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【あらすじ】NHKスペシャル。外国人の目から見た明治日本。潜在的な技術力の高さ、仕事ぶりや生活・風習、人柄や性格などを記録した外国人達。
イギリス人:ヘンリー・ダイアーは土木技術を教えたが、日本人が模倣だけでなく独創的な技術を生み出す事を常に望んでいた。
欧米技術を模倣する事で近代化を成し得た日本。そこにあった独自性は失われ、欧米の歴史をも模倣する帝国主義を歩み始める。
【感想】○
模倣だけの日本人と思われていたけど、明治初期はまだ独創的なものも加えていた。だけど模倣する事に囚われ、やがて自分の道を見失ってしまった。だから日本古来の文化や伝統に基づく独自性を発揮していこう、と言いたかったのか。
今回キーワードとなった「模倣」と「独創」は副題にもあるように、外国人の視点から解釈したもの。外国の製品・技術を取り入れるのが「模倣」で、日本の道具や技術が「独創」だと。日本を記録した外国人はこの視点で「模倣はいけない、独創は宜しい」と書いていたのだ。
しかし当時の日本の視点からすれば、昔からあった道具や技術で作り続ける事が「模倣」で、日本では誰も作っていない外国の製品・技術を取り入れる事こそ「独創」だったのではないだろうか。
外国と同じ物にしても日本ではより安価に生産するし、外国の製品・技術に改良を加えていった日本としては、模倣した意識などなかったのかもしれない。
大日本―技術立国日本の恩人が描いた明治日本の実像
(今回出てきたヘンリー・ダイアーの著作) by Amazon