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【あらすじ】圧倒的強さのアルティメットサウルスに、主人公を始め皆が挑みブルーシティを奪還。アルファはベルセルクサウルスに変形させる。リュック救出に成功したブレードが離脱し、RDに全てを託す。RDの操るゼロファルコンこそ人とゾイドが一心同体となった伝説のゾイドだった。
【感想】×
何かこう、正義と悪の古典的で典型的な終わり方じゃないといけない規制でもあるのだろうか。少年向けの作品は結局こんな最後しかないのだろうか。悪者を仲間と一緒に倒してハッピーエンド。大いなる脅威を前にライバルとも協力し合い、サブキャラ達はみんな良い人で主人公に協力する事に撤し、女性は完全な補佐役しか務めない。
【総評】△
個々の話の着眼点は決して悪くなかった(#18など)けど、それを全体の流れに全然生かせず型通りに終わった本作。主要メンバーのキャラに裏表が無く、かといってゲストキャラにひねりを効かせる事も少なく(#19は例外)、正義と悪の立ち位置すら間違えた設定のまずさ(#25)。
本作の記事を書いてきた理由はどこにあったかと言えば、過去のゾイドシリーズがそこそこ良かった事と、同時刻に裏で放送してる人気絶大アニメ「プリキュア」への対抗意識。
女の子向けの「プリキュア」が本来のターゲット層ばかりでなく、大きなお兄ちゃんがこぞって観るようになった状況へのささやかな抵抗として、ゾイドフューザーズの記事を書いてきたけど、こっちの方がある種危険(#14、#24)な作品だったというオチ。
「プリキュアなんか女の子向け」と言っていた男の子がゾイドなような作品を観て育ち、大きなお兄ちゃんになるとプリキュアのような作品に萌えるサイクル…。
「ゾイドなんて男の子向け」と言っていた女の子がプリキュアのような作品を観て育ち、大きなお姉ちゃんになるとガンダムSEED DESTINYのような作品にハマるサイクル…。いったい病根は何処にあるのだろうか(あくまでも、プリキュアやガンダムSEED DESTINY自体を否定しているのではなく、観る側の姿勢というか目的が不気味だと)。
次週からはゾイドの新シリーズだそうで、サイクルを断ち切るための不毛な努力はまだまだ辞められそうにない。
【あらすじ】家光の弟で自害に追い込まれた忠長の家臣たちによる、幕府転覆計画。それを阻止すべく武者修業から呼び戻された柳生十兵衛(村上弘明)。転覆計画の首魁である元・剣術指南役の戸田勘解由(松重豊)を討つ隠密旅に出る十兵衛。早速、戸田勘解由との勝負となり斬り捨てるが影武者だった。
【感想】△
七番勝負で全六回とはこれ如何に(笑)。枯れ葉が舞う無人の宿場町での戸田勘解由との勝負。引きの画から斬り合いの直前での目のアップを含めた分割画面の多用。というように劇画っぽい作風を目指しているのか。
分割画面は賛否両論ありそう。木の葉が舞ってる時は「おおー決闘だ」という雰囲気が良く出てたが分割画面はどうしても某作品を連想させてしまうので…。分割画面を某作品で使ったために、専売特許みたいになって他の作品ではタブーとなった不幸は差し引いて評価しないといけないが。
あと柳生十兵衛の村上弘明は、割と柔らかいイメージなので劇画風には合わないような。体格は申し分ないが鋭さに欠けてやっぱり丸い感じ。