを押さえておけば良い。
今回はゲルダ達を助ける形になった雪の女王。今後もその力が幸運ばかりを及ぼすはずがない。
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雪の女王 Vol.1
NHKアニメ劇場「雪の女王」サウンドトラック
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マッチ売りの少女・雪の女王(世界の名作シリーズ本)
雪の女王(旧ソ連アニメ版)
スノークイーン(実写映画版)
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【あらすじ】ガラガは仲間を失わせた責任を取ってゲリラを解散。ロンのゾイドを受け取りに修理屋に行こうとするが、燃料のレッケルが足りない。ハラヤードでレッケルを入手しようとするが、町は既にディガルド軍が駐屯。
ルージはハラヤードの領主:ハーラの許可を得てレッケルを貰おうとする。ディガルドにバレないよう地下水路から運び出す方法をきく。
ガラガとラカンがディガルド軍の囮となり、その間にレッケルを奪う作戦。何とか運び出せたが陽動作戦に乗らなかったザイリンに見つかり、攻撃を受けるルージ。
レッケルを補給したコトナの機体に間一髪で助けられるルージ。
【感想】○
前回、前々回よりは劣るものの、作戦を立てて話が進む展開は維持されていた。レッケルという燃料を巡る攻防戦で、最後にルージが助けられるのも、そのレッケルのおかげというオチも上手く出来ていた。
また、作戦だけの硬い話にさせない「熱さ」も健在で、囮となって敵を引き付ける役のガラガが、最後の最後で敵に向かって行き敵討ちをする涙モノのシーンもある。このガラガの情と熱気に惚れたロンは参謀役として付き従っているのだろう。
戦闘での変形シーンも違和感がない。変形シーンだけ時間軸が異常な(敵の時間が止まって攻撃してこない)従来のシリーズを踏襲していない。今回、崖の上からのガラガの変形は下の敵に落ちていくまでの間を利用し完了していた。スピード感が損なわれていないので戦闘も熱い。
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ゾイドジェネシス ムラサメライガー ホロテック SPECIAL BOX(1〜18話、ムラサメライガー同梱!)
NEED YOUR LOVE(Do As Infinity)(OP曲:夜鷹の夢も収録)
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【あらすじ】「LDU-7」
ニュートンという青年が、別の何かに摩り替わっていたとの理由で両親を殺害。チャック(ピーター・ウェラー)達は有機生命体:シンセティックスではないかと考え、ニュートンのいるロックダウンユニットの刑務所:LDU-7へ取材に行く。
刑務所を案内するノーバートは、設計を担当したと言うが様子がおかしい。LDU-7は無人刑務所の第一歩とされ、遮音機能があり、囚人は在庫と呼ばれ独房に入れられている。そしてカウンセラーによる拷問が繰り返されていた。
ノーバートはこれらに疑問を持ち、チャック達に訴えようとしていたのだ。シンセティックスの正体を暴こうと行動するチャック。その時、独房が開放され在庫が逃げ出す。ノーバートは暴動の犠牲に。チャックも地下室に閉じ込められる。
【感想】○
監視カメラが至る所にあり、白い壁が続き、その壁が動く。閉鎖された異常空間である刑務所自体がシンセティックスで、所員が壁と融合したり分離したりする不気味さが良く出来ていた。
挙動不審なノーバートに注目を集めさせておき、彼だけが人間だったというオチもシンセティックスの正体を視聴者から隠すには効果的だった。
ネットに生息する無機生命体:センティエントと、センティエントによって作られた有機生命体:シンセティックス。これが人類の中に忍び込み、地球崩壊の原因となったのか。ではそれを送り込んだのは誰なのか。NASAはどう関係しているのか。
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【あらすじ】ライオンさんは、「マリカ」と「まりか」との思い出を重ね合わせる。計算上、歳が合わず同一人物ではないと分かっていてもマリカの事が心配。
宇宙学校の生徒達は、一人乗り脱出救命ポットに乗せられ、車で運ばれる。皆バラバラになり、そこから合流地点まで集合させるサバイバル訓練の始まりだった。
アスミはテントを張り、翌朝から行動開始。一人になったマリカは父との確執を思い起こし涙を流す。
【感想】○
ここへ来てマリカの重要度が高まって来ている。アスミの独り立ちを逆行させるとして#13で反対した、ライオンさんを宇宙学校まで来させた設定も、マリカのエピソードを解決させるためだったのだろうか。
訓練で発信機もあるとはいえ、15,6歳の未成年を何処かの山中に置き去りにする学校は、法に反していないのだろうか。
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【あらすじ】西南戦争で政府軍・薩摩軍ともに多数の死傷者が出ている事に心を痛めた元老院議官・佐野常民は、ヨーロッパで触れた「赤十字」思想を日本でも起こそうと働きかけ、「博愛社」を設立。自ら九州へ乗り込み、救護活動を始める。
しかし「敵をも助ける」精神はなかなか理解されず、政府側からの妨害や嫌がらせを受けたり、薩摩兵から襲撃を受けたりした。
西南戦争後、組織拡充し「日本赤十字社」へと改名。明治27年に勃発した日清戦争では日本初の組織的な国際人道支援を行う。ジュネーブ条約に加盟していない清国兵に殺害されたり、凍傷や感染症で命を落とす看護師が続出するが、佐野は派遣を続け10万を超える兵を救護した。
【感想】○
戦場で傷ついた兵に敵も味方もない、との思想で平等に救護していくわけだが、敵も助ける姿勢がなかなか受け入れられなかった苦労も良く描けていた。どちらの軍からも睨まれる非情に危険な立場にあり、実際に亡くなった看護師もいたとは。
銃弾の飛び交う戦場に赴き、戦いを止めさせるわけでもなく、ただひたすら負傷者を運び続ける活動からは、戦闘の虚しさを感じてしまう。
とはいえ、太平洋戦争中は敵兵への救護活動が極めて消極的だった日本赤十字社の歴史上の汚点も押さえておいて欲しかった。
積極的に敵兵を助けた戦争では勝利し、消極的だった戦争で敗北するのは、何の因果が関係しているのだろうか。
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日赤の創始者 佐野常民
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【あらすじ】新浜市にて予告を出しての無差別自爆テロが4件立て続けに発生。5件目を何としても防ぐため、公安九課は捜査を開始。続発する難民によるテロは国民との間に亀裂を生み出した。
素子は合田一人の詳細データを得るために内閣情報庁データベースに電脳ハッキング。デカトンケール(大量のデータを基に仮想人格を形成し、シミュレーションしている)にて合田の仮想人格と対面。
合田は大日本技研で放射能粉塵除去や分子工学ロボットプロジェクトに従事し、日本の奇跡に寄与していた。だが満足の行く地位を得られなかった。とある事故にて現在の容姿となり、心身ともに転機を迎える。
以下は合田の辿り着いた思想。
現代社会の構造的欠陥:本来変質しないはずの情報の変質。個性という名の幻想的オリジナリティが、いとも簡単に並列化を起こす。これを合田は「消費という名のクリエイト行為」と命名。
社会システム:社会にはシステム自身が望む人格が確実に存在する。人はそれを無自覚のままに渇望する。第三者を「消費」する事によってのみ成立する桃源郷(冷戦下の日本など)を再現可能ではないのか。動機なき者たちは今もそれを無自覚に欲している。
合田の役割:生み出された英雄を彼らに与え、プロデュースする。国家という名のシステムを合田が再構築する。
公安九課の今後:総意としての国民の意思(難民排斥)と自身の正義の間で苦悩するだろう。
合田は個別の11人をプロデュースし、個別主義者たちは難民の蜂起と国民の反発を目的としてテロを起こした。その落とし所は日本に難民自治区を作る事。
【感想】○
合田の思想信条と個別の11人との関係、目的と手段などが判明した回。ここまで一気に明かして良いのか?と思うほどの積極的な公開姿勢は、今後の展開に自信を持っている裏返しか?
それに、合田が仮想人格に侵入されても余裕の態度を崩さないどころか、九課の侵入を待っていたかのようなセリフを吐くのも、まだまだ奥の深い設定が用意されているのか?と思わせる展開だった。
合田の思想には良く分からない点もあるが、要するに難民と国民の対立を煽る当初の目的は完全に達成されたわけだ。
個別の11人が起こしたテロは、一つ一つは大した大きさではなく、国民全体に影響するものでも無かったのに、難民を危険な存在だと思わせる風潮の形成(並列化)に成功した。
また、難民に力(英雄)を与え、最下層からの武力蜂起を促そうとしている。これを防ぐ(直接に難民と対峙したり、水面下で合田とやり合う)のが九課の今後の活動となるのかな。
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【あらすじ】天馬は、バーデマンから渡されたメモを頼りに赤いバラの屋敷へ向かう。ライフワインもバーデマンから屋敷の場所(プラハ郊外ブジェブノフ西)を聞き出す。
ニナは、3匹のカエルの宿から、赤いバラの屋敷に連れ去られたヨハンの記憶を思い起こす。その記憶から屋敷に辿り着く。しかし壁の向こうの部屋に入った途端に卒倒。
ヨハンも赤いバラの屋敷を探し当てる。母の肖像画を目にし、この部屋で行った大量殺害を思い起こす。
「全ての記憶が繋がった」
ヨハンは屋敷に火を付ける。
ニナを助けたのは人形師のリプスキン。彼は子供の頃、赤いバラの屋敷でフランツ・ボナパルタの朗読会に参加していた。そこで読み聞かせられたのは、エミル・シェーベやヤコブ・ファロベックの童話だった。
『目の大きな人、口の大きな人』は悪魔と取引をするかどうかの話。『平和の神様』は神が覗いた鏡に悪魔が映り、悪魔が「君は僕、僕は君」と語り掛ける話。
そして朗読の最後、ボナパルタはこう言う
「この話の意味、判るね」
【感想】○
登場人物達の当面の目的地が赤いバラの屋敷となり、ここで何らかの接触があるのか…と思ったら、皆バラバラに到着する。しかもかなり時間差があるようで、各キャラごとのエピソードを同時展開していく物語の難しさが出てしまった感じ。
到着した順は、ルンゲ刑事、ニナ、ヨハン。そしてこれから到着する天馬、ライフワインとなる。しかしヨハンは屋敷を燃やしてしまったので、天馬・ライフワインは屋敷を見る事は出来ないのだろう。しかもヨハン母の肖像画を見たのはルンゲとヨハンだけだ。
新たにリプスキンが加わり、どのような影響を与えるのか。フランツ・バナパルタの本性を見抜き、彼の作品を継承するかのような人形劇を製作しているリプスキン。彼は悪魔を呼び寄せる存在(鏡)なのだろうか。
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【あらすじ】松ちゃん、しょこたん、ケンコバ、J高田の4人で4コマ漫画を考える。コミックボンボン、ビッグコミックスペリオールに加え、コーラスで単発掲載。
占い師が言っちゃう事とは?コック長は部屋に篭って何をする?
【感想】△
早くも企画の危機が…。4コマを続ける事を念頭に置き過ぎた結果、話に広がりがなく、繋げる展開だけになり、その結果として落差のあるオチも出来ない。
中川翔子とケンドーコバヤシはこのままレギュラーなのだろうか。中川翔子は画は上手いけど芸人じゃないのでネタがイマイチだし、ケンドーコバヤシは二線級芸人なのでネタも画も低レベル。ダウンタウン松本は自らの役割をオチ担当と位置付けてしまったのか、3コマ目までは力抜き過ぎ。
というか撮り溜めのし過ぎのせいで、上記3人は思考能力が低下しているのでは。考える力もなくなっているのに「考える〜」だなんて…。
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【あらすじ】米軍に占領された戦後の沖縄。戦争で医師は死に、絶対数が不足するなか、数々の感染症が発生。とても島々をカバーできない。そこで公衆衛生看護婦が導入される。島を救うため志願した女達。
駐在所に派遣され島内を巡回するが、与那国島の結核患者宅では村八分を恐れて家の中へ入れてもらえない。それでも何度も足を運び、診察器具を持たずに日が落ちてから巡回するなどの工夫をする公看。
沖縄返還が迫った頃、公看の廃止が検討される。議員に掛け合い必死の説得が功を奏し存続決定。与那国島からは結核患者が完全にいなくなった。
【感想】△
低い評価など当事者には失礼かもしれないが、あくまでも番組評価なのでご容赦を。今回は山場の作りが悪かった。結核撲滅の達成なのか、公看の存廃が山場なのかハッキリしなかった。
そもそも、島民の健康維持が仕事である公看は終わりなき戦いなのだから、山場を作るのは難しいのかもしれない。また、島々に派遣された公看さん達は、各々の島でそれぞれ違った苦労があっただろうから、それをひとくくりにするのも無理なのだろう。
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プロジェクトX DVD
プロジェクトX(本)
地上の星/ヘッドライト・テールライト(OP・ED曲)
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【あらすじ】「上野ノ森動物園の奇跡」
ゴリラの檻にいつも来る女への告白を考えるサイの飼育係:日村。変なアドバイスをするキリンの飼育係:矢作。
ゴリラの飼育係に女を取られたと思い込む保夫:荒川。ゴリラの飼育係:小木は、無実だと言って逃げまくる。
女はライオンの飼育係:設楽と付き合っていた。矢作が日村・荒川・小木にスタンガンを渡して設楽を襲わせる。
【感想】○
君はゴリラが好きなのか、ゴリラは君を好きなのか、ゴリラは餌が好きなだけ。そう思い込む日村と、女は小木を好きなんだと勘違いした荒川。実際、女は設楽が好きだったという設定。
皆の勘違いや誤解が溶け、設楽が悪者になった所で、皆の餌となる設楽。そんな餌のある刺激的な展開が大好きな矢作、という構図。
今回も「おぎやはぎ」の矢作の演技は上手かった。サイの飼育係:日村の歌を聴いてる時の、女のフリをして喜怒哀楽を表現する顔の演技が完璧に出来ていた。セリフなしでの演技の幅広さは役者顔負けだ。
ただ、本人も認めるように喝舌の悪さは欠点。今回は特に早口のセリフが言い切れてなかった。そこが野暮ったい良い味を出してるとも言えるが。
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30minutes DVD-BOX
鮪 マグロ節(サーティーミニッツED曲)
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【あらすじ】ソ連の原子力潜水艦に新艦長(ハリソン・フォード)就任。前艦長(リーアム・ニーソン)は副艦長となる。ミサイル試射の任を帯びて出港。
新艦長は航行中に無謀とも思える訓練を繰り返す。前艦長に乗組員の信頼が集まるが、ミサイル発射は成功。米国近海への偵察を新たに命ぜられる。
そこへ原子炉に故障発生。冷却水漏れを食い止めるため、応急修理が必要となる。しかし放射能防護服が無く、何の効き目もない化学防護服で炉内に入る乗組員たち。
何とかメルトダウンを防いだものの、米駆逐艦に発見される。さらに再度の冷却水漏れが発生。その時、政治将校が艦長の指揮権剥奪に出る。艦内の指揮権は誰の手に?何人もの死者を覚悟で自力修理を行うか?米国へ救助を求めるか?艦を捨て自沈するか?
【感想】○
実話を基にした派手な戦闘シーンもアクションもない映画だが、原子炉事故の修理を続けるか諦めるか、艦内指揮権を巡っての対立、米国へ救助を求めるかどうか、という3つの要因が緊迫感を高める。
それがほぼ同時に起こる点がこの映画の面白さで、もちろんここが山場となっている。しかし我々日本人の目からすれば、感情の高まるポイントは原子炉に無防備なまま突入するシーンになるだろう。
原子力の恐ろしさを知っている日本人としては、必ず死ぬと分かっている原子炉に入る乗組員の姿に涙し、それが命令の下で行われる軍隊組織への反感の念が湧き起こるはずだから。
そして最初に入った乗組員が被曝した姿で戻って来るシーンに、原爆の記憶が蘇り重なる。実際に体験していなくても胸が痛むのは、幼い頃よりの原爆教育の刷り込みがあるからだ。
【あらすじ】北欧の農村で兄妹のように育った幼なじみのゲルダとカイ。落ち穂採りの日、森の教会の鐘の音を聞く。その音色に心惹かれたゲルダは、教会が何処にあるのか探しに行くと言い出す。
大人の注意をよそに近所の子供達全員で森に入る。途中で帰った皆と別れ、どうしても教会を探すと言い張るゲルダ。カイも仕方なく付いていく。そして二人の前に幻想的な教会が姿を現す。
誰も見た事がない森の教会の存在は、ゲルダとカイだけの秘密となった。
【感想】○
出崎統監督作品という事で、どうしても「いわゆる出崎演出」に注目してしまう。この「雪の女王」においても格調高い画とハーモニー処理は健在だった。実は怖いアンデルセン童話に出崎演出はなかなかマッチしているかも。
今回は何事も起きず平和的な話に終始したが、今後もそうはいかないという事はナレーション:仲村トオルの語り口調から覗える。明るいゲルダとカイの様子とは対照的に、不自然なほど不気味に暗く読むナレーションは、この物語の先行きを暗示させる効果がバッチリだった。
雪の女王 Vol.1
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【あらすじ】ディガルド一個中隊を全滅させ自信過剰になるガラガ。レミィやコトナの転戦の主張を一蹴し、山のアジト死守を宣言。ディガルド部隊を谷に誘い込み殲滅する作戦を立てるロン。
ルージは一緒に戦えないと告げに行くが、ガラガは味方の負傷者を抱えているために動けないと知ってアジトに残る決断をする。
ザイリンはゲリラの作戦を見抜き、逆包囲作戦に出る。包囲部隊がやられたゲリラは総崩れ。ルージやガラガ達は洞窟に追い詰められる。
洞窟の壁を村雨で突き破り脱出するルージ達。取り逃がして悔しがるザイリン。仲間を失った責任を痛感するガラガ。
【感想】◎
熱い、とにかく熱い展開。これだけ正統派の熱さを保ちつつ、ちゃんとした作戦で戦い合う敵味方を描く近年希に見る回が続いている。
負傷した仲間のために遊撃戦が展開できないガラガは、それを隠すために自信過剰な単細胞キャラを演じる。その事を知ったルージは自分の使命を棚上げしてガラガに協力する。
「目の前の困った人を見捨てない」ヒーローの鉄則を守るルージやガラガを通して、ゾイドジェネシスの正統派っぷりがよく伝わって来る。こんな正統派なキャラ達の思いと作戦とを上手く絡み合わせた、奇跡のような展開はいつまで続けられるのだろうか。
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【あらすじ】NHKスペシャル。欧米の脅威に対抗するため、国民の声を取り入れて政権基盤を強化するしかないと考えた明治新政府は、広く国民から建白書を募る。提出された建白書は役人が審査して、政策に必要と思えるものを政府中枢に送る。その間に提出者からより詳しく説明を聞いたり、再調査を命じた。
こうして、市川又三の「尺度の統一」、清水卯三郎の「博覧会開催」などが実現。やがて板垣退助の「議会開設」や宇加地新八の「立憲君主による憲法草案」を契機に、議会制度に関する著名が目立つようになる。
議会は時期尚早と考える政府は建白書の扱いを一変、言論統制も行ったが、国民の声を抑える事が出来ず、明治14年に10年以内の議会開設を公約、明治22年に憲法発布、翌23年に議会を開設。
議会によって国民の意思が届けられるようになったとして、建白書制度は廃止。
【感想】○
憲法改正の声が大きくなっていると言われている現代日本で、明治のように国民の声を反映させられるか、また国創りに関しての意見を明治のように我々国民が持っているのか、が番組の主張。
まず明治新政府がこれほど積極的に国民と共に政策を決定していた事に驚く。そして自らの発案を肉付けするために、私財を投げ打ち調査し破産するまで努力を傾けた国民がいた事にも驚く。宇加地新八のように、欧米よりも先に男女同権の選挙制度を発案した人物までいたとは。
やがて政府方針に反した議会開設の要求の高まりと言論統制で政府と国民が対立し、建白書が政府にとって脅威となっていく流れ。そして国民の求めた議会開設が建白書の終焉を意味したというのも皮肉な結末だ。
国民の声が直接届く建白書で実現した最後の政策である、議会と議員による間接民主主義が国民の声を届き難くし、国民もまた明確な声を持たなくなった事は確かだろう。
今の日本人で政府を身近に感じている人などどれくらいいるのか。政府や政治よりもまず、会社や学校などの所属する組織を身近に考えてしまう。世界中の情報をテレビやネットで得られるようになったのに、住んでいる地域の情報や地方自治体の事は何も知らなかったりする。
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【あらすじ】「ラプチャー」
ニールの友人:デッカートが、チャンドラー博士のPCデータを利用してドラッグ:ラプチャーの製造に成功する。ラプチャーを服用すると脳が活性化しテレパス能力も発揮できる。
しかしこれはネットに生息する生命体:センティエントの仕業。その正体を探るため、ニールもラプチャーを服用。5年後の地球消滅の記憶を友人達と共有してしまう。
チャック(ピーター・ウェラー)は有人宇宙開発の打ち切り案に抵抗。この案が可決されれば他のクルーが宇宙開発に携われなくなる。NASA幹部に脅されても逆に脅しをかけるチャック。
ラプチャーの副作用に苦しみ出すニール。身体拘束でニールの薬を抜く。友人達の能力を全て集めたデッカートは、副作用で体を抑えられなくなり死亡。友人達はラプチャーの記憶も抜けていた。
【感想】○
情報の共有や情報の使い方が今回のテーマ。ラプチャーによる情報の共有をした若者達はその使い方を誤った。自分の能力を超える力をドラッグによって得たデッカートは、膨大な情報も得るが処理方法を分かっていないため、飽和し死に果てる。
NASAの秘密情報を知る幹部とチャックは互いを牽制し合う。情報をカード(切り札)として使うチャックは、自分の能力を情報によって限界まで発揮し、有人宇宙開発中止案を否決させる。
NASA上層部に不穏な動きがある事、ネットの生命体:センティエントの危険性が分かった。しかし途中で見逃した回があるのでイマイチ経緯が把握できていない。
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【あらすじ】ライオンさんとジョギングをする中学時代のアスミ。診療所の屋上でスケッチをする同級生:津島タカシと出会う。
タカシから宇宙の本を借りて仲良くなる二人。タカシは獅子号墜落から咲かなくなった桜の木を書いていると言う。
二人の仲をクラスメートに冷やかされタカシと別れるアスミ。翌日、タカシは心臓の病気で亡くなる。
桜の木に咲くサクラ。タカシのスケッチブックにはジョギングするアスミの姿が描いてあった。
【感想】○
病気、サクラ、スケッチと切ない要素が散りばめられた回。感動のポイントも、病気で亡くなるという観る側の心を弱らせた上で、サクラが咲くシーンとスケッチに描かれたアスミのシーンで増幅される効果があった。あまりにも上手くまとまり過ぎている印象も受けたが。
アスミの母とタカシの死で星になった人を描写し、アスミの宇宙への動機づけを再確認させられた。残り話数を考えると、宇宙まで行けるのかかなり疑問だが。
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ふたつのスピカ DVD-BOX
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【あらすじ】伊勢の素浪人と言われてきた北条早雲は、実は京の高級官僚出身だった。だが平治の乱で荒れる京都や救われない民衆を目の当たりにし、政治に疑問を感じ30代で出家。50代に突如として寺を出て駿河へ下り、56歳で国主に蜂起。
伊豆を手に入れ、相模の小田原城を奇襲で奪う。だが上杉軍に叩き潰され苦汁を嘗める。
国力の充実を図るため、日本初の検地を実施し安定収入を得ると年貢を引き下げた。また、商業新興に力を入れ武器を調達する。民に優しい政治で支持を得て国は栄えた。
16年後、上杉軍と互角の勢力になった北条軍は見事にこれを打ち破り、3年後には幕府からの独立を宣言する。この時、早雲86歳。
【感想】◎
最近の研究で明らかになってきたとはいえ、まだまだ謎の多い北条早雲。解説者も、これが確定的ではないと断りを入れた上で、推察を楽しもうとする姿勢だったのでこちらも楽しめた。50半ばにしての行動の源泉は何だったのだろうか。その思いは北条早雲の行動から測るしかない。
高級官僚から僧、武将への転身の心の動きは繋ぎ合わせの推論だが、ひとつの論として説得力は充分にあった。今までの城主一族を皆殺しにする一方、民衆には優しい政治を行い、民が進んで軍勢に加わり上杉軍に勝つ結末も英雄像として良く出来ている。
60歳、70歳になっても決して焦る事無く、30年掛けて独立を宣言したのには驚愕するしかない。これが戦国大名の始まりで戦国時代の幕開けになったのだから、北条早雲の50代からの決心で時代を動かした役割を思うと、感慨深い内容だった。
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【あらすじ】今後の捜査方針をミーティングする公安九課。まずはテロリストの情報を整理。警視庁指定広域重要104号事件、通称「個別の11人事件」について。中国大使館占拠事件以降に起きたものは以下の9つ。
これらのうち、難民政策に批判的で銃弾が撃ち込まれた南陽新聞社脅迫事件の現場には、川島ショーという元自衛官が現れていた。川島の身柄拘束と思想背景を調べる事で内閣情報庁との関連を探ろうとする九課。
内閣情報庁戦略影響調査会議代表補佐:合田一人の調査も進める九課。判明したのは
合田一人(ゴーダ・カズンド)
身長:177.5cm、体重:68kg、38歳、AB型、サイボーグレベル16%。
2015年の卒業論文では
『電脳は社会性を営む上で個性と協調性のどちらを尊重するか――プロデューサーとしての立ち位置からの英雄論』を書いている。その内容は
「現代の社会構造では、電脳が個の消失と共に無意識下での協調性を望む傾向にある事を示唆している。それを応用して、大衆の無意識を意識的にコントロールするリーダーをシステムの一部として創造する」というもの。
その後、合田は大日本技研=ポセイドインダストリアルに就職。内閣情報調査室、内閣安全保障会議、外務省国際情報局が統合した組織:内閣情報庁へとヘッドハンティングされた。その時の精神分析テストでは
「内向的だが自意識と自己顕示欲が強く、他者を利用して自己を表現しようとする傾向あり」との結果。
川島の張り込みを車内で続けるトグサは、テレビ討論番組「難民問題とテロリズム」で土橋文也が、個別の11人に関して仇∞士のマークなどの極秘情報を知っている事に驚く。その番組は合田一人もチェック済み。さらに合田は、茅葺総理暗殺未遂事件の実行犯がPKFで半島に行った九世英雄(クゼ・ヒデオ)だとの情報も得る。
荒巻は軍情報部長:久保田から、国際的テロリスト:ウォン・チューレンが川島の顔を盗んで中華街に潜伏しているとの情報を聞く。そして張り込み先に現れる川島。しかしそれをウォン・チューレンを追っていた公安一課が射殺してしまう。
一課が得ていた情報は内閣情報庁が流した偽情報で、殺したのは川島だった。九課はまたしても手掛かりを失う。
【感想】○
何かを隠す事で主導権を握っている内閣情報庁に対し、情報収集と共に事件関係者を確保する事で反撃に出ようとした公安九課。しかしその動きすら把握されている現状では、逆に利用されかねない危険性もある。それが川島の死亡という形になって表れた。
九課が掴んだ川島の情報を操作して一課に消させ、首相暗殺未遂の実行犯の情報についても九課より一歩先を行っている。まだまだ合田の内閣情報庁が優位な立場にある事を示している。
だが、九課が知り得た合田の情報はかなり重要なカギとなるだろう。卒論は現在の合田の行動に合致するものだし、大日本技研は#5の新宿大深度地下で、原発プルトニウム回収をしていた企業だ。精神分析テスト結果「他者を利用する」の部分も今の仕事ぶりに反映されている。
合田は討論番組を見ながら
「こういう感染の仕方もあるのか」や「感染者」
などと呟いていた。以前にも「因子」との言葉を使っている事から、土橋文也も個別の11人の内の一人だと考えられる。つまり今までのテロリストが武力によって世間を騒がせたのに対し、土橋文也は言論によって警察の地位を貶めようとする人物だ。影響の結果は武力と同じ所にある。
「感染」するための「媒介」が何なのかがポイントになるが、これについても内閣情報庁の情報操作によって発生したものとも思え、合田はそれをコントロールしようとしているのでは。
また今回は、豆やキノコで本物の肉や魚そっくりに再現する台湾素食の説明を挿入し、川島とウォンの違い、本物の情報と偽情報の見分け方などを考えさせる意図も見受けられた。
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戦争と革命への省察―初期評論集(初期革命評論集の参考文献)
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【あらすじ】エバが宿泊するホテルの402号室を訪ねるドクター天馬。既にエバはロベルトによって連れ去られていた。
バーデマン弁護士を訪ねるルンゲ刑事。「なまえのないかいぶつ」の絵本作家:エミル・シェーベがクラウス・ポッペと名乗っていた時期、バーデマン父の経営するラジオ局の番組「世界の童話」で、ポッペの「僕はどこに」が放送されている。
しかもバーデマン父は、赤いバラの屋敷でポッペと打ち合わせをしている。これはポッペがチェコ秘密警察幹部:フランツ・ボナパルタとして会っていた事を示す。バーデマン父はやはりスパイだったのだ。
実は父がスパイだと知っていたバーデマン。それを他人に知られた事に衝撃を受けながらも、妻を迎えに車に乗り込むが、そこには銃で脅す天馬が。バーデマンの独白により、期せずしてヨハンとチェコ秘密警察の繋がりを知る天馬。
父がスパイであった証拠となる暗号メモを天馬に渡すバーデマン。父を信じる事が出来なくなったバーデマンは天馬を信じる事にする。
【感想】○
今まであちこちに張っていた伏線が、だんだんと繋がっていく展開。MONSTERでは、このような展開が繰り返されてきたが、それら全てが見事にヨハンに集約していく。繰り返しは積み重ねとなって、ヨハンの存在を大きく不気味なものにしていくのだ。
父がスパイではないと信じる事が、弁護士になったバーデマンのアイデンティティだったわけだが、実はスパイだったと知った時、彼のアイデンティティの半分は崩れる。そしてそれが他者(ルンゲ)にも知られた時、完全に崩れ去った。よって半ば諦観の境地で、天馬に対しては自ら父がスパイだったと話すまでに至る。
天馬が都合よくヨハンとチェコ秘密警察の繋がりを知ったように思える展開においても、天馬に話したバーデマンの心理状態の動きを丹念に描写していたために、御都合主義を感じさせない効果を生み出している。
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「名前の無い怪物」の絵本(プレミア付いてる)
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【あらすじ】東京オリンピックまで1年半。観光客の外国人が泊る客室が絶対的に不足する事が判明。急遽決まった客室1000のホテル建設。通常3年掛かる工期を1年5ヶ月で仕上げるプロジェクトが始動。
設計と採掘を同時平行し、耐震設計の軽量の壁、バス・トイレ・洗面所を一つにした世界初のユニットバス。建設は24時間体制の突貫工事。
さらに回転する展望台食堂が追加発注。直径45mを回したのは、戦艦大和の主砲塔に使われた技術だった。
東洋一の客室と富士山の見える回転展望台を備えたホテルはこうして作られた。
【感想】○
突貫工事でありながら、最新技術を導入する事で工期短縮を図る難易度の高さ。不夜城となり照明が5キロ先からも見え、恐らく工事の音もしただろうから、近隣住民は非情に迷惑したのではないだろうか。そういった負の部分を覆い隠すのが高度成長なのだ、と言われればそれまでだが。
工期短縮だけでも大変なのに「回転展望台で富士山を見ながら食事を楽しむ」との発想はスゴイ。今でもホテルの目玉となっているのだから先見の明とはこの事か。その技術に戦艦大和でも使われた原理を導入というのも上手い話だ。
こうして東洋一のホテルとなったわけだが、そういえば戦艦大和も「大和ホテル」と呼ばれるほど居心地の良いものだったらしく、嵐になっても船体は全く揺れなかったそうな。
極めつけは、南方で米潜水艦から魚雷を一発食らった際、乗員の殆どはその事に気付かなかったという。まさに「不沈戦艦」と当時の人が信じても可笑しくない堅牢さ。
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地上の星/ヘッドライト・テールライト(OP・ED曲)
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【あらすじ】リオ(松本莉緒)に呼び出されカラオケボックス105号室に集められた見ず知らずの男達(小木、矢作、荒川、日村)。童貞の日村を除いてみんなリオのボーイフレンド。
実は妊娠したリオ。兄(設楽)もやってきて、誰が犯人か実況見分。マッサージから攻める矢作、SMな小木、アニマルな荒川、風俗な日村。
結局リオは、初対面の日村と「できちゃった」婚。荒川そっくりな子供が生まれる。
【感想】○
このハチャメチャな展開は、ハチャメチャな性行動をとる現代の若者に対する当てつけか。
それでいて各人物のキャライメージに沿った性癖での展開。これは脚本と芸人達がアイデアを出し合ったのだろうか。特に小木と日村は似合ってた。それ以上にヤクザのアニキの設楽がハマり役で、この回以降、設楽は危険な人というイメージが定着してしまった。
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鮪(漁港)(サーティーミニッツED曲)
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【あらすじ】NHKスペシャル。明治新政府は当初から財政難に陥っていた。税制の見直しに着手した新政府の方針は
・ 早急な改革
・ 西洋の長所を取り入れる
・ 民衆の支持を得る
を基本とし、年貢制度を改め、地券=所有権のシステムを導入した。民衆には土地の所有権を認める代りに測量を自己申告させた事で、税の得られる土地は50%増となった。
「国民から徴収した税は国民に還元される」
この、税の意義を記した『人民告諭書』も作成された。
だが、大蔵関係者が西洋へ視察へ行っている間に、予算の奪い合いが発生。それに破れた大蔵省の地位は低下し、税の意義を国民に理解させる事も出来ず、官僚間の調整役に成り果てた。
そして当時頻発していた一揆を恐れた政府は、『人民告諭書』は一揆を増幅しかねないとして封印。国民に開かれた税制の道は潰え、税について国民の理解と同意が得られぬまま今日に至る。
【感想】○
運搬費用や管理費用の掛かる年貢制度から、所得税、地租(土地税)への大改革を実施した明治新政府。松方正義を中心とする実務派の官僚達が当初、国民への理解と支持を得ようと努力していた事が分かった。
しかしその理念が根付く事なく様々な社会情勢、権力闘争によって形だけのものとなったのだ。国民への説明責任を果たせなかった政府が採った行動は、「お上が正しい」とする意識を国民に徹底させる事ではなかったのだろうか。
国民が進んで税を払うような公平で公開された制度の夢が破れ、民から官の方を向いた制度の改変と実行。これが今日まで続く。
国民にとっては税はどう使われているか分からず、官僚にとっては税が誰のものか分からない。両者ともに税と自分との結びつきが稀薄なものとなり、税の役割も分からず、実感も無いままにシステムだけが存続していく…。
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【あらすじ】新興武装国家:ディガルドのザイリンによるゲリラ狩り。ゲリラのリーダー:ガラガは仲間を助けるため山のアジトに向かう。一緒に戦う決意をするルージ。
ゲリラ本部ではロンが指揮するも、斥候がザイリンの人質となる。ザイリンはガラガのデッドリーコングを誘き出す作戦。
これに対しコトナの機体に乗って偵察するルージ。作戦を組み立てザイリン部隊を各個撃破し、ディガルドに勝利する。
【感想】○
その内容の薄さからずっと記事落ちしていた「ゾイドジェネシス」。しかし今回はディガルドとゲリラという対立軸が明確になり、しかも主人公側が緻密な作戦によって勝利するという希な展開に感動した。
正義の御旗の下に、感情の爆発による力押しで悪を倒す無謀な前シリーズとはこのまま一線を画して欲しい。
それでいて
「おまえは来るな」というガラガに
「僕の村もディガルドに破壊されたんだ!」
とのルージの熱いセリフもあった。
敵方ザイリンの採った誘き出し作戦は、山に篭るゲリラに対して極めて有効なもの。一方のガラガ側も、空中偵察で敵戦力を分析し夜陰に紛れての浸透戦術と各個撃破でザイリンを追い詰める、子供向け作品にしてはレベルの高い緻密なものだった。
本来、これくらいは出来て当たり前なのだから、今後もこのレベルを是非とも維持して欲しい。
ゾイドジェネシス ムラサメライガー ホロテック SPECIAL BOX(1〜18話、ムラサメライガー同梱!)
NEED YOUR LOVE(Do As Infinity)(OP曲:夜鷹の夢も収録)
Real Love(PARADISE GO!!GO!!)ED曲
ゾイドジェネシス(ホビー)
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【あらすじ】「選ぶ道」
オデッセイのクルー5人それぞれの前に現れる不思議な人物。その人物は忘れられない過去を思い起こさせる。
チャック(ピーター・ウェラー)は車の事故で父を失った過去。ニールは9歳の時に友達を溺死で失った過去。サラは息子を小児ガンで失った過去。カートとアンジェラは互いの恋人関係を失った過去。
5年前に戻ったため、それらの過去を変えようとしたり葛藤する心が、地球を救う使命の障害となる。謎の人物はそれを除去するために送り込まれたのだった。
【感想】○
要するに、過去の運命は変えられないが未来は変えられる。だから自分の身近に起きた過去を変えようとしないで地球を救うためにこれから行動しろ、という事なのだろう。なかなか地球崩壊の原因追究に動かない主人公達への喝が込められているのか。
しかし、5年前に戻って違う行動をしているのだから、戻る前の現在から見れば過去を変えている事になる。実際ニールなんかは、戻ってすぐに不良生活からおさらばしてるし。
5年前に戻った時点で過去が現在になったと考えれば問題ないので、上記はひねくれた解釈とも言えるが。
この番組で展開されている日常的ないざこざを見てると、本当にこの5人が5年後には宇宙飛行士になってスペースシャトルで飛んでいったとは思えない。もうちょっとNASAや宇宙関連のシーンを出さないと、一般人のタイムスリップものにしか見えないのだけど。チャックが「NASA」のロゴジャンパー着てるだけだなんてw
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【あらすじ】アスミ、圭、府中野、シュウの4人は日に日に仲良しになっていくが、マリカだけは「一緒に宇宙に行く」と約束したのに溶け込めない。
箱入り娘で友達もいないまま育ったマリカ。母親はおらず、父は厳しい。そんな家庭環境から逃げるように宇宙学校へ入学。友達も家族もいらず、独りで生きていく決意を秘めて。だからアスミ達が家族の話をするのが許せない。
しかし、アスミの母が由比ヶ浜の獅子号墜落で亡くなっていた事を知る。つらい境遇で育ったのは自分だけでないと気付くマリカ。それでも明るく振る舞うアスミと突っぱねる自分の違いは何?
【感想】○
うまくまとめられず主観的なあらすじになったが、宇宙に行く目標は同じでも動機や目的は各々違うのだと感じさせられた。「夢」の割合の強いアスミと「逃避」が原点で悲壮な決意を持ったマリカとでは違って当然だ。
ただマリカに「逃避」の先が宇宙であると示したのがライオンさんである点は、アスミと通じる所がある。よって両者は心のどこかで惹かれ合い、マリカが拒んでもアスミは諦めないし、マリカもアスミが気になるという関係。
そこへ、アスミの家庭環境が自分と同じように恵まれたものではないと知ったマリカ。両者の共通点はさらに増え、距離は縮まる。ここからマリカはアスミの人間性を、アスミはマリカの冷静な努力を学ぶ友情関係を結べるのだろうか。
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ふたつのスピカ DVD-BOX
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【あらすじ】前島密と郵便創業。外国語力を買われて政府に入った前島は、飛脚に外部委託していた配達システムの改革に乗り出す。委託を止めた資金で政府独自の郵便網を築く案を提出。
仕分け時間を家内との実験で算出し、距離を組み合わせた料金を設定。その後ロンドンに渡った前島は、全国均一料金の英国に衝撃を受け、帰国早々に日本での導入を目指す。
江戸時代からの地主や商人に呼びかけ、郵便局の設立に力を貸すよう呼びかけ、飛脚達を取り込む事に成功。ここに日本全国に及ぶ均一料金の郵便網が確立した。
【感想】○
この時期に「民から官へ」の郵便創業を放送するなんて、某党からの圧力?とも思う一方、郵政民営化案が提出されてからの放送なので、配慮の後も伺える微妙な日程。
採算のとれる主要幹線沿いでしか運営していなかった民間の飛脚を否定し、政府の力で全国均一制度を導入したのだ…と知ると、確かに現在の郵政民営化に首を傾げたくなってしまう内容だった。
飛脚側の猛抗議は現在で言う「民業圧迫」の声。かと思えば、東京−横浜間という近距離で低料金を設定した飛脚は「弱者切り捨て」とも言える。特定郵便局が報酬の殆ど無い「志」の業務だったとの紹介を受けると肩入れしたくなってしまうが、だったら今の利権構造は何なんだ、とも言いたくなる。
時間と距離に応じた料金設定は詳しく説明されたものの、全国均一料金はどのような仕組みで二銭となったのか、その料金は妥当な値段だったのか等の疑問は残った。
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【あらすじ】新宿都庁の大深度地下の原発から回収された核燃料棒:プルトニウム。「それは難民のものだ」と主張する「個別の11人」からの脅迫状。東京湾で武器取引が発覚した事から、海路輸送から陸路輸送に切り替え、その護衛を依頼される公安九課。
部隊指揮のためやってくる内閣情報庁戦略影響調査会議代表補佐:合田一人(ゴーダ・カズンド)。陸路の途中で転倒車と難民に遭遇。
合田の誤認で発砲する陸自。丸腰の難民を殺害し現場を去る部隊。無事に到着したが、本物のプルトニウムは海上輸送されていた。囮として使われた公安九課。
【感想】○
合田一人と公安九課の対立が深まる回。というか明らかに合田は挑発行動に出ている。九課に対してだけでなく、今回の彼の言動全てが挑発的だった。それを貫徹させた描写は秀逸かも。
輸送車に無邪気に走り寄る女の子。和む陸自隊員に
「長崎ではあんな女の子が発砲した」
と言って緊張状態に置く。それが後の
「おい、あいつ銃を持ってるぞ」
で陸自が発砲する遠因となる。
トグサに対しては
「君は初めて見る顔だが、最近どこかで…」
ととぼけて前回トグサを監視していた事を匂わせ、トグサの感情に火を付ける事に成功。
バドーには
「女隊長に惚れてるから九課にいるのか」
と向けるが不発。最後に囮に使った事を敢えて明かしながら
「良い仕事をしてくれた」
と皮肉を言ってバドーを怒らせる。
素子と荒巻は合田がワザと挑発している事を見抜いている。しかし何の目的があってそのような行動を取るのかが分からないため、極力関与せずその場では相手にしない姿勢だ。
難民、軍隊、九課、政府を革命集団「個別の11人」を利用する事によって緊張状態に置く合田。彼を動かしているものとその目的は何なのか。先手を打たれた状況ある九課の逆転が今後の見所か。
茅葺首相が九課に任務を依頼した際、荒巻と目を合わせようとしなかった態度から、その直前に内務大臣などと九課を囮として使う事を決定したのだろう。その負い目から荒巻を直視できなかったのだ。荒巻も薄々それを感じとった事から、九課と首相の信頼関係はまだ続いていると見るべき。ここは結構ポイントかも。
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【あらすじ】当たり屋のグスタフと恋人:ヘレーネ。天馬とミルヒの移送車に激突するグスタフ。その隙に脱走する天馬とミルヒ。グスタフをアイスラー記念病院に送り届けさせ天馬はエバ救出に向かう。
バウル弁護士と待ち合わせたエバは、バウルの正体が殺し屋:ロベルトだと気付く。ホテルの部屋に戻るがそこにもロベルトのいた形跡が。ドアをノックする何者かの音。エバを恐怖が襲う。
【感想】○
#51で「移送中に脱走でもするのか」と書いたが、この回で脱走した天馬。ヨハン殺害のためではなくエバを助けるため、というのがいかにも天馬らしい。
ロベルトはエバを殺そうとすれば簡単に殺せるチャンスがあったのに、存在を見せ付けるだけで終わったのには何か意味があるのだろうか。やはりロベルトの狙いは天馬への復讐で、エバに近づけば天馬が現れると踏んでいたのか。
撃たれて火の中に落ちても復活したり、出て来る度に職業や名前が変わっていたり、ロベルトもある意味「怪物」だ。
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【あらすじ】先週に引き続き、YOU、ケンドーコバヤシ、中川翔子、ダウンタウン松本の4人が4コマ漫画を考える。恋人が引き留める中、リングに上がる伝説のボクサー。引き留める理由と彼の状態とは?
【感想】○
先週の反省からか、4コマを繋げる事を第一に考え過ぎて、内容は二の次になってしまった分、出来栄えは先週より悪いように思えた。考えるべきはやはり内容か。
それにしても松本の気配りというか優しさには感心してしまう。先週はケンドーコバヤシのミスを敢えて自分も繰り返して拾ってあげたり、今週は笑いが少ないのを気にして先週のネタを引っ張り出して現場を和ませたり。エンディングでは
「いずれ浜田も画を描いて、芸能界一下手な画を披露させる」
と言った後、
「でも僕の司会も芸能界一下手ですから」
とフォロー。思わず浜田が松本と肩を組んでしまう。他の番組ではどうなのか知らないが、優しい笑いが出来るくらい余裕の出てきた松本は要チェック。
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快描教室―きもちよ〜く絵を描こう! マンガの悩みを一刀両断!!
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【あらすじ】昭和54年、生徒が荒れる淀川工業高校。就職先の町工場も不景気。新米の国語教師が5人の生徒と合唱を思いつく。翌年から11人の新入生で同好会を結成。他の生徒から笑われ、他の教師から反対され、部室も無く、河原で発声練習。
部として認めてもらうため著名活動。府の大会では警察に睨まれながら銀賞。全国大会を目指すが大ホールを借りる資金がない。ホールの反響で自分の声が分からなくなると合唱にならない。音の反響する銭湯で練習を重ねる部員達。
全国大会では、抑圧された人々の歌である「おらしゃ」を熱唱。初出場初優勝を飾る。以後11回の優勝を誇る。
【感想】○
「スクールウォーズ」伏見工業高校ラグビー部のような物語の合唱版。確かに面白い話なのだが、プロジェクトXに似合っているかといえば疑問。合唱を始めるきっかけとなったのが中島みゆきの歌で、今でも彼女の歌を毎年唄っているとの繋がりから取り上げられただけと言えなくもない。
合唱を指揮した教師は、新入生を確保するために菓子を与えたり、合宿に参加できない生徒に金を渡して参加させたり、練習後に餃子食べ放題券を渡したり、物と金で釣る作戦ばかり。でも心がこもっていたから成功したとの解釈。
他の生徒や教師から冷ややかに見られ、練習環境も劣悪だった中から反骨心で全国制覇を成し遂げる過程と、合唱曲のバックグラウンドを重ね合わせる山場はなかなか。
(追記)「生徒が荒れていた」というのは誇張で、「警察が出動」というのは「捏造」とのOBらの抗議で削除された。そう指摘されてみれば、合唱する生徒が元々いたのだし、合唱部の受け入れもそんなに険しい道のり(暴力沙汰とか)ではなかったような展開で、荒れた学校という表現には私が観た時点でも多少の違和感を持った事は確かだ。
それをこの記事を書いた時点で指摘できなかったのだから、私の見抜く力もまだまだだなと痛感。同じNHKの英語でしゃべらナイト:千恵子の英語テストくらいの事しか書けない情けなさ。
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