テレビ批評的視聴記 - 2005/04/15

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2005年04月15日(Fri)▲ページの先頭へ
ふたつのスピカ #11

【あらすじ】佐野先生に呼び出され「獅子号を墜落させた鴨川友朗の娘だから宇宙には行かせない」と言われるアスミ。ショックで授業も実習も手に付かない。

ついに自宅へ帰るアスミ。ライオンさんに父の事を打ち明ける。父だけのせいではないと慰められるがアスミの翼は傷ついたまま。

【感想】○
先生に正当に評価されないと「ここで何をやっても無駄で虚しいだけ」と思ってしまう。それに対して「学校だけが評価の場ではない」とかいう慰めもあるが、学生にとっては今、直接的に関係のある先生からの評価はやっぱり一番重要だから、転校はいまいち根本的な解決にならない。

さらにアスミの場合は普通の学校ではないので、そこで評価されるしか道が無い。落ち込み具合も半端じゃないと思う。

そんなアスミを立ち直らせようと、圭はあえて怒鳴り散らし、マリカは強制的に物事をこなせようとし、ライオンさんはやさしく語りかける。それぞれの性格を反映させた対処法だった。
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その時歴史が動いた:武田勝頼

【あらすじ】武田勝頼の名将説。信玄から暫定的な跡取りとされ、信玄ゆかりの家臣から疎まれる弱い立場にありながら、新参家臣との信頼関係を構築し領土拡張。信玄ですら落とせなかった城まで攻略し、織田信長から恐れられていた。

長篠の戦いで大敗するも必死の立て直しで軍備近代化と財政再建を成し遂げる。北条と同盟し上杉景虎の支援に乗り出すが、家康の侵攻で兵を引き景虎は敗北。北条との同盟も破綻。

高天神城に援軍を出そうとするが城主が降伏を決意したため断念。しかし降伏を認めなかった信長・家康によって全滅。「見捨てた」との噂を流され身内の信頼を失う。内通者が相次ぎ最後は自刃。

【感想】○
新説部分は高天神城攻防戦の真相でした。家臣を見捨てたマヌケ、との評だった武田勝頼だが「歴史は勝者によって作られる」もの。敗者に目を向けると、これ実は信長の策略だったのでは?という解釈。

元々は家康の城だった高天神城が勝頼に寝返って降伏したのだから、再び家康の物になろうとしてる時にまた降伏を認めるのはおかしいわけで、裏切者は生かしておけない、という判断だっただけでは。

まぁでも、勝頼時代が武田家最大の領土を誇っていたのは事実だし、新旧家臣との関係や長篠大敗後の立て直しなどを見ると確かに勝頼は名将だったかも。

確か「堂々日本史」だったかで長篠の戦いを放映した時、家臣団が「ここぞ我等の死に場所」と言って鉄砲にやられるのを承知で突撃していった、というような事をやっていた。

つまり信玄家臣達は、勝頼との信頼関係にある家臣達の時代が来る事、自分達が邪魔である事も分かっていた、だから新しい武田家のために長篠で死んでいったのだと。大敗しても武田家が崩壊しなかったのは、長篠の戦いで新旧交代ができたからと言えそうだ。勝頼がやろうとしていた改革は、信玄家臣達にそこまで思わせるほど理に適った立派なものだったのだろう。
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