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【あらすじ】忠長が甲斐に蟄居となる前に領主だった駿府に入る十兵衛(村上弘明)。時を同じくして忠長の側近:中村半左衛門(山口智充)も駿府入り。戸田勘解由(松重豊)は半左衛門を大将として決起を呼びかける。
半左衛門を斬るよう命じられる十兵衛。半左衛門の弟もまたお家存続のため、兄を斬る覚悟でいた。しかし半左衛門の真意は謀反ではなく、忠長を弔う事だった。
罪なき半左衛門を斬る事に躊躇する十兵衛。だが弟と斬り結ぶ事態も避けたい。その意を汲んだ半左衛門は、敢えて十兵衛との勝負に打って出る。
【感想】○
ありゃ、勝負のシーンは前回みたいに分割画面使わないのか。前回は木の葉が舞うのが印象的だったが、今回は波打ち際なのだから波しぶきを使うとかの凝った演出もなかった。それで相手は芸人の山口智充だし(それでも頑張ってはいたが)、迫力に欠けた。
今回は斬り合いよりも心情の方に重点の置かれた回で、十兵衛・半左衛門・その弟のそれぞれの立場でどのような結末を迎えるのかが見せ場だったような。自分が斬られ、弟にトドメを刺されるのが唯一の円満な解決だという半左衛門の物悲しさは十分出ていた。三者の決意が描かれてから勝負までの溜めがちょっと長かった気はする。
あと、十兵衛に斬られて「早くトドメを」と弟に呼びかけるシーンだが、あんなに美声を張り上げなくても(笑)。胴を斬られたんだし、絞り出すような声の方が良かったのでは。
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